• ベストアンサー

knowledge の発音

know はオウなのに、どうして、knowledge はオウではないのでしょうか? ow の読み方がこのように変わるのはどうしてなのでしょう?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.3

まず、knowledge の ow の発音は短い「オ」です。この短い「オ」はアメリカ発音では口の開きが大きくなり「ア」に近い「オ」になります。あくまで「ア」と「オ」の中間的な音なので、普通の「ア」(日本語の「ア」に近いのはむしろ cut や buck の u)とは響きが違います。同じように誤解されているものに college があります。 それはさておき、knowledge の綴りと発音の関係は推測を出ませんが、発音自体の変化と語源を活かした綴りの間のギャップによるもののようです。 know は cnawan → knowe → know と変化してきました。ここで、始めの母音は「アーゥ」→「オーゥ」→「オウ」と変化してきました。一方、knowledge は know に legde という珍しい接尾辞が付いたものですが、know 単独の場合とは異なり、ledge が付いたために「アーゥ」か「オーゥ」の段階で弱い「ゥ」が間に挟まれて消えてしまったのではないかと思われます。そうなると「アー」か「オー」だけなのでそれが後に短い「オ」に変わるのは実は規則的な発音変化です。 よってこの単語は発音に忠実に書こうとすれば、*knolledge のようにすればよかったのですが、know の名詞形で、know+ledge という構成になっているという「語源」を尊重しようという気持ちから現在のような綴りが定着したと思われます。 英語の綴りと発音の乖離の原因にはこの「語源の尊重」が大きな原因になっています。

genkigan
質問者

お礼

詳しい解説をありがとうございました。 >そうなると「アー」か「オー」だけなのでそれが後に短い「オ」に変わるのは実は規則的な発音変化です。 このへんはよく分かりません。 >英語の綴りと発音の乖離の原因にはこの「語源の尊重」が大きな原因になっています。 これは納得です。

その他の回答 (3)

  • yoohoo_7
  • ベストアンサー率55% (255/460)
回答No.4

#1です。 #3さんの御回答を拝見し、たいへん間違いをしていたことに気づきました。ご指摘のように、米音ナリッジ、英音ノリッジですので、今考えなければならないのは、(a)「なぜノウリッジではなくナリッジなのか」ではなく、(b)「なぜノウリッジではなくノリッジなのか」ですね。 #1と#2では(a)の設問を立てて考えていましたが、(b)の設問で考えるべきです。 (b)の設問で考えると、#3さんのおっしゃる「「オー」(中略)が後に短い「オ」に変わるのは実は規則的な発音変化です」というのは、たいへんによく分かる気がします。 ここから先は私の個人的な意見ですので#3さんのおっしゃりたいこととは違うかもしれません。 「ノウリッジ」 が 「ノリッジ」 に変わった理由は、#1と#2のとおりではないかと改めて思います。#1と#2をまとめて言いますと、 「ノウとリッジというとても長い2つの音節の接合部に弱いウがあるためもともとこのウは発音しにくく聞き取りにくかったが、そのウの直後にルというウと簡単に一体化する音があるため、さらにこれが加速されウがルに吸収されてしまった」 ということではないでしょうか。 厳密にはノウリッジのオとノリッジのオは異なりますが、これは近縁の音ということで理解しやすいのではないでしょうか。 #3さん、たいへんな横レスご容赦願います。理解不足、判断間違いの点はご指摘いただきますよう。

  • yoohoo_7
  • ベストアンサー率55% (255/460)
回答No.2

もう一つ気になるのですが、ノウのウとリッジのルとがかなり聞き分けにくいというのは何か関係がありそうな気もするのですが。 確かに、bowl、holeなどオウの後にルが来る言葉はたくさんあります。しかし、このような言葉でもルの音はかなり聞き分けにくいのは確かです。ナルにするとこれが解消されます。 この 「オウとルを聞き分けにくい」 と 「同じ程度に著しく長い音節のため発音しにくい」 の2つの理由が重なったためではないかと思うのですが。 またまた憶測の話しで申し訳ありません。どんどん迷宮に入っていくようです。

  • yoohoo_7
  • ベストアンサー率55% (255/460)
回答No.1

推測の域を出ませんが...。 ノウと発音するのが面倒くさいまたは発音しにくいからではないでしょうか。 日本語でも次のような文字は、文字どおりには《》内のように読むべきですが、普通は<>内のように読みますよね。 (1) 観音様  《かんおんさま》  <かんのんさま> (2) 新田  《にいた》  <にった> (3) 垣内  《かきつ、かきうち》  <かいと> 日本語では、上記のようにほんの僅かに発音しにくいだけでも、発音しやすいように変わります。 それと同じことがknowledgeの場合にも起きたのではないでしょうか。ノウリッジのどこが発音しにくいのかは推測の域を出ませんが、ノウとリッジの両方が著しく長い音節になるため発音しにくいのではないでしょうか。かと言って、3音節や4音節にもできません。やむなく、変えやすいノウをナにしたのではないでしょうか。 憶測の話しで申し訳ありません。

genkigan
質問者

お礼

回答、ありがとうございました。 たしかに、そんな気がするのですが、それなら、ow が アと読まれる例はほかにもあってもいいような気がするのですが。残念ながら思いつきません。