mee3998さん こんばんは
薬局を経営している薬剤師です。
以下の説明は、直接mee3998さんにお会いして状況を詳しく聞いた訳ではないので100%正しいお話が出来てないかもしれません。その事をお許しの上お読みください。
まず考えられることは、mee3998さんは冷え性だろうと思います。以下は漢方的な考え方なのですが、漢方ではまず人間を大まかに2タイプに分ける事から診療を始めます。1つにはどちらか言うと声が大きく体力が有り、身体を動かすエネルギーが有り余っているタイプで見た目肉体労働してそうな感じの人です。このタイプの人を「実証」と言います。もう1つは、身体を動かすエネルギーが欠乏傾向で、どちらか言うと声が小さかったり疲れやすかったり風邪を引きやすかったりするタイプです。俗な言い方で「虚弱タイプ」がこのタイプの代表的な人で、このタイプの人を「虚証」と言います。この「虚証」になる原因の一つが「血行不良」(血の流れが悪い)です。
身体が冷えを感じるかどうか(寒いと感じるかどうか)は身体を動かすエネルギー量に関与しています。もちろん肌には外界の温度を感じるセンサーがあり、外気温が下がってくると体内のエネルギーを無駄に捨てて体温を下げない為にする働きもあるにはあるのですが・・・。
「虚証」で血行不良の有る方ですと、元々身体を動かしたり身体を温めたりするエネルギーが少ない上に、血行が悪いが故に身体全体に温かみとしてのエネルギーを届ける事が出来ませんから、当然身体は冷えている傾向があります。そう言う人が無理やり少しでも冷される事(例えば過剰なエアコンに当ってしまう等)で寒さを感じる事が有ります。多分これが「飲食店では拷問を受けている感じで、今の時期でも真冬のジャケットが必要」と言う事なんでしょう。
上記の血行不良がある方では、例えば日光浴等をして皮膚から温かみを吸収するような状態ですと、血行不良が故に温まった部分だけにエネルギーが貯まる傾向があり、結果的には皮膚の部分だけがエネルギー過剰と勘違いして体温調節のために汗をかこうとする事があります。これがきっと「冷房が掛かってない所では汗をかく」と言うことなのかもしれませんね。
以上よりお解りになったと思いますが、#1さんが言われる通り甲状腺の働きの狂いで起こる事も有りますが、それ以上に根本的には血行不良が原因していると私は思います。したがって血行不良の状態が治れば、身体全体にエネルギー(温かみ)が回るようになりますから、身体が冷えると言う傾向は改善され易いと思います。
病院では甲状腺関係の数値が少し低めだけど薬を飲む程ではないと言われた様ですね。とは言ってもそれなりのしっかりした不快感を感じているわけです。西洋医学的な判断では病気と言う判断ではなくても本人的には不快感を感じている(または本人的には病気かもと考えている)様な状態を「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と言います。こう言う不定愁訴を治療するのに、漢方は適しています。また血行不良が原因で起こす症状を治療するのにも漢方は適しています。ですから 一度漢方を専門にされている薬局または病院で相談されると良いでしょうね。
病院では甲状腺関係の数値が少し低めでもまだ薬を飲むまでにはなってないとの事ですが、数値が低い事は間違いが無い事です。ですから、それが原因にならないとも限りませんから、定期的に血液検査を含めた診断をされに病院には行かれて下さいね。
お礼
再度の回答ありがとうございます。参考URLも見させて頂きました。どちらにしても、時期的に丁度、再検査の時期ですので、検査にいってこようと思います。
補足
あれから、病院に行き、血液検査の結果、甲状腺の数値の異常が発見されました。また、肝機能の数値も悪いため、漢方と併せて、今後、治療となります。 回答を下さった皆様に本当に感謝しています。ありがとうございました。