長時間金型内に成形品を残すことについて
射出成形について、まったくの素人なのでバカな質問かもしれませんが、是非教えてください。
ある射出成形屋さんは、射出成形加工を夜間無人稼動させています。
その成形完了方法は、成形材料の計量NGを検知した時だそうです。
成形機は計量NGとなると自動で止まるのでそれを採用しているそうです。
この場合、金型内に最終ショットの成形品が残るそうです。
温調機の電源はそのまま入れっぱなしにしておき、朝一番で金型を開いて金型内の成形品を取り除く方法を取っているとのことです。
この方法を採用している理由は、朝に成形材料を足してから成形開始するまでの時間が短くすむからだそうです。
成形機は350Ton~550Tonです。
主にケース部品を成形しており、コア側にはボスやリブ形状が多くあります。
アンギュラによるスライドやルーズコアを採用している金型もあります。
素人考えですが、たとえ温調が稼動していても、長時間成形品を金型内に残したままにすることは、良くないと思います。
成形屋さんは「金型はその行為で破損した記憶がないので良いのではないか」というお考えですが、これに対してアドバイスをお願いします。
長時間成形品を金型内に残したことにより、金型が破損したことはありますか?
お礼
有難うございました。 参考になりました。