冷凍機の吐出温度上昇
圧縮機をとっかえひっかえして運転する試験装置があります。
つまり圧縮機は被試験体です。
もう二十年は経つものですが、最近になって吐出温度が上がってしまい運転できない不具合が発生しています。
吐出圧力や吸入圧力、吸入温度を規定の数値に合わせて一時間も運転できればいいのですが、徐々に上昇し続けて30℃もオーバーしてしまいます。
どこか詰まっているのじゃないかと言う意見はあるのですが、理屈がわからないのでどうしたものか、困っています。
レシーバードライヤーを新品交換したら上昇が緩やかになり、周りの配管に不要な曲がりが多くてややつぶれも見られたのでそこだけをきれいに配管し直したら、その当日は改善したものの、翌日にはダメ。
手動膨張弁は新しくしたし、以前OKだった圧縮機を持ってきてもダメ。
隣の部署の人間に条件出しをしてもらってもダメ。
NGの圧縮機を別の試験装置にかければOK。
ただ、冷凍機油の汚れが目立つといい、蒸発器をはずしてみたら入り口内部が確かに煤けており、洗浄液を流したくらいではきれいにならない状態でした。
冷凍回路側の問題で吐出温度が上昇する原因はどこにあるでしょうか?