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レストランの単品はなぜ奇数が多いか?
夫婦二人で食事に行くことが良くあるのですが、 単品のメニュー(例えば、串の盛り合わせ)は3本、5本や 7本と言うように奇数の数が多いように思います。 ふたりで食事をする機会が多いので、どちらかが 譲らなければならなかったりで気を使うのですが、 どうして奇数が多いのでしょうか? 私が考えるのは、 ・ただ気のせい(偶数のものも同じくらいある) ・少ない料理だと見栄えが悪い(2個は飛ばして3つになる) ・わざと割り切れないようにして縁起を担いでいる ・お互い譲り合って人間関係をよくするため ・その他 どれが正しいのでしょうか?
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料理に限らず日常生活で「奇数」が多いのは吉凶がかかわっているからです。身近なところでは、1月1日(正月)・3月3日(桃の節句)・5月5日(菖蒲の節句)・7月7日(七夕)・9月9日(菊の節句)など奇数月の奇数日が「吉」の日とされています。昔々の政治は「占い」で物事の良し悪しを決めていましたから、その名残だと思われます。占いの方法は 箱に箸くらいの長さの棒を任煮の数を入れ2本ずつ取り出してゆき、奇数本が残るか、偶数本残るかで吉凶を判断したようです。もちろん奇数本残れば「吉」偶数本残れば「凶」となります。吉凶の漢字の成り立ちも「吉は箱の中に棒が3本」で「凶は箱の中に棒が2本」の象形文字です。それと経験的に3・5・7は形状的に安定して見えます。日本の生け花でも「天地人」の三角形になるように活けます。
お礼
ご回答ありがとうございました。 恥ずかしながらはじめて知りました。 興味深いお話ありがとうございました。