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現人神と靖国神社について
靖国神社についての本読んでいたら 「戦時中の天皇は現人神(人間の姿をした神)とされていた」と書いてありましたが本当に当時の国民はそれを信じていたのでしょうか??それほど国民にとって天皇は絶対だったのでしょうか...。 もう一つは「靖国神社は神道だから遺骨はあずからない。霊のみである。」とありましたが。霊はどうのように祀られたのでしょうか?? 当時の人に聞いた方がいいような質問なんですけどだれか意見を下さい。お願いします。
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微かな記憶ですが、私の母に聞いた話では、天皇は、時々「ご真影」を見る以外は、声を聞いた事もない「雲の上の存在」で、絶対的に「敬うべき対象」(まさに「神聖ニシテ侵スヘカラス」)ではあったようです。しかし、神としての超人的な能力の持ち主、とは思っていなかったようですね。ま、神としての超人的な力があれば、戦争にもそれを発揮できてしまうでしょうから、当り前といえば当り前ですが。 母と同世代と思われる、中山恒の「ボクラ少国民」には、 1.天皇の写真のついた新聞紙に弁当をくるんでいき、教師に注意された少年が、家で父親に(その新聞紙を)「便所へ入れちめえ! チンカクシっていうぐれえだ」と駄洒落を言われた。 2.近衛兵の間では、天皇陛下を「ヘソ」という陰語で呼んでいた。「へソ」とは、「あってもなくてもいい」もしくは「キン上へイ下」の意味。 3.百姓のおやじが学校帰りの作者(少年)をつかまえて「チン思ウニ屁ヲタレタ爾臣民クサカロウ国家ノタメダガマンシロ鼻ヲツマンデ御名御璽」とやって、作者はド胆を抜かれた。 というエピソードがあるので、誰もが「神聖ニシテ侵スヘカラス」を守っていた訳ではないようです。(文句があったら、中山恒に言って下さいね!)おおっぴらに言ったら大変だったでしょうけど。子供は、学校で、「ご真影」が飾ってある奉安殿に登下校時に敬礼したり、教育現場ではかなり徹底していたので、母や中山恒の世代の子供(終戦当時小~中学生)にはそういう意識は強かったみたいですね。 靖国神社では、戦死者の名簿が、(戦前は、形式的には天皇の決裁により祀る事が決まり)、霊璽簿に書き込まれ、その霊璽簿が1年間本殿で「ご神体」の刀と一緒に置かれる事で、「御霊」が刀に乗り移る、という事になっているらしいです。 私は英国に住んでいた事があります。天皇の話題はたぶん数回しかした事がないと思いますが、そのせいか、エンペラーズ・サニーなるものは初耳です。また、年寄りとか知識階級は、天皇は(建前上は)戦争を指導した事になっているのは知っているでしょうが、普通の人間にとっては、英国に王室があるのと同じ様に日本に天皇家がある事を知っているだけです。そもそも、第二次大戦がらみ以外では、そんなにしょっちゅうニュースや記事にならないのに、天皇が来訪した時に天気がよくなった、という事が、有名になるのは、結構大変です。(話題に上らないと、その手の噂も広がりようがない。)
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- ipa222
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キリスト教のGODを神という日本語に翻訳したので、神という日本語がGODのような錯覚を持たれているようです。 神は元々人間ですよ。 日本初期の豪族のトップが死後祀られ、神とされてきました。 優秀な政治家であり、軍人ですよ。 昔は古墳に行って、祭典を行うことで、死んだ人のパワーをもらおうということです。古墳の代わりにあちこちに分館をつくったのが神社です。 現人神という概念も、明治から戦前までにつくられたものでしかありません。考えつく限りもっともすばらしいという表現です。 天皇は絶対ではありませんでした。天皇制が絶対だったのです。 軍部から弱腰と思われた大正天皇は、山県有朋などから苛められ、精神障害を起こしましたし、弟の秩父宮よりも無能とされた昭和天皇も 秩父宮の部下が226事件をおこし、あわや退任と言う事態に至りました。 薩摩や長州などを中心とした公務員や軍人にとって都合がいいように、国民を虐げ、自由を奪うための手段として天皇制絶対主義が生まれたにすぎません。 日本や神道に近い思想を持つ騎馬民族達(モンゴルや満州、朝鮮など)は、文字を持ちませんでした。 消え行く言葉に価値を持っていました。 祀り主が言葉を発することで、神と交信し、霊を祭ると言うことです。
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お礼遅くなりましたが回答ありがとうございました。 またよろしくお願いします<(_ _)>
- PENPENMAKKY
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天皇は絶対なのではありません。現人神です。無論、信じていました。 現在では、日本以外(特に欧米先進国)では、人かもしれないが変わった能力を持った一族と認識されているようです。 エンパーズサニーはあまりにも有名です。 エンペラーズサニー…英国に昭和天皇が公式訪問した時、その日は朝から雨が降っていたのですが、到着5分前に空港の真上から雲が切れて雨が止んだ(映像が残っています)。その後、ハワイ、サンフランシスコ訪問の時も同様の現象が起きている。また、現皇太子殿下の結婚式の日は雨だったのだが、パレード5分前になったらなぜか晴れた…一方、逆さの現象として、昭和天皇の大葬の礼は大雪、紀宮の結婚に絡む儀式や発表の日は全て大きな地震(その内の一つがスマトラ沖地震)が発生した。 靖国神社ですが、戦死した者、殉職者は全て国難に殉じたとして祀っています。他の神社は八百万の神の何れかを祀っているのに対して靖国は戦死&殉死者を祀っているだけのことです。
お礼
お礼遅くなりましたが回答ありがとうございました。 エンペラーズサニー知りませんでした(>_<) またよろしくお願いします<(_ _)>
- nagarjuna
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>それほど国民にとって天皇は絶対だったのでしょうか...。 本当に神様のように崇めていた人もいれば、今の人たちみたいに自然な尊敬の念を抱いていたり、反対に大嫌いな人たちもいたでしょうね。それで戦前に「大逆事件」のようなことも起きたのでしょうし…。 >霊はどうのように祀られたのでしょうか?? 私は仏教徒なので神道の詳しいことは分からないですが、やはり靖国神社のことは靖国神社に聞くのが一番でしょうね。 「やすくにQ&A」 には 「靖国神社の神さまとして祀られています」 との記述があります。 <靖国神社> http://www.yasukuni.or.jp/index2.html
お礼
お礼遅くなりましたが回答ありがとうございました。 またよろしくお願いします<(_ _)>
お礼
お礼遅くなりましたが回答ありがとうございました。 またよろしくお願いします<(_ _)> 興味深い話をありがとうございました。