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英単語の覚え方
効率のよい英単語の覚え方ありませんか?
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書店を回って、良い単語集を2週間ぐらいかけて、選びに選んで、悩みに悩んで、1冊だけ買う。 最初が肝心。 選び方としては、 単語1個につき、訳語が1~2個しか書いてないものが良い。 もう、その単語集以外読まない。辞書も、よほど困らなければ引かない。 良い単語集ならば、そこに書いていない「3番目以降の意味」は、1つ目、2つ目の訳語から連想できるようになってるはず。 (ただし、基本的な動詞を覚えていない人は、動詞については、これはダメ。) 1つの単語集を集中して勉強し、それに馴染んでくると、 頭の中に、 「あの辺のページの左上辺りに載ってた単語」 という“地図”みたいなのが出来る。 本当は、正しい英語の覚え方というのは、(日本の子供が日本語を学ぶのもそうですが)、英語生活圏に行って、色んなシチュエーションにはまってみて、それぞれの場面で使われる英語同士を連想的に一まとめのイメージで覚えるのがよいのだが、いかんせん、お金も時間もかかります。 その代わり、1冊の単語集で頭の中に地図を作る、というのがよろしいかと。 (無関係な単語同士が並んでいても、意外と大丈夫なもんです。) 熟語集も1冊買うといいですね。 ちなみに、 円周率を何万桁も覚えてる人って、10桁ぐらい区切りで、それぞれに1つの「文」を勝手に当てはめて、頭の中に「小説」として記憶しているらしい。 これも一種の“地図”と言えるでしょう。
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- genmai59
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初級の方の場合は、単語帳などではなく、一定の文章量があるテキストを、繰り返し音読するなどして、文章ごとまとめて覚えるのがいいでしょう。単語だけ覚えても、英語がわかるようにはなりません。 中上級で、ある程度英語力がある方も基本は文章ごとだとだと思います。ただ、英文にはかなり慣れているけど語彙力が不足しているという段階では普通のテキストを覚えるだけではなかなか語彙数は増えません。その場合は、文例が充実している単語集を使って、文例ごと覚えるのがいいと思います。 また、単語を覚えるのと同時に、大量のリスニングやリーディングをする、スピーキングやライティングで使うなどして、覚えた単語を定着させていくことが重要だと思います。 単語帳で単語とそれに対する訳語を覚えるような覚え方では、なかなか定着しないし、試験の語彙問題くらいにしか使えません。TOEICのような試験では、単語の意味を思い出しているうちに、文章が流れていってしまって答えがわからなくなるし、実際の会話も同様です。 英検や入試が目標の場合も、語彙問題は全体の配点のごく一部なので、より点数をかせげて長文読解やリスニングにも強くなれる「文章ごと覚える」方法が、けっきょくは高得点につながりやすいと思います。 なお、文章ごと覚える場合は、無理矢理暗記するよりも、まず何十回か繰り返し音読してすらすら読めるようにします。この段階では覚えていなくてOKです。1~2週間たったら、また同じことを繰り返します。1~2週間たったらまた同じことを…という形で、何周か繰り返すと、5、6周くらいした時点で自然に頭の中に定着して、忘れられなくなります。
単語だけ覚えてもダメだと思います。例えば次のダイヤローグです。 Simon and Cathy can't find a free table anywhere,so they try a new wine bar near their house. Cathy: This place is really terrible, darling. The food's dreadful and the portions are so small! Simon: Hey,waiter, your thumb's on my steak! Waiter:Oh don't worry,sir. It's not very hot. おそらく、分からない単語があるとすれば、terrible、 dreadful 、portion、thumbくらいでしょう。ここでは terribleとdreadfulは似たような意味で元の意味はどちらも「怖い」ですが、むしろvery badの意味で使われています。This place(これも「この場所」というより「ここ」と訳したほうがいい)はポルターガイストが出てくるわけでも ギャングが出没するわけでもないのです。それから dreadfulがfoodを修飾すると「ひどく不味い」という意味になるし、foodもここでは「食べ物」とするよりも「料理」と具体的に指した方がいいでしょう。単語帳のようなものでそれらの単語を覚えると “terrible=恐ろしい、怖い”という図式に捕らわれすぎて こんな簡単な会話文さえも意味が取れなくなってしまいます。portionもここでは「部分」ではなくて、レストランなどで出される一人前の分量のことです。そうすると smallもここでは小さいではなく、「少ない」になりますよね。smallのような単語は基本的過ぎるため 単語帳では見逃されがちですが、そういう単語こそ意味が沢山あって難しいのです。つまり smallは 単にsizeが小さいことを表すのではなく、amount(量)が少ないことも表します。 それから 「your thumb's on my steak」の部分の意味が分かりますか? thumb'sは thumb(親指) isの短縮形になっていますが、ここでは onがカギです。この onは「~の上に」ではありません。どうしても日本語の訳語だと 上下の上(重力の反対方向)をイメージしますが、そうではないのです。表面に接触しているのが英語のイメージなのです。ですから onの反対はunderではありません。例えば The cat is on the table.と言ったら 猫はテーブルの表面に接触していますよね。でも underに置き換えたら 接触はしていないんです。 そうすると your thumb's on my steakの訳は 「あなたの指が私のステーキに当たっていますよ。」になるんです。