◆Naka◆
あまり専門的なことは知らないんですが、「バラスト水」というのは、大型コンテナ船やタンカーなどが、荷を積んでいないときの安定航行用に代わりに船内に入れておく海水のことです。
環境に対する影響という点については、この「バラスト水」が荷を積むときにその場に流される、ということから来るものがあると思います。
つまり、本来ならばその付近に存在しないプランクトンや動植物が、運ばれてくることによって、海の環境が破壊され漁業関係に打撃を与えることがあるわけです。
近年ではオーストラリアの近海での有害プランクトンによる事故、最近では長崎県で事故などが記憶に新しいですが、オーストラリアでは防止策として、船舶単位で課徴金を課すようになりました。
「船舶のバラスト水管理方策に係る調査研究」というサイトがありましたので、ご紹介しておきます。(下記参考URL)