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敬語の用法
会社で上司の書いた文章で悩んでいます。 どちらが正しいですか? A.不備がありましたので、再度お送り致します。ご確認いただきますよう、宜しくお願い致します。 B.不備がありましたので、再度お送り致します。ご確認下さいますよう、宜しくお願い致します。 どちらが正しいですか? C.つきましては、下記の手順にてお手配いただきますよう、お願い致します。 D.つきましては、下記の手順にてお手配下さりますよう、お願い致します。
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- mesoplodon
- ベストアンサー率28% (48/166)
No.14さん。 「新聞を読む」行為の主語は「あなた」ですが、「あなたに新聞を読んでもらう」行為の主語は「私」です。 すなわち、「あなたに新聞を読んでもらう」ことは「私」の行為、動作です。 「読んでもらう」を「読ませる」と置き換えれば、この点ははっきりしますね。 ここで、N0.13の繰り返しになりますが、自分の動作を「願う」ことは不自然です。 とりわけ「願う」の敬語表現「お願いします」では「希望」よりも「(相手への)依頼」の意味合いが強くなりますので、自分の動作を相手に依頼する、という、おかしなことになります。 この点は異存ありませんか? 従って、「私はあなたに新聞を読んでもらうよう願う」は、不自然です。 No.10の後半に既に書いたとおり、 「私はあなたに新聞を読んでもらいたいと思う」とすべきです。 いかがでしょうか。
- tako-chun
- ベストアンサー率22% (20/89)
NO6さんに質問です。 「私は新聞を読むよう願う」は確かにおかしいですが、 「私はあなたに新聞を読んでもらうよう願う」ではいかがでしょうか? 文章としては長いですが、解釈の一つとして。単に、”誰に”の部分が抜けているだけではないでしょうか?
- mesoplodon
- ベストアンサー率28% (48/166)
ふたたびNo.6です。 No.7さんもご指摘のとおり、「くださる」と「いただく」では主語が逆転します。 まず、これは質問者さんも回答者さんも理解できていますね。 ◆「くれる」の主語は「相手」 あなた【が】私【のために】確認して【くれる】 →私は、あなたが私の為に確認して「くださる」ことを、願う。 ◆「もらう」の主語は「自分」 私【が】あなた【に】確認して【もらう】 →私は、私があなたに確認して「いただく」ことを、願う。 さて、ここで、No.10の繰り返しになりますが、 「くださる」のような他者の動作を「願う」ことは自然です。 「いただく」のような自分の動作を「願う」ことは不自然です。 ■例。 「私は新聞を読むよう願う」とは言いません。 「私は新聞を読みたい」です。 ■根拠。 goo辞書「願う」を引いてみましょう。 >>(2)他人に対し、こうしてほしいと頼む。 …他人の【動作】に対する希望です。自分の動作ではありません。 >>(3)自分の気持ちとして、こうなってほしい、こうあってほしい、と強く思う。望む。 …「なってほしい」「あってほしい」は【状態】に対する希望です。 意味はほかにも載っていますが、自分の【動作】を望む、という解釈を正しいと認められるような文言はどこにもありません。 ■結論。 「いただくよう願う」は間違い。 あなた「が」「いただく」ことを望むのであれば「いただきたい」とすべきです。 「いただくようお願い」が正しいと主張なさる方には、ぜひ、その根拠となる辞書なり文献なりをご提示の上で、私の論点のどこがおかしいかを具体的に指摘していただきたいところですが、現在のところまったく噛み合っていませんね。 なお、No.8さんの「下さい」は命令形だから云々というご意見も間違いです。 確かに「下さい」は動詞「下さる」の命令形ですが、「下さる」「下さいます」「下さいますよう」はいずれも命令形ではありません。
- tako-chun
- ベストアンサー率22% (20/89)
NO.8です。 問題は「確認」が名詞なのに対して、「確認する」は複合動詞である、ということです。 「確認」という名詞に丁寧語(美化語?)の「お・ご」をつけることは問題ありません。 しかし、「確認する」はそもそも動詞の一種なので、「ご確認していただけますか?」という表現はおかしくなってくるわけです。ここで「確認する」のは相手なので、尊敬語の語形の「お・ご~になる」を使うとすれば「お・ご」をつけることができますが、「~」の部分に入るのは動詞ですので、名詞「確認」を入れることができない。無理やりこの「確認」という名詞を文型に当てはめたとしても、「ご確認する」というのはむしろ「お・ご~する・いたす」という謙譲語の語形ですので、相手の動作に対して使うことができません。 そこで、「確認する」という複合動詞から、「確認してもらえますか?」→「確認していただけますか?」となるわけです。
- tsukikage_no
- ベストアンサー率42% (6/14)
No9です。No8さんとは異なり、Aの「ご確認いただきますよう」は文法的には正しいと思います。 「(お客様の)ご確認(という作業)」を 「(私どもが)もらう」ということです。 「もらう」の謙譲表現は「いただく」なので、 依頼文書で「○○(先方の作業)(を)いただきますようお願いします」というのです。 ご理解「いただき」ますよう、よろしくお願いします。
- mesoplodon
- ベストアンサー率28% (48/166)
No.6です。補足します。 一度、AとBの敬語表現をすべて取り払って考えてください。 A 確認してもらうよう願う。 B 確認してくれるよう願う。 おかしいでしょう? Aでは、頼んでいる相手に、さらに別の誰かに確認させる、という意味になります。 ここに「いただく」がついてしまうと、「確認していただいてくれ」と、別の誰かに対して相手を下に置く表現となります。 Aの主語は「私」ではないか、という意見もありますが、「私が確認してもらうよう願う」では、やはり変です。 動作の主語が「私」であれば「私が〇〇するよう願う」とは言いません。 願う、すなわち話者の希望は動詞に直結して 「私が〇〇したいと思う(願う)」となるべきです。 (ただし『動作』ではなく『状態』であれば、例えば「私が〇〇であるよう願う」ならば間違っていません) 敢えて「もらう」を使いたければ、「確認してもらいたいと思う」を敬語に直すので、No.6で書いたように「ご確認いただきたく存じますので…」となるのです。 繰り返しになりますが、敬語表現としてはAとCは間違いです。
- tsukikage_no
- ベストアンサー率42% (6/14)
日本語として「正しいか、正しくないか」、でしたら、AもBも「正しい」。 ただわかりやすく望ましいのは、AよりもBです。 Aの「ご確認いただきますよう」をNo7さんが「不適切」としていますが、文法的には間違いではありません。 「(あなたさまの)ご確認(という作業を、わたしどもが)いただきます」という意味ですから。 CとDについても同様ですが、No5さんがご指摘のとおり、「お手配」ではなく「ご手配」がよいと思います。「下さりますよう」も音便形の「下さいますよう」が自然です。
- tako-chun
- ベストアンサー率22% (20/89)
「確認していただく」が正解ではないでしょうか?「いただく」は「もらう」の謙譲語ですよね?「確認してもらう」のは自分ですので、謙譲表現をつかえます。 また、「~して下さい」は丁寧語ではありますが、命令形ではないでしょうか?ですので、間違いではありませんが、文中に何度も出てくるようであれば、いい気持ちはしないかもしれません。敬語は受け取る側の気持ちも大切にするべきですしね。 「ご確認いただく」は厳密にいうと間違いでしょうが、昨今では慣用的に使われているような気もします。
- millennium-man
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食事する前に「いただきます」と言います。この「いただく」というのは誰の行為でしょうか。自分の行為であって決して相手の行為ではありませんね。そうです、このことばは話者の謙譲語なのです。従ってAとBは相手の行為にあたりますから敬語として不適切です。
- mesoplodon
- ベストアンサー率28% (48/166)
たいへん広く蔓延した誤用ですので、もはや違和感のない人も少なくありません。 しかし、正しいか、間違いかといえば、AとCははっきりと「間違い」です。 敬語の程度を一段ずつ落とせば、BやDは「ご確認くださいませ」「ご確認ください」「確認してくれ」と言い換えることができますが、A、Cではこのような言い換えができませんね。 「ご確認いただきます」では主語が変わってしまいます。 言葉として間違っているためです。 正しくは「ご確認いただきたく存じますので…」とすべきです。
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