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高齢小型犬(13歳)の大きくなり過ぎた乳癌について
13歳、体重3キロ弱のマルチーズメスがいます。 3年前に、小さな乳腺の腫瘍があり、獣医の診察を見せたら、『様子をみましょう』とのことで、食欲もあるし、そのまま様子を見ました。 しかし、だんだん500円玉3つ位重ねた位、硬さも大きさも範囲も腫瘍が大きくなり、去年秋に獣医に見せたら、『高齢犬だし、まだ元気なら様子を見よう』と言われ、今に至りますが、今、腫瘍がだんだん大きくなり過ぎ、腫瘍が破裂しそうになり、腫瘍の先から血のような膿のような液が出てくるようになりました。 ここ数ヶ月、痛みのせいか、夜キューキュー泣くようになりました。 目も白内障で全盲、今は食欲も落ちましたが少しはあります。 かなり大きくなった腫瘍を摘出しても、転移していたら術後余命も少ないと聞きますし(術後1~2年以内に再発したり死ぬ犬も)、第一人間でいう70歳前後の老犬に体の負担がかかる手術をさせ、術後の痛みとかで又痛みで寝れないとかいうことがあったと思うと、病院に行き手術を受けることもためらってしまいます。 他の獣医に聞いたら、あまりにも症状が良くないのなら飼い主が望むなら安楽死も考えましょうとのことでした。 予後も悪く、一時しのぎの摘出手術をするべきか、このまま手術をせずに様子をみていても、腫瘍が大きくなり破裂するのも時間の問題だし、痛みで泣かない時以外は静かに寝ているときもありますが、このまま全身転移で破裂して最悪になる前に安楽死を・・・か頭の中で混乱しています。 小型老犬のメスで乳癌がかなり大きくなって、膿などの液も出るまでになったとき、他の飼い主さんはどのような方法をとられましたか? 乱文ですみません。
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ながながとすみません。安楽死についてもお答えしようと思います。 基本的に動物には安楽死にガイドラインというものはありません。どんな方法でもいいから、最終的に死亡させるというものです。 一般的には、静脈内に薬を投与するというものになります。二酸化炭素を使っての安楽死は動物病院では行われてはいないと思います。(おそらく経済的な問題で) 静脈内に投与する場合は過麻酔で、筋弛緩剤や麻酔薬を大量に投与します。その後で心臓を止めるための薬を更に入れます。この心臓を止めるための薬は人工的に心筋梗塞を起こしているので、苦痛と痛みがあるのですが、それを感じさせないように、麻酔薬や筋弛緩剤を大量に投与するのです。麻酔中の手術を痛いと感じないのと同じですね。 ただこの麻酔薬というのは多種多様にわたりあるので、選択によっては苦しむものがあります。きちんとした麻酔薬を選択すればそんなことはないのですが...自分の病院にない、わざわざその薬を買うのはもったいないなどの理由で苦しむタイプを使用される方もいらっしゃるようです。 私も安楽死を経験していますが、その処置そのものを「苦しんで、可哀想でした」と言われたことはありません。「本当に眠るようなんですね..」といわれる事はありますが。 また、最悪なのは安楽死の静脈注射といっても消毒液を注射される方もいるのです。これはものすごい激痛と苦痛を伴います。まさに断末魔の叫びといってもいいと思います。高齢の獣医さんに多いように思われます。20~30年前は安楽死といえばその方法が一般的であり、また安価である(過麻酔での安楽死にくらべ値段が10~100分の1で済む)ためのようです。 こういった場合、安楽死をお願いした時に「預かってこちらでやっておきます」といわれたり、安楽死の処置に同席を希望されても、拒否されたり、「本当に見るんですか?」などと消極的なことを言われると思います。 個人的には血管の外に漏れると激痛があるものもあるので、注射針を血管に直接刺すのではなく、血管留置カテーテル(弾力性のある、プラスチックのやわらかい針、静脈点滴を入れるときなどに使用する)を使用してあげるのが良いと思っています。 安楽死を行うのであれば調べるので、具体的にどういった薬剤を使用するのか教えて欲しいと聞いてみていいと思います。隠すものではないですし、教えてくれないのならば、怪しいともいえます。 安楽死は... 1.治療法や快適に生活するための方法が皆無に等しい疾病にかかり、その末 路には死しかない。 2.患者が絶えがたい苦痛にさいなまれていて、それは死亡するまで続く。 と言った場合に考えても良いのではないでしょうか?安楽死はいつでもできますが、やらなければ良かったと後悔されても、後戻りはできません。 長々と書かせていただきすみませんm(_ _)m
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- kirichan8
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ANo.4のkirichan8 です。 乳腺腫瘍の手術後の痛みというのは基本的には一時的なものですが、大きく分けて2種類の手術法があり、手術後排液チューブを患部に入れるという方法をとられている場合、痛みを伴うことが多いです。翌日でも退院できるような手術法ならば、あまり痛みはないはずですが...。もし手術を受けられる際には手術法も聞かれたほうがいいと思います。 また、先の答えでも書きましたように手術を行うことによって転移が加速度的に進むということがあります。肺などのほかに局所転移といって、皮膚に転移することもあり、これは痛みを伴います。 ただ徐々に大きくなっているようなので、ANo.3の方のように深刻な事態になる前に一時的かも知れないが、取り除いてあげないと、遅くなれば遅くなるほど麻酔や手術のリスクはどんどんあがっていくものと思われます。そのときにやはり取り除いてあげれば良かったと思っても何もできないかもしれないのです。悪性ならば様子を見るといった人が腫瘍がどんどん大きくなってきて言うことは、「こんなになると思わなかった」「いつも血膿が出ていてくさい」「かわいそうでみてられない、何とかしてくれ」などです。 しかしそういわれたときには最初に見たときよりも麻酔や手術のリスクも上がり、本当に生死をかけての手術だったり、こちらも何もできなかったりします。 予後は腫瘍が悪性か良性かで大きく変わります。良性ならば取り除いて終わりだし、悪性ならば転移の有無によって予後が決まってくると思います。 腫瘍が良性か悪性かはその腫瘍を手術で取り除き、病理検査に出してみないとわかりません。見ただけで判断は絶対にできません。最低でも細胞診を行わない限り。 まだ悪性と決まったわけではないですし、やはりきちんと診断はつけてあげてはいかがでしょうか?悪性とわかってから、いろいろと考えても遅くはないと思います。
- kirichan8
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初めまして。大変な状況で心労が絶えないこととお察しします。 基本的には飼い主さんがどうしたいかによると思います。安楽死はお考えではないようなので、次はこの子がいかに快適に苦痛なく過ごせるかだと思います。 ANo.3さんが書いてあるように、痛みを訴え、皮膚が擦れ出血をし、貧血になったり感染症の危険にさらされるようならば、やはり最低でもその腫瘍のみ(本当は片側全摘出が望ましいが)の手術が必要になると思われます。 血液検査で貧血がなく、肝臓、腎臓、にも問題がなく心臓も正常で、日常生活が普通に送れているワンちゃんならば老齢というのは麻酔をかけない理由にはなりません。単にその先生が麻酔をかけたくないだけと思われます。 デメリットとしては...転移があった場合、麻酔をかけることによって転移のスピードが加速度的に上がることがある、一気に老け込むことがあるなどです。 きつい言い方かもしれませんが、去年の秋に様子を見ましょうと言った獣医さんで麻酔をかけて手術をするのは危険が伴うと思われます。(その獣医さんはその時点で麻酔をかけたくないと言っていて、今日の状況になったわけですから。) 犬を連れて散歩している人に良い獣医さんがいないか聞きまくって、片っ端から行くなどした方が良いのではないかと思われます。 私は大学病院にいたこともありますが、飼い主さんは遠くて来られないから..と言って空輸でワンちゃんだけ大学病院に送られてきた方もいましたよ。 リスクをより減らす道は必ずあるはずです。大変だと思いますが頑張ってください。
お礼
お返事有難うございます。 安楽死を全く考えていないのはありません。 安楽死が本当に苦しく無く死ぬ事ができるのならいいのですが。安楽死の事がまだよく解っていないのです。 専門家の方ですか? できれば、安楽死についてお教えいただきたいです。 獣医でする安楽死とはどんな方法なのでしょうか? 全身麻酔薬を大量に投与(静注)するのでしょうか? 保健所みたいに、二酸化炭素のガスのガス安楽死なのでしょうか? それとも筋弛緩剤投与(静注)なのでしょうか? どれも一時的に苦しむと書いてあるページもありました。 今まで贅沢ではないですが、自分の家の経済レベルでできるだけの事をして育てました。 他の犬たちもこの年齢の前後で亡くなったので、無理にこれ以上、手術して、術後が更に体調悪化したり、まもなく死んだり、術後の痛みが更に悪化したりとなったらと思うとためらってしまいます。 他の犬たちもこの年齢前後で寿命を終えました。 この子もよくここまで生きたと思います。 確かに、かかりつけの獣医さんは、無理な手術をしない主義の方です。 どの方法がこの犬にとって幸せなのか考えたいと思います。
3軒で我が家も手術を断られました。 しかし、最後には、20cmほどの瘤で3cmの穴があき血膿がポタポタ。 敗血症での死が目前に迫って、ようやく、病院が見つかりました。 大学病院、もしくは、それに準ずる病院で何とかしないとと思います。 お大事に!
お礼
回答者のワンコは大学病院で緊急手術して、術後良かったのですか?術後何年元気に過ごしているのですか? 最悪の場合、やはり腫瘍に穴が開き、血の膿が出てくることになるのでしょうね。 いろいろ調べましたが、取り合えずその腫瘍を摘出手術しても、術前より術後の痛みが更にひどくなったとの話も聞きます。 そして手術してもその後まもなく亡くなったとも。 すべて結果論ですが。 今まで他の犬たちも11歳~16歳の間に寿命を終えました。 この子が14歳に入ろうとしている今、手術して更に体調が悪化したり、すぐ死ぬことになったら、無理に手術したことが何になるのか・・・・等考えてしまいます。 肺に転移していたら、乳癌だけ手術しても予後は悪く術後生存率も悪いと聞きます。 しかし、いろいろか考えても腫瘍は悪化する一方なので、私の県内では大学病院も無く、個人開業医のみです。 参考にさせていただきます。有難うございました。
- usatyako
- ベストアンサー率32% (21/64)
小型犬ではありませんでしたが、全く同じような経験をしたことがあります その子を里親として引き取った時には、既に腫瘍は両手で包み込め無い程大きくなっていました(小ぶりのメロン位) 乳癌でしたが、腫瘍からは体液が常に滴り落ちますので、タオルをあてがい、Tシャツを着せておりました 高齢&癌末期ということで手術は出来ませんでした 質問者様のワンちゃんの状態(年齢、体力的、転移の可能性)、全身麻酔必須の手術はリスクが大きすぎると思います かといって、見るに耐えない状態だから安楽死? 私はこの2つは選択出来ませんでした 人間、飼い主のエゴかもしれませんが、残された日々を精一杯お世話してあげることで、これまで過ごしてきた13年間の恩返しをワンちゃんにしてあげて欲しいなぁ、と思います 犬は飼い主の気持ちを読み取るそうです 飼い主が落ち込めば犬も同じです ですから介護中も、なるべく悲しい顔はしないで接してあげて欲しいです(辛いのは良くわかります) 「今日も頑張ろうね~!お薬飲もう♪」という具合で。。 ちなみに最初に書いた私の犬は、腫瘍は最期まで破裂はしませんでした。(固体差はもちろんありますけどね・・) 色々書いても選択は質問者様自身 後悔しない選択を願っています
お礼
ご経験談を聞かせてくださりありがとうございます。 今まで飼ったどの犬も老衰や突然死などもありましたが、家で家族の中で最後まで看取りました。 この犬ももちろん最後まで家で看取りたいと思っています。 安楽死もいろいろ調べましたが、どの方法も安楽ではなく、一時的に苦しい状況があったりということも知りました。 家族で話し合い、近々診察だけでも行こうと思います。 私の県では大きな獣医も大学病院もなく、今まで飼った犬を全部診てもらってきた隣県の開業医に今まで診察を受けているので、今回も多分、この獣医さんにもう一度診てもらおうと思います。 丁寧なお話ありがとうございます。
- osanpomama
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ワンちゃん心配ですね。 経験者ではありませんが、がんの治療法には、人間と同じで、手術の他にも、抗がん剤や放射線治療などの選択肢があると思います。 一度、専門的な治療ができる大きな病院か大学病院で診てもらってはいかがでしょうか。 「ペットががんになった時」三省堂 という本が参考になると思います。
お礼
アドバイスありがとうざいます。 私の県内では、大きな獣医も大学病院もありません。 いつもかかりつけの隣県の獣医(今までの犬を全て診てもらってきた)にもう一回見せようと思います。 あと1年経てば14歳になります。 今まで飼った犬は一番短命で11歳、一番長命で16歳でした。この犬はその中間にあたります。 この犬にとって今一番何が体にとっても負担がなく、これからの余生をどのように生きるか、QOLを考えて選択しようと思います。 本も参考にさせてもらいます。 ありがとうございました。
お礼
獣医さんのようですね。 どうも丁寧親切にアドバイス下さり、有難うございます。 安楽死を選択する前に、出来ることを考えたいと思います。 有難うございました。