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シカモアの家具はどうしてこんなに高いの?
先日新宿の大塚家具へ行ってきました。 「ホワイト・シカモア」という家具がありました。 白い模様でとてもきれいですが、値段を見ると驚きました。椅子1脚だけで27万円! どうしてでしょうか。 面材はほとんど貼りあわせだそうで、 黒檀や花梨などのように無垢材でもないのに、 どうしてこんなに高いんでしょうか。 何か付加価値でもあるんでしょうか。
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#2です。写真もメーカーのHPも見てみました。 これ「成型合板」ではないようですね。ファイバーボードにツキ板を貼る方法で作るイスがあることは知りませんでした。 感覚的で申し訳ないのですが、このメーカーさんの家具は精度が非常に高そうです。塗装のレベルも相当なものでしょう。このレベルの家具は東南アジアではできないでしょうし、また大量生産にも向かないでしょう。 このメーカーさんは高い技術を持っているので、高級家具に特化しているんでしょう。高級家具はバカバカ売れる訳ではありませんので、必然的に受注生産や特注になります。高い技術での少量生産は当然高価なものが出来あがります。 メーカーHPにはシカモアのツキ板を貼るのは大変であると書かれていましたが、仮にポピュラーな材に置き換えたとしてもほとんど安くならないと思います。どうせ高くなるなら希少性の高い材を利用した方が説得力が増すのでは、といったところではないでしょうか。装飾的にも美しいですし。 ということで、このイスが高いのは「技術料」のためと考えてはいかがでしょうか。私も安いとは思いませんが、少なくともボッタクリではないでしょう。
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- monkey_batta
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昔、家具販売を経験し、今は家具を製作している者です。 1枚板のテーブルなどを除けば、家具の製造原価(販売価格でなくて)は大半が工賃です。希少性のある材を用いても材料費は微々たるものです。ですので家具の値段はどの程度手間がかかっているかによって大きく変わってきます。 実際のシカモアの椅子がどのようなデザインか分かりませんが「貼りあわせ」ということは「成型合板」が使われていると思います。これは安価に製作しようとする意図よりも、強度を維持しながら軽量化させたり、そもそも無垢材の削り出しでは構造上またはコスト上できないデザインで利用されます(成型合板によって安く仕上がっている家具もありますが)。 一般的に無垢の家具って高いイメージがありますよね。それは材料が高いというより手間がかかると考えた方がいいと思います。北欧調の椅子なんかはどうしても機械加工だけでは仕上がらないでしょう。 その他では、スタッキングや組立式にして輸送コストを抑えて安くするとか、デザインのライセンス料が高いとか、戦略的に販売価格をつけるとか(これはどの業界も同じですよね)いろいろと要素はあると思います。
お礼
プロの方ですね。説得力があります。ありがとうございます。 このような家具です: http://ww41.tiki.ne.jp/~fuchuu/arce051.jpg すっきりしていて、きれいですが、無垢材ではなく、貼り合わせです。 貼り合せの手間が大変なのか、表面のコーティングが大変なのか分かりませんが、食卓だけで100万近くなります。 バイオリンの材料とかの話もありましたが、バイオリンの材料で家具にする意味はどこにありますか。 でも、たしかに綺麗!
貴重な木であることの希少価値からです。
お礼
ありがとうございます。 参考URLを拝見しました。 参考になりました。
お礼
ありがとうございます。 納得しました。 ボッタクリでは、と思った自分は恥ずかしいぐらいです。本当に有難うございました。