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雪の日に音が聞こえにくくなるのはなぜ?
雪の日に鉄道の保線員が列車の接近に気付かずはねられて亡くなったと言う事故がありましたが、どうして雪の日には音が聞こえにくくなるのでしょうか? 雪と空気がコロイド状態となっているためでしょうか。 高校の物理でやったような?高校の範囲かどうか覚えていませんがどうなんでしょうか。
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雪には「沢山の空間」があります。とても複雑な空間構造になっています。 こういったものに音の波が入っていくと、中で複雑な反射をすることになります。 音が反射を繰り返すうちに、音の「伝わる距離そのもの」が長くなりますので音の強さが弱くなってしまいます。こういう「波の強さが弱くなること」を減衰といいます。 雪の中で音が複雑な反射を繰り返して、伝わる距離が伸びるために減衰してしまうのが雪の日に音が聞こえにくくなる理由の一つです。