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「"It"(それ)と呼ばれた子」の主人公の方は、空爆に参加しましたか?

「"It"(それ)と呼ばれた子」をこれから読もうかなと思っているのですが、「"It"(それ)と呼ばれた子」の主人公のデイヴ・ペルザーさんは、アメリカ空軍に入隊したという事だったと思います。 彼は、イラク空爆(湾岸戦争など)や、ユーゴスラビア空爆など、どこかの空爆に参加したのでしょうか? 彼は、なぜ空軍に入ったのでしょうか? もし、参加しているという事なら、私的には、何だか、結局、「虐待の連鎖は続いている」という気がしてしまうのですが、私の感覚はおかしいのでしょうか? 上記の質問とは、別に、この本を読んだ方の全体的な感想もお聞きしたいです。(感想だけでも、答えてくださると嬉しいです。) それと、デイヴ・ペルザーさんは、現在、何歳でしょうか? よろしければ、分かる範囲で良いのでお願いします。<(_ _)>

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noname#185865
noname#185865
回答No.2

デイヴ・ペルザーさんは空軍に入隊していました。 「"It"(それ)と呼ばれた子」の完結編の中で、 「軍隊に入ることだけが、ぼくに残されたチャンスだ。(略)空軍に入隊して消防士になり(略)そんな夢まで思い描いた」となっています。 生活のために高校を中退して職探しに苦労したようです。 「空軍に入隊して消防士」というのがどういうことか理解できませんでしたが、 アメリカ映画で山火事を飛行機を使って消火するのを見たことがあるので、空軍の中にそういうしごとがあるのかもしれません。全然違っていたらゴメンナサイ。 ところがその希望はかなわなく、初めは食糧供給係、つまりコックの仕事だったようです。 その後乗組員となり、1990年の湾岸戦争に加わったことは確かです。 しかし実際に爆弾を落としたかどうかは断定できません。 その前後に空中での燃料補給の話しが出ていましたから、そういう仕事なのかもしれません。 その翌年くらいに除隊し「"It"(それ)と呼ばれた子」第一作を出版しました。 >「虐待の連鎖は続いている」という気がしてしまうのですが 戦争とか軍隊とかいうものに対する感覚が日本人とは違うのでしょう。 私には何とも言えません。 >デイヴ・ペルザーさんは、現在、何歳でしょうか? 本の中で、1970年冬に9歳となっていますので、計算してください。 >この本を読んだ方の全体的な感想もお聞きしたいです。 なんか、凄い。その一言です。 母親の暴力も想像を絶する凄さだけれど、それに負けなかったデイヴ・ペルザーさんも凄い。 日本では考えられないような話のような気がするのですが…

noname#24152
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 アメリカでは、軍隊に入ると奨学金が貰えて学校に行かせてもらえるという話を聞いた事があります。また、軍隊に何年か勤務した後だと、消防署に勤める資格が得られるとかなのかもしれませんね。 アメリカは、高校出ていないとかなりの生活苦が待っている社会なのかもしれませんね。それを避ける為には、デイヴ・ペルザーさんには、軍隊に入るという選択しかなかったのかもしれません。デイヴ・ペルザーさんの境遇を考えると、軍隊に入るべきではなかったとは言えない気もしますけど・・・。 しかし、その結果、デイヴ・ペルザーさんが、上官の命令に従って、イラクを空爆して、イラクの人達を虐殺したのかと思うと、社会って・・・と思ってしまいます。 長期間、物凄く酷い虐待を受けていると、乖離によって、痛みを感じなくなるケースがあるらしいですね。だからと言って虐待される辛さは物凄いものがあるでしょうが・・・。 私にとっては、デイヴ・ペルザーさんが虐待に負けなかった事よりも、そんな事が存在するこの世の中って・・と思ってしまいます。

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その他の回答 (1)

  • memorunet
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回答No.1

子供向けに簡単にわかりやすく書いた本も出ており、そっちを子供と一緒に読みました。 どうやらお母さんが精神的にノイローゼだったようで、3兄弟の中で真ん中の彼だけが虐待されたようです。 小学生向けとはいえ、かなりヘビーな内容で・・・ 途中で気分が悪くなってしまって読むのを止めました。 そうなんですか。 空軍に入られたとは知りませんでした。 ただ、警察や軍隊に入る人というのは社会で虐げられてる階級層の人だと聞いたことがあります。 黒人や、白人でも移民、低俗な暮らしをしていると思われている人たちです。 ハリウッド映画に出てくる警官を思い出してください。 だいたい黒人で、しかも太っていて、ドーナツを手にコーヒーを飲んでいるイメージで描かれますよね。 警察にしても、軍隊にしても、命がけで功績を挙げれば国家の英雄ですし名誉も手に入りますから、その職業を選ぶにはそれなりの事情があるようです。 アメリカは決して国民みな平等な国ではないので。 ですから、まずはアメリカという国の抱える問題を知ることからじゃないでしょうか・・・・

noname#24152
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >途中で気分が悪くなってしまって読むのを止めました。 私も、書店で見かけた時に、1度、軽く立ち読みしたのですが、私も、気分が悪くなってしまって、つらい思いをしました。 でも、この本は、随分、人気があるみたいなので、気になってます。このOKWAVEでも、お勧めの本を教えてください、質問の所で、結構出てきますしね。 >警察にしても、軍隊にしても、命がけで功績を挙げれば国家の英雄ですし名誉も手に入りますから、その職業を選ぶにはそれなりの事情があるようです。 そうなのでしょうね。そう思いますが、虐待を乗り越えたという事になっているデイヴ・ペルザーさんが、空爆で、誰かを殺したり、誰かに大怪我を負わせたりしていると思うと、空爆された地域で、子供を虐待したくなるようなストレス溜まった大人が、また、生まれているのではないかと思うと、つらくなってしまいます。(´Д`)

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