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大卒が(商業)教員免許目的で入りなおすには

現在大学生です。商業の教員免許目指すと仮定します。 その場合教職が必要ですが、私の学校にはありません。 そのために、入りなおして商業の教員免許のみを取るのに一番手っ取り早い進路はどのようなものがありますか? また、商業の教員免許はそれなりのレベルだとしても、採用試験は、日商簿記1級、基本情報(初級シスアド?)、TOEIC高得点レベルが無いと無理と言う噂を聞いたことがありますがそれは本当ですか?

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回答No.2

#NO.1の補足 ●教員免許取得に関して (1)現在在籍する大学を卒業してから、通信制の大学を利用して教員免許を取得する。  高校1種(商業)の免許を取得するには、大学で学士を得ていることと、所定の単位を修得することで、免許を取得することができます。したがって、せっかく入学した大学なので卒業してから、通信制の大学を利用して免許を取得することができます。この場合最短でも2年間かかります。 (2)現在在籍する大学在学中に、通信制の大学の科目等履修生で単位を修得し、大学卒業後に通信制大学に正規に入学する。  この場合は、二重学籍(大学に2つ通うことができない)というルールがあるため現在在籍する大学が通信制の大学の科目等履修生として許可をもらうことができれば大学在学中に教職に必要な単位を履修することができますが現在在籍する大学が許可してくれなければ(1)の方法を取ることになります。したがって、この場合も最低2年ぐらいかかると思います。 (3)現在在籍する大学から商業科教員の免許が取得できる他大学の2・3年次に編入。  この場合は、編入する大学の卒業単位なども必要になるので、かなりハードになると思います。また、教職課程を履修してもほとんどの場合は、資格関連の科目のため「教職に関する科目の単位」は、卒業単位に算定されません。この場合、編入した後にとりきれなかった単位を修得することなども必要になります。 ●教職課程を履修後の単位修得について  教員職員免許法第5条別表第1(新規に教員免許を取得する場合:大学)による規定は、以下のとおりです。単位は、(1)「教科に関する科目」(学部の専門科目:経営学概論・簿記論・情報処理概論・マーケティング論・職業指導論etc)と(2)「教職に関する科目」(教職課程などで履修する科目:教師論・教育心理学・生徒指導論・進路指導論・教育課程・教育実習I・II・商業科教育法etc)という具合に(1)と(2)の単位を修得する必要があります。 <高等学校教諭1種免許>  (1)教科に関する科目      20単位  (2)教職に関する科目      23単位  (3)教科又は教職に関する科目  16単位   <(1)+(2)+(3)=59単位>   例えば、学部4年生が教育実習をするためには、学部3年次の夏休み前くらいまでに出身校や大学付属校などに教育実習の依頼をする必要があります。実習の依頼は、基本的に個人ですることになります。そのため単位取得が1年で可能であっても教育実習の依頼(予約)に1年間という月日が必要になります。   ・教科に関する単位 → 1年間で取得可能    ・教職に関する単位 → 1年間で取得可能    ・教育実習の単位  → 1年目で履修ができない可能性が高い               (教育実習する1年前に実習校に内諾(予約)する必要があるため)    教科に関する科目・教職に関する科目の単位取得は1年間で取得可能ですが、教育実習など実習系の単位に関しては、教育実習する前の1年前に単位を取得しておく必要がでてくるため最低でも2年かかるということです。  教育実習をする内諾(予約)をするためには、すでに教科に関する科目と教職に関する科目で、ある程度単位を修得していないとすることができません。具体的には、教職に関する単位で教職概論(教師論)・教育制度論・教育課程論・教育史・進路指導論・生徒指導論・教育実習I(教育実習事前指導)などいくつかの単位を取得していないと教育実習には行くことができないので、新規で教職単位を取るということを考えると物理的考えても最短で2年間の期間が必要になってくると考えられます。教育実習にいった後には教育実習II(教育実習事後指導)という単位も含まれているため教育実習が1年目でできなかったら必然的に2年目に教育実習にいくことになるためです。   ●まとめ  他大学に編入学するにしても大学卒業後に通信制大学を利用するにしても1~2年ぐらい時間がかかると思います。どちらを選択するかは、質問者さん次第ですがどの大学に入学(編入)しても自分のできることについて考えたり、調べたりするという努力を継続することが教職に就く人間には強く求められます。特に、商業科は、他教科と違い「検定からはじまり検定に終わる」という具合大変です。したがって、何事に対しても挑戦し教材研究する継続が求められるので頑張って見てください!!  教員採用試験は、難関です。その分自分のやりがいにつながってくると思います。自分が教壇に立って生徒に何を教授していきたいか…?考えながら教員になるための準備をして見てください。また、教員になるには、自分で調べて見るということも忘れずに…  参考までに、私立大学通信教育協会のURLをリンクしておきます。 ・『財団法人 私立大学通信教育協会』 http://www.uce.or.jp/

C-SET
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 それほど検定に力を入れているのですね。 また何かあればよろしくお願いします。

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  • sad-No1
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回答No.1

 現在大学に在籍しているのであれば、教職課程などを履修して現在所属している学部で取得できる教員免許を取得しておくことをオススメします。  私自身高校は、商業科出身ではなく普通科出身ですが大学では経営学を専攻していたこともあり高等学校教諭1種(商業)の免許を取得しました。 ●教員免許取得に関して  現在、質問者さんが教職課程を履修し他の教科の免許を取得する見込みがあれば、大学卒業と同時に教員免許を取得することになるので、その免許を基にして商業科の教員免許をプラスして取得することができます。教員職員免許法施行規則第6条別表第4という規定を根拠に、「教科に関する科目」:(経営学・簿記会計・情報処理・職業指導などの単位 20単位)+「教職に関する科目」:(商業科教育法 4単位)=24単位の取得で商業科教員免許を取得することができます。下記のサイト参照して見てください。 ・『TOMO's教員採用試験(教員免許関連)』 http://tomo000.main.jp/ ・『文部科学省 教員に関すること(教員支援情報)』 http://www.mext.go.jp/a_menu/01_h.htm ●商業科の教科に関して  商業科の科目は17科目あり、授業内容も他教科と比べて広範囲でなおかつレベル的にも高度です。科目の内容に関して紹介します。  原則履修科目:ビジネス基礎(商業の基本的な勉強/商業経済検定3級)         課題研究  実践系科目 :総合実践   (1)流通ビジネス分野  ・商品と流通  ・商業技術  ・マーケティング 【検定試験に向けた指導】 ※日商販売士検定2・3級の試験内容と授業の内容が重複してきます。全商商業経済検定1・2級(商品と流通・マーケティング)などを指導します。商業技術では、日商珠算検定(そろばん)や全経電卓検定段位・1・2・3級などに向けた指導をします。 (2)国際経済分野  ・英語実務  ・経済活動と法(民法・商法・労働法など)  ・国際ビジネス(マクロ経済・ミクロ経済) 【検定試験に向けた指導】 ※英語実務では、全商英語検定1・2・3級や実用英語検定(英検)2・準2級、TOEICテスト450点レベル以上を目標に学校のレベルに合わせて指導する。経済活動と法では、商法や民法を中心に法律の勉強をします。また、全商商業経済検定1・2級や東商ビジネス実務法務検定3級取得に向けた指導などをする。国際ビジネスは、マクロ・ミクロ経済を中心に経済のグローバル化を勉強する全商商業経済検定1・2級の検定対策なども実施する。 (3)簿記会計分野  ・簿記  ・会計  ・原価計算(工業簿記)  ・会計実務 【検定試験に向けた指導】 ※簿記では、全商簿記検定2・3級と日商簿記検定3級の内容を指導します。会計では、全商簿記検定1級と日商簿記検定2級(商業簿記)と1級(商業簿記・会計学)の1部の内容を指導します。原価計算では、全商簿記検定1級(原価計算・工業簿記)と日商簿記検定1級(工業簿記・原価計算)・2級(工業簿記)の内容を取り扱います。会計実務では、日商簿記検定1級(商業簿記・会計学)と税理士試験(簿記論)などの内容です。 (4)経営情報分野  ・情報処理  ・ビジネス情報  ・文書デザイン  ・プログラミング 【検定試験に向けた指導】 ※情報処理では、全商情報処理検定2・3級を中心に指導します。ビジネス情報では、経済産業省情報処理技術者試験初級システムアドミニストレータ・基本情報処理技術者(旧第2種情報処理技術者試験)、全商情報処理検定1・2級(ビジネス情報)を中心に勉強していきます。文書デザインでは、全商ワープロ検定1・2級の内容を中心に対策をします。プログラミングでは、全商情報処理検定1・2級(プログラミング)と経済産業省情報処理技術者試験基本情報処理技術者・ソフトウェア開発技術者(旧第1種情報処理技術者試験)の内容を扱います。  商業高校のレベルや都道府県によって異なりますが、どの都道府県でも簿記・情報処理は必須になってきます。特に簿記では日商簿記検定2級、情報処理では初級シスアド・基本情報レベルの知識を最低限必要になってきます。したがって、他の教科と違うことは検定試験や資格試験に向けた対策授業(補習)を正規の授業以外に検定対策として1~3ヶ月といったことが商業高校では行われています。それが、普通レベルの高校(普通科)などとの大きな違いになってきます。  まず、商業科の教員を目指すのであれば日商簿記検定2級と初級シスアド又は基本情報などの資格を取得され教科の力をつけることが必要になってきます。私自身も初級シスアドや日商簿記などの検定やビジネス実務法務検定など大学在学中に取得しています。教科の性質上、検定試験の指導があるので(1)~(4)の各分野の基礎になる簿記・情報処理の基礎を固めた上で(1)~(4)の各分野の応用的な内容の専門性を追求することが必要でしょう。英語が得意ならビジネス英語のプロに、民間企業での経験があれば流通や情報を中心に、経理の経験があれば簿記といった具合に各分野の専門性を持つことが必要です。 ●教員採用に関して  教員採用に関しては、専門学科(農業・工業・商業・水産・看護・家庭・美術・工芸・福祉など)の教科に関しては、どの都道府県も普通科高校がほとんどであるため採用試験に関しては、狭き門です。高校(地歴・公民)は、免許の取得できる大学が多いため採用試験の倍率が上がり狭き門です。専門学科の教員は、都道府県(自治体)によっては、教員採用試験がない場合が多いので、他教科の免許を取得しておくことなども視野に入れておく必要があります。  過去に私が回答した内容を参照して見てください。 ・『[教えてgoo]商業高校の先生』 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1834802 ●その他  もし、商業科の教員免許取得を考えるのであれば現在在籍している大学で教職課程を履修し教員免許を取得することをオススメします。その後、商業の教員免許をプラスして取得することが可能だからです(教員職員免許法施行規則第6条別表第4)。  現在在籍している大学に、経済学部・経営学部・商学部などがあり、商業の免許が取得できるのであれば他学部他学科履修などをすることで取得することもできるので大学の教務課や教職課程担当の職員・教授などに相談されると良いでしょう。  もし、取得を考えるのであれば簿記・情報処理などは必須になるので教職課程と並行して資格取得(日商簿記検定2級・初級シスアド・基本情報)などをされると良いでしょう。あとは、やる気・根気が必要になってくると思います。頑張って見てください!!  何らかの参考になれば幸いです♪  

C-SET
質問者

お礼

長文にわたりありがとうございます。 だいぶレベルが高いのですね。私もこのような勉強をしてきたので少し自身がついてきたようにも思えますが、狭き門ということで気を引き締めないといけません。実質単科大みたいなもので教職が無いので、入りなおすかどうかが私としては気になるところです。入りなおしたとしても2年くらいかかるのでしょうか。

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