一匹のクモを助ける意味
貴方は翌日に仕事上の大事な用事を一件控えていました。
その用事に絡んでもう一件の別な用事を、翌々日に引きうけるかどうか迷っていました。
翌日に控えた仕事ではっきりしないことがあるため、
もう一方の返事はなかなか、先方にすることがでませんでした。
どちらの仕事も大事ですので、両方の仕事を前向きに進めるため、
翌日の仕事ではっきりしてから、翌々日の仕事を、返事することに、
決断しました。
翌々日の件は保留にしたのです。
その決断をしたその日の夜、入浴中に、クモを一匹見つけました。
殺そうと思えば、距離的にも、何ら問題はありません。
大きさも小さいクモです。
しかし、クモは塒に決め込んだのかあまり、逃げようとしません。
朝のクモは縁起がよさげですが、夜のクモは縁起が悪いと聞いて、
殺してしまえと言われがちですが、明日と明後日の、件の、
大事な、慎重な決断をした後の、クモでしたので、これ以上、悪くならないように祈って、そのクモを私は殺せませんでした。
昔々、クモを一匹助けたお話も好きだったゆえんもありますが、
それをしんずるところ、、、夜のクモさえも殺したほうが良いのか、迷います。
あなただったら、迷わず殺してしまうでしょうか?
クモ一匹に、意味を感じとろうとしますか?