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toastmasters について
メンバー募集のポスターを見ました。ネットである程度調べましたが、まだ決断がつきません。現在メンバーの方、あるいはご経験をお持ちの方、教えてください。 (1)必要な英語のレベルは?(私は2001年に英検準1級を取得しましが、海外旅行で不自由しない程度の会話能力です) (2)スピーチの当番や即興でのやり取りなど、ストレスになりませんか?また、事前準備などにかなり負担がかかりますか? (3)大半が日本人なので、間違った英語を話していても指摘されることが無いと思います。英会話能力向上にどれほど役立つものでしょうか?
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日本人にとっては、確かに英語力の向上にはなります。しかし、目的は別のところにあります。 もともとは、a club to afford practice and training in the art of public speaking and in presiding over meetings, and to promote sociability and good fellowship among its members という趣旨でアメリカで創設されました。 アメリカの多くの企業で、新入社員研修にこのクラブへの参加を義務づけているところが多いそうです。 いかに論理的で、説得力あるスピーチができるようになるか、が主目的です。文法もチェックされるし、話をする時の癖(アーとかエーとかは禁止で回数がチェックされます)を直す、いたずらにダラダラとどうでもよい贅肉部分を削り取るとか。ジョークの使い方や、ジェスチュアなど。 つまり、彼らは英語力が当然あるというところから出発していることを認識する必要があります。したがって、日本人だけで英語のスピーチをするクラブでは、目的がずれてくることが多いです。つまり、スピーチが目的なのに、英語力が足りないがために、お互いに何を言っているかわからないとなりかねません。スピーチ以前に英語レベルも問題になってしまいます。 これではクラブは解散に進むだけです。 それなら、日本語だけでやった方が役に立つということになります。日本語だけというのはイメージがわかないかも知れませんが、昔の日本の弁論部に似ているのかも知れません。とにかく発表力や表現力は大事で、欧米では幼い頃から鍛えられます。 一方、日本は、おしゃべりは嫌われる、沈黙は金の文化ですから、そのギャップが大きいです。 クラブはマニュアルにそって進められますが、定義された各種のスピーチをこなして行くと、だんだん上のレベル認定がされます。するとひたすら、この上位認定を短時間で取得しようとする、日本人的発想が強く出て来たりします。クラブにはこういう人達も多いです。
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(1) そのレベルでも、それ以下のレベルの方も参加されています。ただし、evaluatorとかの役割もするし、他のmemberのspeachも理解する必要がありますから、ある程度のレベルは必要です。よく誤解されますが、会話能力を訓練するのが目的というより、speach能力を訓練するのが目的です。課題として与えられる内容で、表現力とか、制限時間を守る、ジョークの出し方など、presentation能力が主です。全体の時間に制限があれば、どうしても、一方通行の演説の場にもなります。 (2) ストレスといえばそうでしょうが、その緊張感を楽しむ余裕も必要です。ストレスがないと進歩しないとも言えます。負担は、レベルにもよるし、様々です。何分と定められたspeachを暗記するため、トイレでがんばる人もいますがね。ある意味ではセリフを覚える演劇の俳優のように感じることもあります。 (3) クラブにもよりますが、米国人が何人もメンバーに入っていることもあります。当然、間違いの指摘もされますが、日本人が米国人のevaluationをするなどザラです。 くりかえしますが、英会話力は前提です。何をどう話すかが目的なのです。一つ例を挙げると、日本語だけを使うクラブもあります。目的が英会話だけでない証拠です。
お礼
早速のアドバイス、ありがとうございます。 何をどう話すか(英語で)が目的なのですね。5~6分のスピーチを英文で作成し、暗記し、スピーチするのは本当に大変そうですね。 でも、その過程でspeach能力が向上し英会話能力もそれに伴って向上して行くと言う事でしょうか。 いずれにしても相当な覚悟が必要ですね。
お礼
重ねて詳細なアドヴァイスありがとうございます。 クラブによって大分違いがあるようですね。とにかく、一度見学させていただこうと思っていますが、問題は、自分が何をしたいのか、良く整理しなければなりません。 現在の自分の状況においては、「論理的で、説得力あるスピーチ」を身に付ける必要性は無いのです。むしろ、いかに情緒的に自然のままに生きるか、が大事と思っています。 これで歳が分かってしまいますね。