地盤調査の改良工事は設計に影響を与えるか？

質問

都内に15坪の土地を買って3階建ての家を建てる予定です。プランも決まり現在構造計算申請中です。しかし、今頃になって住宅会社から地盤調査をした結果、粘土板で地盤が弱いので16本の杭を打つ必要があると言われました。
ソイルコラム工法で、φ600x8.0mで総額117万の請求です。この住宅会社と去年の12月に契約をして、予算は1500万といってあり、この予算内に作成したのに何を今更という思いです。
この金額的な面の他に、地盤調査をしないで設計した家は、設計仕様を変えなくていいのかという構造面の不安があります。ソイルコラム工法とやらをすれば今の設計仕様は変更がいらず他の工法にすれば、金額は安いが、設計仕様を変更する必要があるなどあるのでしょうか？　また、住宅会社は、構造計算提出書類に地盤調査の結果を基にした構造計算する必要はないのでしょうか？住宅会社と交渉をするにあたりこのような情報が必要です。専門家の方ご教示ください。

回答No.1

walkingdic · ベストアンサー

ご存知なかったかもしれませんが、地盤調査の結果として軟弱であるから改良が必要というのは別に珍しいことではありません。建築基準法では一般住宅に対しては地盤調査は求めていないので、あくまで地盤調査は任意の話になります。
要するに地盤改良をするかどうかはご質問者の判断となります。しかし建築業者は改良しない場合には当然地盤沈下を原因とする不具合に対しては責任は持ちません。
土地の所有者がご質問者である以上はその土地に起因する工事は御質問者の負担となるし、また通常工事請負契約においては地盤改良が必要な場合の費用は別途とするのが通例です。

地盤改良は建物の基礎構造にあわせて行いますので建物の設計変更は必要ありません。
地盤改良せずに建物の構造を変えてという点については、たとえば現在がＲＣであれば木造に変更するとか、布基礎であればベタ基礎にするなどの他の選択がないとはいいませんが、必ずしも出来るというものではありませんし、現在既に木造でベタ基礎にもかかわらず改良が必要なのであれば、改良するしかありません。

通常住宅会社は契約では地盤調査した結果の改良工事は別途という形をとるか、別途調査費用を請求して契約前に地盤調査をするか、どちらかの方法をとっていると思います。

補足

早急な回答ありがとうございます。
地盤改良は建物の基礎構造にあわせて行なう、ということですが、地盤改良した後、基礎構造をそれにあわせるともっと効果的で安くできたということはありませんか？下のリンクに以下のような記述があり、地盤調査を行ってから基礎を選ぶのが一般的のような記述があります。選ぶということは選択肢があるということなので、基礎構造にあわせて地盤改良するよりもいい家ができるのではないでしょうか。それとも変りませんか？

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1639733
「地盤調査結果書類をもらうことと、それに対応する基礎を選ぶことです」

回答No.2

walkingdic

>地盤改良した後、基礎構造をそれにあわせるともっと効果的で安くできたということはありませんか？
効果的というほどのものではありませんが、ベタ基礎を布基礎に変更して安くするという選択肢はあります。
ただ最近はベタ基礎も安いので大差はありませんし、布基礎よりはベタ基礎の方がいろんな意味でお勧めではありますけど。一般住宅であればその程度の選択肢しかありません。

>それとも変りませんか？
ほとんど変わりませんね。現在がベタ基礎なのであれば布基礎にすれば多少は安くなるかもしれませんが、それはあくまで地盤を補強した分、強度を弱くするという意味でしかありません。
現在が布基礎なのであればそれ以上の違いはありません。

お礼

よく分りました。ありごとうございます。