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八紘について。
漢典籍に由来する言葉に《八紘》があります。 古くは『日本書紀』に用いられ、戦前でも用いられた言葉です。これがよくわかりません。 「大地に張りわたした八本のつな。大地の八方のはて」(藤堂明保編『学研漢和大字典』)というところまではいいです。 問題なのはどのように張られたか。つまり、 1.国土の中央から8方向の辺境に向けて張られた8本の綱、なのか、 2.国土の国境8辺にそれぞれ張られた8本の綱、なのか、 3.国土を8重に取り囲む8本の綱、なのか、ということです。 個人的には1ではないかと思うのですが。 お分かりになる人、どうかお答えください。よろしくお願いします。
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- theonti
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回答No.2
紘・・・ひも、広い、つなぐ 八紘・・漢和辞典によると、「四方・四隅・天下」と有ります。 八本の紐ではなく、沢山の国々と解釈した方が正解と思います。 八紘一宇「八紘ヲ一宇トナセ」・・古事記・日本書紀で出てきますが、これは「世界を一つにせよ」と言う事です。 ニニギノミコトが天下る時、アマテラスオオミカミから「世界を一つにして収めよ」と命令されました。 戦前、「八紘ヲ一宇トナセ」を旗印に、神からのお告げ、日本が負けることは無い。 国粋原理主義者が利用しました。
- shigure136
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回答No.1
「八紘」は四方と四隅つまり世界・天下のことです。
補足
さっそくありがとうございます。 世界観、宇宙観という感じですね。 これってむしろ、哲学の範囲でしょうか?