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進路について

私は将来,防災面の仕事がしたいと考えています。そのためには,公務員しかないかなと思っていたんですが,民間企業でも防災をしてるところは増えてきてるらしいです。防災といってもいろいろあると思うんですが,公務員と民間企業との違いって何ですか?公務員でしか出来ないこと,民間でしか出来ないことってあるんですか?なんでもいいので教えてください。

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  • sionn123
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回答No.1

 doginuさん こんにちは  防災と言ってもご存知の通り様々です。例えば、実際に火事を起したとしても燃え難い材質の建築資材で建物を建てるまたはそう言う燃え難い建築資材の開発等も防災ですし、街の再開発である地域内に災害が起こった時の避難場所となる公園を作るとか災害時の安全な避難路確保の為の街作り計画を立てるのも立派な防災の仕事です。それ以外ですと大手建築会社では免震構造と言って、いざ大きい地震に高層建築物が直面しても建物に地震の影響が来て壊れない為の基礎部分に入れる特殊装置の開発研究もしています。  違う面から言うと、昔は紙や木材等の材質の建物や倉庫等に多量に置いてある商品が多かった関係で、火災が起こっても水を掛ければ消火する事が出来ました。今は化学的に作られた材料を使った壁紙やゴム・プラスチック等を大量に保管している工場(倉庫)・石油コンビナート等一旦火災を起こした時に水を掛けると爆発したり火災が広がる場合があります。そう言う場合の消火剤の開発等も防災の仕事です。  変わったところでは、今流行りの「防災マップ」みたいな物の作成も考えられます。一旦大規模災害が起こると公共交通機関等がストップして帰宅が徒歩と言う事になりかねません。もし徒歩での帰宅の場合、どうやったら安全に(例えばブロック塀等の倒れて危険な所の多い個所を通らないで)帰れるか等のルートを記載した地図の作成も考えられます。それ以外ですと、TVで見たのですが「災害救助犬」を養成する犬の訓練士の仕事もあるそうです。  以上私の思いつくままに防災関係の仕事を纏めて見ました。分類すると「建築関係」・「化学関係」・「その他」に分けられると思います。  以上を大学の学部に当てはめると、「建築関係」は建築科、「化学関係」は応用化学等の化学関係の学部に当てはまると思います。  TVで見た「災害救助犬」に付いてですが、今はまだ民間ボランティア団体で行なわれているのが実情だそうです。スイスでも「災害救助犬」については民間ボランティア団体でしか行なわれてないそうですが、いざ災害が起こった時には国や所管官庁(日本で言えば「消防庁」に当る所)からの出動要請が有る様です。日本ではと言うと、防災関係の親玉が「内閣府」ですから「内閣府」に問い合わせると「実際の活動する消防庁に聞いて欲しい」との答えで、「消防庁」に問い合わせると「法律的にまだ出動させる事が出来ない。詳しい事は上位官庁の内閣府に問い合わせて欲しい」との事でたらい回しにされるのが実情らしいです。そう言う意味での法の整備をするのも立派な防災の仕事だと思います。  これを大学の学部に「法学部」で法律の事を勉強するか「政経学部」等で政治の事を勉強するのも方法だと思います。そしてお役人になって法律の整備からでしょう。  色々と書きましたが、公務員として災害に係る(例えば「内閣府」の防災担当、消防関係の科学技術研究所等で消火の事を研究するか、都道府県・市区町村の再開発としての街作りで防災に係る等)、民間企業として災害に係る(例えば「防災マップ」の作成、免震構造の研究、火災等が広がらない建築素材の開発等)に区別出来ると思います。その中で少しでも興味を持たれたものを詳しく調べられたらと思います。

doginu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。私が思っていた以上の仕事もあるんだと知りました。その中でも,都道府県の再開発としての街づくりに興味があるので,その方面で頑張りたいと思います。

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