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受け渡しが4日後なのはなぜ?

ネット証券等で気軽に取引をしていると、売ったその日に買い付け可能額に反映されると、資金の流れもわかりやすいのですが、 この4営業日後というのは、株式を購入して、購入した人に株券が届くのが4営業日後みたいな、昔からの商習慣が今でも続いているのでしょうか? 今では株券は取引ごとに、株券が投資家に届きませんよね?昔は投資家は株券を手にするようなことがあったのでしょうか? はっ、タンス株というのはこのことですか? ということは個人が株券を手にしなくてもいいようになったのは最近10年ぐらいのことでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • masuling21
  • ベストアンサー率34% (2491/7233)
回答No.1

そうですね。売った人から株券を回収して買った人に届けるという昔からの商習慣です。 昔と言っても1970年代、すでに保護預かりという制度があって、証券会社へ株券を預けました。株券を店頭で受け取ることも可能でした。保護預かりは料金が必要だったので、当面売らない人は株券を自宅で保管しました。「ほふり」になったのが、ここ数年のことです。以前は名義書換をしないと、配当や優待はもらえませんでした。その代わり、名義書換をしないで、株を買い占めることも可能でした。

apricot777
質問者

お礼

やはり商習慣だったわけですね。証券会社が株券を預かるのが有料だったためにタンス株が生まれたのも納得です。

その他の回答 (2)

  • makachinn
  • ベストアンサー率75% (244/324)
回答No.3

No1のmasuling21さんが、今までの事を、 No2のm-taharaさんが、これからの事をご指摘されています。 株式は記名式有価証券です、現行法では株券を所持することによってその 所有者とみなす、という法制度になっています。もちろん、所持しているだけでは、 株主権を得ることができません、名義書換が必要です。しかし、株式の所有者は原株券を 保持しているものです。このため、株式の売買は原株券の移動を伴って行われます、(今日では、「ほふり機構」を利用し帳簿上の振替・転記で 行うのが一般的ですが、この場合も、株券は証券代行会社を通じ移送されます) そのため、株券の移送・現金の移送・振替等を考慮し、売買日を含め、4営業日後 を受け渡しと決めました。これで、日本全国をカバーできます。

apricot777
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございました。良く理解できました。

  • m-tahara
  • ベストアンサー率38% (383/983)
回答No.2

 業界としては少なくとも翌日決済(前請制度でないと当日は難しいでしょう)にしようと動いています。  3日後(4日というのは当日を含めてのことです)になっているのはまさに御質問の通りなので、まずは株券、というものを無くさなくてはなりません。全員がネット取引を行なっているわけではないですし、制度上は株券を欲しい、といわれたら渡さねばなりませんから今その日数を短縮してしまうことは出来ません。  で、確か間もなく(既に?)会社は株券を刷らなくて良くしていますし、タンス株券を回収しようと躍起になっているわけです。  これらが完成すれば(年度は忘れました)株式は帳簿上、電子取引上のみの存在となりますので翌日決済が出来るようになります。  今はその過渡期と思っておけば良いかと思います。

apricot777
質問者

お礼

株券の所有者を電子取引上のみで管理できるようになれば、翌日決済等にできるんでしょうね。個人投資家も増えたため、そのように法改正をして欲しいですね。

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