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新規開業クリニックの経営は
息子が都市近郊の住宅街で整形外科のクリニックを開業しました。1年ほど経つのですが、経営が芳しくありません。近隣にも同業が多く競争が厳しいようです。 今後、生き残るためには、経営面ではどのような点に注意したら良いのでしょうか。また、新規開業クリニックの経営に参考になるようなサイトがあればご紹介ください。 よろしくお願いします。
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何故そのような競合の激しいところでの新規開業となったのでしょう? 事前に診療圏調査やシミュレーションをされたと思います。その結果と現状との乖離はどこにあるでしょうか? 開業コンサルタントや税理士などの意見はどうなっていますか? 来院されている患者さんはどこから来ていますか?自院を中心としたマップ上に全員の住所をプロットしてみるとそのばらつきが分かるでしょう。そこで診療圏内にもかかわらず来院患者数が少ない地域にポスティングするなどの方法もあると思います(地域医師会によってはクレームがつくかもしれません) 過剰な人員配置や設備投資になっていませんか?設備投資はもはやどうにもなりませんが、人員については患者サービスが落ちないギリギリまで減らさざるを得ないです。戸建整形外科無床診療所でもリハビリ面積が広くなく、電子カルテであれば3人(さらに奥様が専従者として働き、計4人)で対応可能かもしれません。 他院に比べて自院のセールスポイントは何でしょうか?それほど競合が激しいのなら他院と同程度ではダメでしょう。指の再接着手術が出来るとか、ACL再建手術を毎月何人もしているとかなどであれば、来院患者は自然と増えていくと思います。無床診療所でも診療時間が他院よりもかなり遅くまでやっているというのも良いと思います。「ここが凄い!」という点を作らなければならないでしょう。 院長先生やご家族の顔はその地域で売れていますか?商店などが近くにあるような場合は、多少高くても宣伝と思って顔馴染みになるようにそこで買うようにするのも良いようです。 職員の教育は十分ですか?院長先生がいくら良い感じでも、職員に1人でも良くない感じの人がいますと患者はもう来てくれないかもしれません。患者はもとより、たとえ出入りの業者に応対するときにでも丁寧に挨拶すべきだそうです。ホテル並みの接客意識が必要です。 病院 + 開業 + 支援 でいろんなサイトがヒットします。 日経BP社から開業に関する出版物もいくつか出ています。 最近は開業ラッシュらしく、大変かとは思いますが、頑張ってください!
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息子さんの開業軌道に乗るまでさぞご心配だろうと思います。 夫も半年ほど前に同じく整形外科で開業いたしました。 整形外科は初期投資がかかる上、内科などに比べ診療単価も低く 開業後の苦労は多いですね。 うちの場合2ヶ月目から黒字で立ち上がりは今のところ順調ですが 今春の点数の引き下げに不安ももちろんあります。 家とクリニックが離れているため私は現場へは月に1回程度 税理士との打ち合わせで出向く以外ノータッチです。 顧問税理士や卸業者さん、コンサルタント会社などからアドバイスや情報はいただけていますか? 私たちはあらゆることで税理士に相談にのってもらってます。 職員採用の際にも同席してもらいます。 No.1さんの言われている通り開業前のシュミレーションは 十分だったのでしょうか?シュミレーションはあてにならない 点もありますがひとつの判断材料になりますよね。 うちの場合2キロ圏内の高齢者の比率、別の科で開業されている 同門の先生(紹介しあえます)、開業予定地でどのような整形外科を 望んでいるかのアンケート調査 などなど2年を費やしました。 すでに開業されているのであり競合も多いのなら他医院との差別化 が急務です。 まずは職員ですが採用後の教育は行っていますか? いまや患者様の時代、接遇は大事です。 暇な時間おしゃべりしている受付がいませんか? はっきり大きな声で受け答えしていますか? 患者さんは細かいところまで見ております。 競合が多いならなおさらです。 てきぱきと働く職員なら残業代も減り人件費削減にもなりますし クリニックにおける職員の出来(?)は大きいと感じています。 下世話な話ですが受付はなるべく若く綺麗な方のほうがミスが あった場合や対応が遅く不満が出た場合も比較的穏やかにすみます^^ 人件費は25%までに抑えるのが理想ですが抑えたいがために パートの比率を上げると責任感の低下など問題もあります。 税理士さんとよくご相談されて適切な人員配置と正、パの比率を 見直してはいかがでしょうか? 軌道に乗るまではボーナスもだせませんから、職員さんにも 一緒に苦しんでもらう反面気持ちよく働いていただけるよう 欠かさずミーティングを行い、またけちくさくならないよう 頂いたものは職員さんに分けてあげてくださいね。 集客効果がないのなら看板の位置なども再考してみてはどうでしょう。 新患は収益アップのかぎですから。 うちはバスなどの社内放送もしています。 診療圏内にある学校や老人会などに挨拶はいかれましたか? また整形ですとリハビリが不可欠ですがマッサージ師さんの力量は どうですか?先生自身が実際にマッサージを受け確認してみえますか? マッサージが下手だと患者さんは離れていきます。 また無愛想もいけません。 これからますます医院の経営は難しくなります。 人事ではありません。 お互い地域に認められるクリニックとなれるようがんばりましょう!
お礼
早速のご助言ありがとうございました。 ご指摘の点、すべてごもっともと存じます。 コピーをとってすぐに息子に送ってやります。 感謝の念でいっぱいです。
- KAAZ
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魅力がないから患者さんが集まらないのか? 治す技量が足りないからなのか? 何が理由なのでしょうね。 院の長所・短所を幾つかすぐに言えるようでなければ、ただ漫然と日常業務をおこなっているに過ぎません。 ただ待っていてもダメです。 ありきたりでない医療情報紙を発行したり、休みの日に公民館で講習会を催したり、相談をうけたり、福祉施設やスポーツクラブへのボランティア活動をおこなったり… #1様の仰る事も含めて、攻めの手法は幾らでも有ると思います。先ずは、医師自身=人間を売り込んでください。 目先の収支を考えるのではなく、地域住民の医療福祉向上を考えながら、出来る限りの事をおこなうことが大事かな―と思います。 番外編としては、ある有名宗教の会員になると、自営業者は安定収入を得ることができるそうです。(実際には信仰心が無いのに、「収入目的で入信する人」も結構いるそうです。) 以上、ご参考まで
お礼
早速のご助言ありがとうございました。 ご指摘の点、すべてごもっともと存じます。 コピーをとってすぐに息子に送ってやります。 感謝の念でいっぱいです。
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早速のご助言ありがとうございました。 ご指摘の点、すべてごもっともと存じます。 コピーをとってすぐに息子に送ってやります。 感謝の念でいっぱいです。