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牛脂と豚脂の栄養上・健康上の違いはあるのでしょうか
世間一般に高脂血症予防等のために豚脂はいいけど牛脂は良くない、という通説をよく聞きます。牛脂の融点は40~50度、豚脂は32度程度といわれていますが、融点の違いによってこれらの脂肪を体内に吸収する度合に影響があるのか、また仮に吸収の違いがあるとして体脂肪や皮下脂肪の蓄積にどう関係するのか、具体的にいえば高脂血症や高血圧、脳卒中予防という観点から医学的に見て通説がほんとに正しいのかどうか、医学や栄養学にお詳しい方お教えください。素人考えでは融点が高ければそれだけ吸収しないのでは、という気もするし、スキヤキの脂を食べるのが大好きで、その都度家人からますます太るから止めなさいと注意されるのも癪です。幼稚な質問で恐縮ですがよろしくお願いします。
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融点の違いは脂肪に含まれる脂肪酸のバランスによって違いがでてきます。豚脂は牛脂に比べて、飽和脂肪酸が少なく、不飽和脂肪酸が多いという事だと思います。 私は飽和脂肪酸が悪く、不飽和脂肪酸がいいという事も一概に言えないと思っています。しっかりした成分比はよく分かりませんが、例えばオレイン酸という不飽和脂肪酸が多ければ心臓病を少なくする効果が豚の方があるのかも知れません。 どちらの肉を食べた後でも、しばらくの間血液はくっつきやすくなりますので、やはりネギ類、ニンニクなど血液をさらさらにするものを一緒に食べる事も大切です。 しかしどちらにしてもよくないのは肥満で、一番の循環器疾患のファクターです。 肥満に気をつけながら、おいしく牛を食べればOKでしょう。運動、運動!
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- v_date
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基本的に肉の脂については摂りすぎないことが良いとされています。牛も豚も特に変わりは無いと思いますが、肉の性質的には牛肉の方が体を温める作用があるので、寒い冬にはオススメです。太りすぎを気にしているようでしたら、ぜひ牛の赤身部分も食べるようオススメします。ビタミンBやL-カルニチンなど脂肪代謝を高める成分が多いので、豚よりもダイエット向きです。あとは食べ合わせのコツとして、良質の植物性オイルと摂れば、脂の悪い影響も緩和できます。エキストラバージンのオリーブオイルやごま油などを生卵に混ぜて、つけダレとして食べる方法も良いでしょう。「油は油でしか落とせない!」という絶対原則があるので、悪い油は良い油をプラスすることで体にたまるのを防ぐことができますよ。
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ご回答ありがとうございました。 お答えの内容からすると、牛脂が体に良くないという俗説はウソだと考えていいのでしょうね。ただし牛も豚も脂の取りすぎはよくないとのこと。植物性オイルとの併用が悪影響緩和にいいということは初耳でした。早速実行してみます。
お礼
ご回答ありがとうございました。通説の正否はどうなのかよく分かりませんでしたが、文面からすると特に気にすることもないということでしょうか。 問題は脂肪自体より、運動と肥満防止(カロリー制限)に尽きるのでしょうね。