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柱状改良と鋼管杭

家の新築を計画しているものです。 地盤が軟弱ということで、地盤の補強を提案されたのですが、柱状改良と鋼管杭どちらがよいのでしょうか。 調べてするとみると、柱状改良では、クロムが溶出すると出ていたのですが住人や環境の危険はどうなのでしょうか。家庭菜園はできないのでしょうか。 価格的には鋼管杭のほうが高かったのですが環境を考えた場合、そちらのほうが無難でしょうか。 また、将来撤去するときのコストはどちらがかかるのでしょうか。

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回答No.4

六価クロムの問題は前回に回答しました。 今回は、将来撤去することについて私の見解を述べたいと存じます。 仮に、将来更地にして土地を売却する場合、地中に残存物があるなし(基礎構造物・杭他)を明確 にして売却することになります。万一これらを周知せず売却した場合は、あなたに基礎売却の損害 賠償がかかってきます。 このような事から、基礎杭の撤去も考えて計画されることは非常に良いことだと思います。 本来は、建築会社、設計者(国家資格ありの建築士)の役目であり、義務でもあります。 あなた様から建築会社に比較検討(金額、撤去も考慮して)を依頼されることをおすすめします。 概算ですが、設置は鋼管杭の方が高くなります。改良杭は品質でバラツキがあります但し安価とな ります。 撤去の件ですが、厳密には改良された地盤でも構造物の撤去となります。(土と同等強度の場合は 土となる場合もあります。杭の場合は構造物となり撤去となります。 市街地で、隣接家屋があり騒音振動が規制される場合は、低騒音低振動で撤去する方法があります。 杭の廻りの摩擦を、ケーシングやジェット水・アースオーガー(大きな切りのような物)で掘削し て削減し、クレーンで引き抜く物です。どちらの場合も杭の設置の4倍くらいの費用がかかります。 又発生品は改良杭は産業廃棄物となります。鋼管はスクラップとなり戻り金となります。 鋼管杭の場合は油圧回転で抜く方法もあります。上の工法より安価となります。 鋼管でつばさ杭(羽根がついて回転で抜けるようになっている鋼管杭)もありますが、30年50 年先では、摩擦が大きくなり回転すると鋼管が破断することもあります(但し杭の長さにもよります) 撤去ですが住宅の場所が野原であり、振動や騒音を発生させても問題が無い場合は、鋼管杭の方が 安く撤去出来ます。(ジェット水を併用したバイブロハンマー杭抜き工法) 改良杭や鋼管杭の周辺を大型の掘削機で掘削して、杭を取り出すことも考えられますが、場所と杭 の長さに2よります。(出来れば一番安い工法です) 以上、環境、設置工事費、撤去工事費を総合的に検討した場合、鋼管杭がベターであると言えます。 これらをふまえて、建築会社とうち合わせしてください。 但し杭についての問題は、むしろ土木工事会社、土木専門会社の法が詳しい場合もあります。 但し建築工事の領域です(確認申請、杭の構造計算)建築会社が無難であると思います。 但し、撤去は確認申請以外、建築会社もそこまで責任を持ってくれません。最後は自分の判断とな ります。参考としては指導してくれます。

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回答No.3

調べてみるととありますが、実際に土中の土砂を採取して、固化材を入れて、試験所に出して検査をされたのでしょうか。 その検査結果資料の提供を受けられたのでしょうか。 調査費用は、支払い済みでしょうか。 新築の契約はお済みでしょうか。 基礎は契約金額に含まれているのでしょうか。 契約約款に基礎は別との記載があり、設計変更となるのでしょうか。 当初設計、契約済み、それとも今後契約されるでしょうか。 契約前の調査でしょうか。サービスでの調査でしょうか。 サービスの調査であれば、調査し、提供した業者には責任が発生しないのが原則です。 基礎を含み契約前か、契約済みかによって選定は変わってきますが。どうなんでしょうか。 六価クロム溶出の件ですが、固化剤を変えることで溶出がゼロとは行かないですが法的にはクリヤーします。普通は外部に持ち出しが出来ないためこの工法(固化材の選定)を採用しています。 土中には何もしなくてもクロムは存在します。軟弱地盤、埋め立地盤には特にその性状が見られます。 埋め立て地、盛土などでも充分考えられます。 基礎掘削の残土などでも検査をすると六価クロムは検出されクロムで問題になればその処理に多大な費用がかかります。むしろその方を調査するのが先ですね。 この場合、土地を販売した業者にも責任、賠償がありますね。 このような事から先ず、鋼管杭の方が無難です。割高になりますが。 品質管理的には鋼管の方がすぐれています。 固化材改良の場合は施工の出来不出来が極端に表れます。特に埋め立て、盛土地盤では地質が不連続のため所定強度を杭全長に出すことは困難です。後でボーリング(杭)してコアーを試験する方法もありますが 業者のいいわけ(不合格の場合、不可抗力を主張される場合もあります) まとめますと、鋼管杭が割高でも良いと思います。 但し、六価クロムの問題は、土壌を一度調べることが絶対条件となります。 その結果土砂の入れ替え、かさ上げ覆土などの対策を検討するようになれば更に増加費用が必要になります。 土地の販売者、建築設計会社、販売業者、場合によっては管轄官庁(市町村、区役所、専門家)などと事前に相談され、納得し、情報が公表されても問題が内容に事前に対策をとることが重要です。

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  • houng
  • ベストアンサー率25% (103/397)
回答No.2

クロムの話しは存じませんが、 柱状改良にも色々とあって、穴掘って砂を詰めるサンドパイルから、セメント混ぜて攪拌固結するソイルセメントなどピンキリであります。作業環境(敷地の大きさ、接道条件など)や改良深さ、コスト、地盤条件などで工法を選ぶ必要があります。 一方、鋼管杭は最近では先端に回転翼を設けたものの有り、これだと、逆回転すれば容易に抜くことが出来ます。 一応、構造を専門に生業としていますが、どちらの工法もごくごく普通に使用します。敷地の地盤条件などでケースバイケースで工法は決めますので、相談されている建築士の方にでも比較表などを作ってもらい検討してみてはいかがでしょうか。 地盤改良関連のサイト  http://www.s-thing.co.jp/words/words_sa.htm 鋼管杭  http://www.kenkocho.co.jp/cgi/ss_titoma.asp?K1=1029300&PAGENO=1

参考URL:
http://www.s-thing.co.jp/words/words_sa.htm
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  • donfan777
  • ベストアンサー率22% (8/36)
回答No.1

クロムの件は分かりませんが、我が家の体験から・・・ 我が家の場合も盛土をした軟弱地盤で小口径鋼管杭での地盤改良(地盤補強?)を行いました。 我が家の場合は自沈層の深さが均一ではなく、西から東へ1/3ずつ「3m・5m・8m」となっていたので否応なくそうなりました。 柱状改良は、自沈層が20m以上の深さにあり、直接支持層まで杭がとどかない場合にコンクリートの柱状と地盤との摩擦で地盤沈下を安定させる・・・と聞いたことがあります。(うる憶えですが) 柱状改良しか対応出来ない/小口径鋼管杭しか対応出来ない・・・といった状況でなければどちらでもいいのかな?と思いますが、私見を述べさせていただければ小口径鋼管杭の方が安心かなぁ?と思います。 大地震の際に「液状化現象」が起こった場合に柱状改良ではイマイチ不安ですので(私見ですよぉ) 地すべりが起きて地盤が流れ出しても鋼管杭だけで家を支えてそのまま建っていた・・・なんて話も聞きますから(^^ゞ

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