かぐや姫のなぞ

質問

先日知り合いのアメリカ人に聞かれて困ったのですが、かぐや姫って、地球に何をしに降りてきたのですか。

子供がいないお爺さんとお婆さんを喜ばせるためと答えたのですが、ではなんで成人したら月に帰ってしまうのかと聞かれ、答えられませんでした。

単なる昔話だからどうでも良いといえばどうでもいいのですが、私自身も気になります。どなたかご存知の方がいたら教えてください。

回答No.6

kuniuni · ベストアンサー

曽根先生（花園大）の言葉を借りると、
月の都で罪を犯したかぐや姫は、「穢れた地上世界に片時の間追放され、地上の十年間に種々の精神的苦痛に耐えて半生を生き直す」刑に処せられたということになります。ちなみに、どんな罪を犯したかについてはなにも記されていないそうです。お爺さん、お婆さん（今でいうと３０代の夫婦らしいです（＾＾；）に大切に育てられ、どこが精神的苦痛だったのかと思うのは、私だけ！？

「竹取物語」は、単なる昔話としてだけではなく、結構その裏の裏みないな推理をしている研究者もおおい、なかなか興味深い古典です。

お礼

詳しいご回答有難うございます。「地上で十年間」てことは、かぐや姫が求婚されたのは１１、１２歳ってことですかあ？お爺さん、お婆さんの３０代にもびっくりしましたが。「竹取物語」は求婚者が行方不明になったり、危ない目にあったりと、結構残酷ですよね。ご指摘の通り、暗い裏の裏があるのかもしれません（グリム童話みたい）。

回答No.5

jun95

「かぐや姫が何をしにやってきたのか」という質問は、いかにも、自我の発達した合理的な質問だと思われるのですが、日本人は、何をしに来たかについてあまり考えないところに特徴づけられるのではないでしょうか。
曖昧性への寛容さというか、言語的に説明できないことに美しさを見いだすような性質があるのかもしれません。
私の記憶では、月にいいなずけのような人がいて結婚しないといけないからだったような気がするのですが、これも確かではありません。見聞を広めるために遊びに来たことにしてもつじつまは合うように思われます。

お礼

ご回答有難うございます。「月に許婚が…」や「見聞を広める…」という説もなんとなく説得的ですよね。

回答No.4

geva

外国の人に日本の昔話を説明するのには大変ですよね。文化等の違いから理解されないことは多々あります。
かぐや姫の話しですが、外人に理解させるには以下のようになされたらどうでしょう。

あの話は、昔の有力者達に対する庶民の目から見た風刺物語だと理解しています。子供のいない老夫婦が主役ではなく、かぐや姫に対する有力者の求婚を例えにした風刺物語だということではないでしょうか。
いずれにしろ、天（神）の前では人間は無力であり、逆らう事が滑稽でさえあるということの説明ならば外人も納得するのでは。
同様に、一寸法師などの説明は大変です。桃太郎など、桃から生まれるところの説明には全く納得しませんよ。

お礼

ご回答有難うございます。おっしゃる通り欧米人に日本の昔話を説明するのは大変です。彼らの御伽噺でも非科学的な事も多いだろうに…。

回答No.3

katu-12

私もNO1と同じ話と記憶しています。
余談ですが
月に帰るときかぐや姫が流した涙の意味は
もちろんおじいさん、おばあさんとの別れもつらかったのですが
こんなに可愛がられ、楽しかった地球の記憶がすべて消されてしまう
事に涙を流したそうです。

お礼

そうですか、地球の記憶が消されてしまうのですか。なかなか深い話しだったのですね。いずれにしろ、ご回答有難うございました。

回答No.2

megusama

ここに回答するのは久しぶりだなあ・・・。いやいやそんなことは置いといて＾＾
　私が聞いたのはですね。かぐや姫は月の世界で何か罪を犯してしまい、
罰として、人間界に落されてしまったというものです。
成人になったら月の世界に行くのではなく、ちょうど、懲役（笑）の期間が成人になるまでの間だったのではないかと・・・。
あれ？でもまてよ？何でわざわざ子供の姿で降りてきたのだろう・・・？
う～ん、一つの謎が残ってしまった＾＾・・・・
ま、そこはそこ。御伽話だということで。
何か回答になってないですね、すみません。

お礼

確かに何で子供の姿で降りてきたんでしょうね。これに触れるのはやめときましょう。ご回答有難うございました。

回答No.1

noname#2538

こんにちはon-drugさん。

私の知っている範囲では、かぐや姫は月の住人で、罪を犯した罰として地球に送られた（つまり島流しのようなもの）そうです。
月に帰ったのは、その罪が許されたからです。

お礼

ふーむ、地球行き＝島流しですか…。昔の人は月の世界が素晴らしいと思っていたのでしょうかねえ。いずれにしろ、すっきりしました。有難うございました。