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昔話
桃太郎、かさ地蔵、花さか爺さん、おにぎりころころ、一寸ぼうし、かぐや姫、とにかく非常に多くの昔話、必ずおじいさんおばあさん夫婦ですよね。昔はいくつもの世代同居が普通だったと思うのですが、なぜ昔話はおじいさんおばあさんの2人暮らしの舞台ばかりなのでしょうか。 原作は子供や孫世代との同居だったのが、近代になって削られてしまったのでしょうか。それとも?
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- hum-00
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こんなサイトを見つけたので、貼っておきます。 http://homepage1.nifty.com/miuras-tiger/jiibaanonazo.html >たしかに子に恵まれない→子供や動物を授かって、っていうパターン多いですよね。面白いですね。日本だけの現象なのかなあ 「おやゆび姫」もこのパターンかと思います。
#1です。 ここからは、自説でいきます。 昔語りは、老人のゆっくりしたトーンが一番似合います。 語り手が口伝えで、伝えていくうちに不要な登場人物は、スポイルされてしまったかもしれません。 作り手が若い人物だったとしても、語り手は、やはり老人だと思います。 そして、それは、現在でもそうです。 遠野や、新潟の六日町、現在住んでいるところの講座で、昔語りを聞いたことがありますが、語り手は、例外なく、お年寄りでした。 語り手は、アレンジャーともなり得ます。 主人公とは、言いません。 同世代を重要な役で、登場させたかったのだと思います。
- ruck
- ベストアンサー率44% (589/1321)
私は単純に、子供に恵まれない夫婦だと思っていました。 原作はわかりませんが、私が読んだものには 「子供のいないおじいさんとおばあさんはたいそう喜んで・・・」(桃太郎・かぐや姫) 「子供のいないおじいさんとおばあさんは、その子犬を我が子のように可愛がり・・・」(花さか爺さん) 「小指の先ほどの子供でもいいから授かりますようにと観音様にお願いしたところ・・・」(一寸ぼうし) などの記述があったので。
- dereku
- ベストアンサー率22% (66/294)
御伽草子では「翁」と書かれています。「翁」は字の如く年老いた男性をさします。年老いたと言っても年齢は50前後と思われます。父親は戦(いくさ)等に借出され不在、母親は父親に代わって畑仕事を遅くまでしていたため、祖父母と孫しか家には居なかった。孫には父母より祖父母の方が身近だったためだと思います。
民話収集家、童話作家の松谷みよ子さんの説ですが、おじいさんと、おばあさんのほうが、生々しくないため。 だ、そうです。 あと、ひとつ、民話の語り手と、創作した人物は、仕事にさほど追われることのない、老人では、ないかということです。 こどもに、物語を作れといったら、こどもを主人公にするでしょう。 青少年、成人もおそらく、同年代を主人公、もしくは、重要なファクターとして、登場させることでしょう。 老人が、創作し、語り伝えたため、重要な登場人物として、出てきているということです。
補足
ありがとうございます。 ただどうでしょうか。 大人の自分が子供用にお話を作るとすると、子供を主人公とした話にします・・
補足
たしかに子に恵まれない→子供や動物を授かって、っていうパターン多いですよね。面白いですね。日本だけの現象なのかなあ 昔は多世代同居でしかも子沢山でしたよね 普通の家には、今とは考えられないくらい、子供も大人もいっぱいごちゃごちゃいたはずですよね。それが昔話だとむしろ現代に通じるような孤独な老夫婦という・・ いまだに釈然としませんが、面白現象だと思います