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小論文「日本人イタリア人の生活の違い」
高校生です。大学受験に向けて小論文を書く練習をしています。 問題をやってみたのですが、初めてで何を書いたらよいのかわかりません。 “「次の文を読んで考えたことを600字以内で述べよ。」 「日本人は仕事中心に生活をしているとしたら、イタリア人は週末の休みを中心に生活している。どちらが正しいのだろうか、もし人生が一度しかないのなら、われわれの生きられる時間や年月が限られているとしたら、限られた時間を精一杯楽しむほうが道理に合っているし人間的だ。つまり、イタリア人のほうが正しいということになる。」” こんな問題がありました。 あなたならどんなことを書きますか? 私は、「この意見に反対」・「遊ぶ時間なら定年してからでもたくさんある」・「たまに遊ぶ楽しみがあるからこそ仕事の苦しみにも耐えられる」ということを考えましたがとてもとても600字には及びません。 どのようなことを書けばよいのでしょう?かなり困っています。
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- Elim03
- ベストアンサー率23% (146/632)
ここに回答する類の人間ならば、僕も含めて「600字に及ばない」どころか「1万字でも足らない」と思うでしょう。個性というのはある意味困ったものです。 で、本件の論じるポイントを晒してみると・・・ 1:人種 日本とは違って当然。 2:宗教 同前。 3:文化・歴史 古いという点では同じ。 海に面し魚食という点でも同じ。 絶対存在(イタリアのバチカン。日本の旧・天皇制。)を擁するという点でも同じ。 根本的には違うのに、共通項は意外と多い。 4:経済 歴史的な後進国家でありながら、日本の方が圧倒的に上。 なんでそんなことに? 5:軍事 戦いによって血塗られた西欧にありながら、イタリアは二度の世界大戦で大して役に立たなかったどころか、同盟国の足を引っ張る。 対して、小国ながら、日本は、単独で破竹の勢い(途中で止まったにしても)。 どっちが優れているのか? 反面、能率的に優れているということ、イコール、幸せであるということなのか? そこには、価値観の根本的違いがあるのでは? 6:政治 軍事や経済において強くなければ、政治的な立場は想定的に低下するのは、当たり前。 それがわかっていても、イタリアがのんきなのは? で、おのおの100文字書いただけで、600文字行きます。
- luune21
- ベストアンサー率45% (747/1633)
せっかくの国語カテですし、言葉による比較文化論風というのはいかがでしょうか。 …… 日本語には「精が出ますね」という挨拶言葉があります(ありました?)。この場合の「精を出す」というのは一生懸命働くという意味です。もちろん褒め言葉ですし、「頑張ってますね」より、もっと人間の根源的なものに触れるような言葉に感じます。 「精」とはもともと、最も純粋なもの、優れたもの、核心をなすもの、魂の活動というような意味がありました。 つまり、仕事をする・労働をするということは、日本人にとって最高級の褒め言葉であったわけです。 また、「働く」という字があります。厳密に言えばこれは漢字ではありません。日本で創造された国字です。この語には「勤める」の語感よりとてもポジティブな感じ受けます。この主体的な感覚は字を作ってまで表したい「日本の心」の代表格といえるでしょう。 さらに、「いそしむ」という和語もあります。金田一春彦は、この言葉について「ただ働くだけでは『いそしむ』にはならない。働きながら働くことを楽しんでいること」と書いています。(角川「ホンモノの日本語を話していますか?」(オススメ)) このように「働く」と「楽しむ」は、日本人にとっては反意語ではなく、むしろ親和性のある言葉だといえるのではないでしょうか。 スキーに行くことは楽しい。働くことも楽しい。これは、働かないことでしか楽しみを味わえない国民性よりも、ずっと豊かで厚みのある人生観だといえるでしょう。 …… 上記は私なりの一例です。何が言いたいかというと、「論」というものには説得力のある「証拠」が欲しいのだということです。これによって高校までに培った受験生の教養と総合力が伝わる。そんな論文が望まれているのだと思うからです。あえて繰り返します。論は結論より証拠です。 歴史、哲学、古文、微積分などをただ暗記(学問の死骸)しているだけなのか、しっかり応用できるレベルなのかが問われるのだと思います。 天声人語でもよく古典や有名言説などの引用から始まりますよね。 よくあるところで、 『梁塵秘抄』の「遊びをせむとや生まれけむ」などから始めるのもいいのではないでしょうか。 このようなことを考えていくと、常日頃から引用ノートみたいなものを作っておくことが、非常に有効なことのように思われます ね。
- ikaihsot
- ベストアンサー率37% (289/771)
ご自分の考えがでているようですから、次はこれを広げるようにしていけばよいのではないか、と思います。 「この意見に反対」→なぜなら…と思うからである。 「遊ぶ時間なら定年してからでもたくさんある」→例えばわたしが定年後にしてみたいことは…であり、その理由は…である。 「たまに遊ぶ楽しみがあるからこそ仕事の苦しみにも耐えられる」→自分の経験では…なのでこう思う。 など。まずは箇条書きにしてみて、それを後からつなげても良いと思いますよ。私は実際の試験でも、まず問題を読んで頭に浮かんだ自分の考えを箇条書きにしてみて、それを繋げながら書き上げていくようにしていました。普段から家で新聞を読んで、思ったことを自分の言葉で書きとめていく練習をしていくと良いと思います。 ちなみにイタリアに住む日本人である私は、それぞれの人生の良し悪しは人が決めることではなく、自分が満足できるよう生きていくことが大切なのではないか…、などとこの問題を見て考えました。仕事中心の人生でも、その人が満足していればそれでいいと私は思います。
- 2dai3dai
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まず、自分の意見(反対である)ことを述べておくと良いとおもいます。そのうえで、理由を説明しましょう。 「たまに遊ぶからこそ仕事の苦しみに耐えられる」 では、たまの休みにどんなことができるのか考えて書いてみてはどうでしょうか。旅行にいく・習い事をする・趣味に没頭する。なぜその時間が自分にとって大事なのかを書くのも良いと思います。(新しい発見ができるとか、技術を磨くとか、自分の時間の質が高まるとか) そして、その時間が持てなかった場合を仮定します。いつも休みだったらどうなるのか。だれてしまうのか、張り合いがなくなるのか。 また、私が反対意見を書くとすれば、仕事の中から得られる人間関係のつながりを重んじる意見を入れると思います。休みには家族や恋人と過ごすのでしょうが、親しい人以外にも、いろんな人と出会い、話し、同じ目標に向かって頑張るという行為は仕事でしか味わえないのでは? また、仕事を通じて得られる粘り強さ、達成感を理由にするものよいかもしれません。