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人間の体のイオン化ついて
お恥ずかしい話しながら,社会人になって 初めて 心臓を動かしているのは 心臓の 電気作用だという事を知りました. という事は 人間の体は電気的に中性ではないのですか? ポカリスエットなども「イオンサプライ」といいますが, 人間の体は電子をおびているんですか? 人間の体→細胞→蛋白→分子→原子&電子 なのでしょうか?
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- plexus
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まずはじめに断り書きです。 心臓を動かしているのは電気です。しかし、その事実と「人間の体が電気的に中性ではないか」という疑問は結びつかないと思います。電池だって電気を発しますけど、結局イオンのプラスマイナスの和はゼロで中性ですし。 電子でなくても電気は流れます。 人体は、豊富にあるイオンで電気を流しているのです。 このイオンとは、ナトリウムやカリウム、カルシウム、塩素などが主です。 そしてこれらは心臓の筋肉(や一般の筋肉)を動かす荷電粒子となっているのです。 一般の電池の場合、電子は導線を、電位差にしたがって動いています。つまり電子が電気を導いているということです。 しかし人間の場合、イオンが電気を導いています。 細胞内外の各イオンの濃度勾配(濃いほうから薄いほうに向かってイオンは移動しようとします)や電位差にしたがってイオンは動いています。 濃度勾配や電位差は常に存在するので、 「電気は常に流れてしまうではないか!それでは心臓の鼓動がリズムを作れるはずがない」 と思うかもしれませんが、人体には常にそうならないような制御機構があります。 具体的にはイオンの通り道を塞ぐことによって制御しています。 「でもイオンの方向は一過性(濃度勾配を減らす方向、且つ電位差を小さくさせる方向)なのだから、いずれは電池のように切れてしまうのではないか」 と思うかもしれませんが、人間は食事してエネルギーを得て、 そのエネルギーでイオンを逆向きに移動(すなわち充電に相当します)させているのです。
- 2018
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脳なども電気信号で情報を送っていますよ。 参考にどうぞ。。