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イオンとは…

2I- →I2+2electoron という式がありますが、イオンとは原子がマイナスorプラスに荷電したものですよね?ならば上の式でいえば2つのヨウ化物イオンは2つの電子を放出したことで原子(この場合は分子)になるわけですが、これは相も変わるのでしょうか?例えば液体だったのが気体になったりということです。 理解があやふやで読みにくいところや私の勘違いのため分かりにくいところもあるとは思いますが、ご回答よろしくお願い致します。

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  • koz7291
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回答No.1

 お書きになった式(電子は、“e-”と書きます)の限りでは、相については限定されていません。相がどうなるかは、化学式のあとに括弧をつけて、 (s):固体(solid) (g):気体(gas) (aq):水溶液中で水和された状態 などのように書きます。これらは、温度・圧力などの条件によって、どういう状態かが変わります。例えば、 I-(g):気体のヨウ化物イオン I-(aq):水和されたヨウ化物イオン などという意味です。  お書きになった式のように、相についての情報が書かれていなければ、一般的には、常温・常圧での状態と解釈されることが多いようです。この場合は、ヨウ化物イオンが常温・常圧で裸で(溶媒和されないで)安定に存在しえないと考えられますので、 2I-(aq) → I2(s) + 2e- と解釈される(水和されたヨウ化物イオンが、固体のヨウ素に変化する)のではないかと思います。

noname#172652
質問者

お礼

相の表示が付加されるのですか。いい勉強になりました。ご回答ありがとうございました★

その他の回答 (2)

  • c80s3xxx
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回答No.3

たとえば,Cu(2+) + 2e → Cu なら,液中のイオンから,金属の銅で,電気分解で電極上に析出とか,銅鏡反応で壁に析出とか,あるいはコロイダルに沈殿するとか,いずれにしても相変化がおこるわけ. というわけで,一般的には相変化はおこりうる.でも,これは化学変化のすべてに言えること. ヨウ素の場合,ふつうに I- の水溶液から始めれば,生成するI2は実際には I3(-) の形で水溶液になっていることが多い. もちろん,分子態の I2 として溶けている分もある (平衡が成立). 低濃度の I- に対して,過剰の酸化剤を作用させた場合には,ほとんど I2 で溶けているだろう. このあたりは溶解度とかの兼ね合いもある. Cl- とかは,Cl2 に酸化する実験やると塩素臭がしてくる.Cl2 で揮発してきてるんだろうね.

noname#172652
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました★

  • Saturn5
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回答No.2

I2やO2などの単位はそれぞれの分子同士がファンデルワールス力で結合します。 O2のように分子量が小さくファンデルワールス力が小さいものは常温で気体になり、 I2のように分子量が大きくファンデルワールス力が大きいものは常温で固体になります。 自然界の法則は電荷の変化を嫌います。 ですから、イオンというのは本リアは不安定なものです。 イオンが常温で存在できるのは以下の2つの例です。 (1)イオン結晶中 NaClの結晶のように、陽イオンの横に陰イオンが配列し、全体としての 電荷が消えている。 (2)水中のイオン 水中では陽イオンや陰イオンのまわりに極性のある水分子が水和しています。 これによって電荷のある集団が巨大になり、電荷の変化が小さくなっています。 一般に固体同士の反応は少ないので、イオン反応式のイオンは水中の電離したイオンでしょう。 これが単体になると、分子間力(ファンデルワールス力など)の大きさの違いによって 固体や液体や気体に変化します。

noname#172652
質問者

お礼

問題を解いていると汎用例が掲載されますが大体が水溶液中での話でしかイオンを定義しないというのは固体どうしの反応が起こりにくいから出なかったのですね。 ご回答ありがとうございました★