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灯油の値段について。
去年の暮れから今年にかけて、寒波がきていますが、そのせいで灯油の値段が暴騰しています。 今日の時点で灯油当限が8万円代にのっています。 相場の動きを見ていると、期近でも相当な買い枚数が入っていたりするので、私の予想としましては意図的に業者が暴騰させようとしているように思えて仕方ないのです。また今週以降からは、気温も平年並みに戻るようで、そうゆう影響も考えると、そろそろ値段が落ち着いてもいいのではないかと思うのですが・・。 これらの関連について、詳しい方がいましたら、是非情報を下さい。
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はじめまして。 今の灯油市場に関しては、イラン情勢の緊迫化やテクニカル面の強気を背景にファンドの買い圧力が強い一方、米北東部の温暖な気候や高値警戒感から65ドル水準を上抜けするには至らず、方向性が定まっていないと考えられます。 一方で、石油連盟発表の灯油週末在庫は約2ヶ月ぶりに増加しましたが、年末年始に絡んだ一時的な増加である可能性が高く、マーケットの反応は限定的のようです。業転価格も8万円の大台の乗せており、高値警戒感以外には目立った売り材料が見当たらないのが現状であることも確かです。 短期的にみれば、もう少しの間は価格が上がるのではないかと考えられます。 参考URLのサイトは、詳しい人が多いようです。情報交換をされてみてはいかがでしょうか。
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- cec94340
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>まず、東京市場はWTIではなく、製品市場、ヒーティングオイル市場の影響をうけて動いているという意味でしょうか?今までWTIの原油・ガソリン・ヒーティングオイルを参考にしていましたが・・・。 決定的に影響を受けるのは、Heating Oil市場です。ここを基準に先物を中心に動いています。 他に、原油から精製するコストのことをクラックといいますが、クラックを利用して、運用する例もありますが、このクラックに関しては、企業秘密であり何処の元売も明かすことはありません。ですから、このクラックからディールすることは賢明ではありません。 現実に、このクラック・スプレッドという手法で運用成績が一定している例は最近は殆どありません。 ガソリンは、ガソリン市場です。ただ、日米で、ガソリンの規格が違いますので、同一のものと考えると、考え方が変わります。 基本的には、日本の精製技術は世界一ですので、世界の何処の市場よりも高いというのが常識です。 >また、気象庁の一ヶ月予報などを見ていると、もうそろそろ平年並みの気温になると出ていましたが、そういったニュースが出ても、すぐに灯油が下がることはないのでしょうか? 下がったところは絶好の買い場になります。季節要因や、天気など今の期近には全く関係ありません。
- cec94340
- ベストアンサー率50% (16/32)
業者のいたずらです。 材料から話をしますと、東京市場は、ニューヨークを基準ファンド、商社はディールしています。ここでよく勘違いされる方が多いのですが、ニューヨークといっても、WTIの事ではありません。製品市場、ヒィーテイングオイル市場です。ニューヨークのヒィーティングオイル市場は、2月から7月まで鞘がフラットですから、東京の期近はおかしいという事になります。 しかし、灯油は季節性要因が強く、夏場と冬場では極端に値段が違います。ですから、2月から7月まで鞘が同じという事は通常考えてありえません。このNYは灯油の先行き不安感がこういう鞘を形成させていると考えられます。 去年は、暖冬と、在庫の多さで売られました。通常、灯油商社は年末で在庫のストックをストップさせ、年内で仕入れは終了です。ところが、年末からここまでの寒波でストックが無くなってしまったが、この暴騰の要因です。 内部要因で話をしますと、1月、2月は余剰在庫を処分する限月になりますので、当然、業者は売ります。また、一般投機家が、それに提灯をつけ、現在、踏むに踏めないくらいの値洗い損です。それが全部手仕舞いさせられるまで高いです。 きのう、その期近を左右させている商社が灯油のリッター7円の値上げを発表しました。 未だうれないと思います
補足
とても参考になる御回答を頂きまして、有難うございます。 私は毎日ガソリンと灯油の相場をみて取引をしていますが、経験が浅く、cec94340さんに回答して頂いた内容で理解が不十分な部分がありまして・・。質問させてください。 まず、東京市場はWTIではなく、製品市場、ヒーティングオイル市場の影響をうけて動いているという意味でしょうか?今までWTIの原油・ガソリン・ヒーティングオイルを参考にしていましたが・・・。 東京のガソリン・灯油を扱うのには、どこの相場を参考にすればよいのでしょうか? また、気象庁の一ヶ月予報などを見ていると、もうそろそろ平年並みの気温になると出ていましたが、そういったニュースが出ても、すぐに灯油が下がることはないのでしょうか?
- horaemon
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今回の石油高騰については、寒波襲来前からのことです。 昨年4月の段階ですでに60円台でしたから、やはり中東の産出量の制限、中国など経済発展国の石油輸入量の増大などが拍車をかけており、すでに日本だけの問題ではなく世界的な規模で高騰を続けています。 石油ピーク説もあり、日本の気温だけで相場がどうこういうことではないと思いますが。 私としては当分高値安定が続くものと見ています。 気持ちとしては落ち着いて欲しいですけどね。
補足
御回答いただきありがとうございます。 先物をされているのでしょうか? 先物をするものにとって、いろんなニュースはどういったところから取り入れたらよいでしょうか?
お礼
御回答いただいてありがとうございました。 URLを一度参考にさせていただきます。