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生命情報系の将来
ここ最近、ヒトゲノムが解読されたばかりで今は、とても生命情報が熱くなっている時代だと感じています。自分は今大学一年で2年から学科を決めるんですが、生命情報か電気か迷っています。 生命情報は単純に一番興味があるからです。人のDNAのことやオーダーメイド医療などとても興味がもてました。人のDNAは99.9%はみんな同じで、残りの0.1%で人の個性を作り出している事が分かりました。でも最近注目され始めたばかりの学問で正直、将来の就職が心配です。一方、電気系は、リハビリ工学、福祉工学にもつなげられるし、就職が良いからです。 どっちにするべきでしょうか?仮に生命情報に行ったとして、オーダーメイド医療が実現できる時代がすぐ来るのでしょうか?そういう事が産業の中心になる時代がすぐ来るのでしょうか?とにかく就職が心配です。 生物系に詳しい方。アドバイスくださいm(__)m
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まず、”オーダーメイド(テーラーメイド)創薬”という言葉は90年代くらいから盛んにもてはやされた言葉ですが、製薬会社のプロジェクトとしては現在では以前ほどには使われなくなってきています。ゲノム解読完了前は遺伝子配列情報から個々人にあった創薬されることが期待されましたが、現在の拡大していく製薬ビジネスにおいては、個々人にあわせたような創薬はコスト面で採算に見合わないからです。その代わり、特定の集団で効果のある薬の場合、どのような特徴を持った人に有効なのかを調べるといった、セミオーダー的な創薬が盛んになっていくと思われます。 また、現在製薬会社は非常に巨大化が進んでおり、日本でも吸収合併が行われ将来的には創薬をする製薬会社は2社にまでなるとも言われています(但し、製薬業界は規模で言うなら外資の方が圧倒的に大きいですが)。製薬業界自体はまだまだ巨大化していくでしょうが、大手の製薬会社では一つの薬が数百億~1兆円を超える規模の薬を定期的に生み続けなければならず、淘汰の厳しい世界であるとも言えると思います。一方、創薬ではなく大衆薬を中心にを作る製薬会社では大きな発展はないかもしれませんが、ある程度安定はしているかもしれません。
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- water-cooled
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だいたい、そのような仕事をしているものです。 昨日のニュースによると、癌研でがんの種類により抗がん剤を選択する治療を開始するそうですが、 このような医療は今後も発展すると思います。 まだまだ研究すべきことは多く残されいる世界ですが、実験ではなく計算科学によるアプローチの場合、 手法はすぐに陳腐化するため、一生職があるかといったら不安な部分はあります。
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