こんばんは、自動車学校教官です。まずは『内輪差』と『外輪差』、そして『自車のタイヤの位置』はちゃんと理解していらっしゃいますか?これらが「何の事を言ってるのか、さっぱりわからないやぁ、そんな事はどーでも良いからコツを教えてよ~』だと、マグレで通れても3回に1回は脱輪するでしょうから、運転教本、第一段階の項目11をよく読んで下さい。更に項目5と、項目8も熟読しておきましょう。
さて、上記3点を理解したものとして話を進めます。まずS字内にて左方向へ進む場合ですが、S字の真ん中に線が通ってるのをイメージします。そこを『左前輪』が乗っかるように進んで下さい。S字道幅は3.5メートルです。この状態で進めば、左後輪が内輪差で落ちる事も、左前輪が外輪差で落ちる事も有りません。左前輪の位置がつかみにくい場合は、フロントガラス左下の角より少々前でも良いです。
次に右方向ですが、こちらは先程とは逆です。『右前輪』が道の真ん中を通るのをイメージします。こちらはアクセルペダルのやや前方に右前輪が有るので、わかりやすいでしょう。
それと車の前方3メートルくらいは死角で見えませんので、見えてる部分のみで道の中心を判断しないで下さい。例えば左に進んでいるとして、見えてる部分よりもさらに3メートル手前までS字カーブが続いています。その分を計算に入れて、進行しましょう。
ヤバイと思ったらまず止まる事!2回以上の切り返しは減点対象ですが、停止は何百回止まっても減点が有りません。まず止まって窓から顔を出し、自車の位置を確認して下さい。
お礼
細かく説明していただきありがとうございます。 運転教本を参考にチャレンジしていきたいと思います。