• ベストアンサー

歴史に強いかた歓迎!!

こんにちは!前々から第一次世界大戦はなぜ起きたのか?がはっきり解らなくてずっと疑問です!教科書で習った時は、ただ単語を覚えただけなのでよくわかりません。三国同盟対三国協商とは知っているのですが、詳しく教えてください。 またシベリア出兵についてですが、これは形ではチェコ軍の助けと記憶しているのですが、実際にはロシアの共産主義政策撤廃が目的と頭に入っているのですが(あっているか解りませんが)なぜ共産主義を排除しようとしたのでしょうか?共産主義についても、どなたか教えてください!!!

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Bird1979
  • ベストアンサー率48% (114/236)
回答No.3

>共産主義を排除しようとしたのでしょうか? 1917年にロシア革命がおこり、歴史上初めての本格的な共産主義国家が誕生し、ドイツと一方的に単独講和を行います。欧米・日本など資本主義列強は、一つはドイツへの牽制、二つ目には、このロシア共産主義革命の波が自国に波及することを恐れ、反革命軍(帝政派・白軍)を支援し誕生したばかりのロシアの革命政権を潰すために、共同出兵します。「チェコスロバキア兵救出」は、その大義名分のために掲げられます。 共産主義・社会主義は、資本主義の否定の上に成り立つ社会ですから、当時の資本主義国家(資本家)からは「蛇蝎」のように忌み嫌われます。ロシアにせよ、中国にせよ、共産主義国家の誕生期には(歴史的には)資本家や地主などの富裕特権階級は「人民の敵」として「迫害」されます。(その常軌を逸した例がカンボジアのポル=ポト政権ですね、知識人も含めた「階級の敵」を何百万と処刑します。) 当時の資本主義国家は、日本も含めてほとんどが「制限選挙(財産によって選挙権を認める)」ですよね。(日本の場合、第一次世界大戦当時で、25歳以上の男で、直接国税10円以上の納税者、ちなみにこの条件では、有権者は日本の人口の2.2%にすぎません) したがって、(少なくとも日本に関しては)一部の政治に関与できるのは2.2%の富裕な金持ちの男、に限られていたわけです。その特権の中で、資本家・地主とよばれる一部の富裕者は、自らの利害にもとづいて政治を行っていたわけです。 ここで、共産主義革命が起こったら・・・・。彼らが、自分たちにどういう運命が待ち受けていると想像したか、推測できますよね。 また、ロシア革命ではロマノフ王朝は崩壊し、王家のものは悉く処刑されます。それが日本で再現されたら・・・・、そう「天皇制の廃止」ですね。 これが要因となって、日本は、陸軍の領土的野心もありますが、共産主義革命干渉軍の主力としてシベリア出兵を行います。 >共産主義についても、どなたか教えてください!!! 端的にいえば、資本主義経済システムと政治機構の否定です。そのために、原則的には「生産手段の私有の否定」と「複数政党制を前提としたブルジョア議会政治の否定」を主張します。 これ以上のことは、長くなりますから、参考URLを参照してください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9

noname#16715
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。かなり解りやすかったです。私たち一般の人々からしたら、資本主義は身勝手な考えの主義者たちの集まりと思うのですが、・・・! 共産主義はすごくわかったのですが、いまいち世界大戦について疑問が残ります!世界はこの頃様々な植民地化だけを考慮していたことで起こったのでしょうか?三国同盟や協商はなぜ手を組んだのでしょうか?教えてください。すいません、長くて・・・

その他の回答 (3)

  • Bird1979
  • ベストアンサー率48% (114/236)
回答No.4

>三国同盟や協商はなぜ手を組んだのでしょうか?教えてください。 下記URL、ご参考になるでしょうか。 基本的には、欧州、世界の覇権をかけたヨーロッパ帝国主義諸国間の合従・連衡ですね。長期的な国家戦略の過程における短期的政策の組み合わせともいえると思います。いずれにしても、敵の敵は味方、といいますか「複雑怪奇」ですね。 http://www.sqr.or.jp/usr/akito-y/gendai/20-kokusai.html 縦糸として、イギリス(3C政策)とドイツ(3B政策)の対立 横糸として、バルカン半島における「汎スラブ主義(ロシア)」と「汎ゲルマン主義(ドイツ・オーストリア)」の対立 これらの糸のクロスするところに、三国協商、三国同盟が成立するのではないでしょうか。

noname#16715
質問者

お礼

なるほど、かなり解りました!しかし戦争をするのは昔から天然資源や植民地の争いですね!!いつになったら平和は訪れるのでしょうか?誰にもわかりませんね(悲)

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.2

ご質問が多岐にわたり、それぞれの内容を説明しますと、多大な量になってしまいますので、第一次世界大戦の原因のみ回答いたします。 第一次世界大戦前夜は、ヨーロッパで、民族意識が高まった時期でした。 ドイツ、イタリアの統一、トルコがバルカン半島から大きく勢力を後退させた事による、バルカン諸国の独立などがきっかけでした。 その結果、中欧においては、ドイツの国力が増大し、イギリス・フランスといった既存の強国と、対立するようになります。 イギリス、フランス、ロシアは、ドイツへの対抗として、同盟を結びます。(三国協商) 一方ドイツも、オーストリア、イタリアと同盟を結びます(三国同盟) 一方、バルカン半島の諸国では、独立したものの、それら諸国は、力が弱く、大手勢力の支援を必要としました。 バルカン諸国は、歴史的関・地理的関係から、ロシアやオーストリアに支援を求めました。 そのため、バルカン半島では、ロシアの勢力と、オーストリア(ドイツ)の対立が深まります。 そんな中、サラエボで、オーストリアの皇太子が、セルビア人に暗殺されるという事件が起こります。 当時サラエボは、オーストリア領でしたが、民族的にはスラブ系民族が、圧倒的多数で、同じくスラブ系のロシアがセルビアを支援していました。 オーストリアは、直ちにセルビアに対し宣戦布告、ロシアがセルビア支援により、一挙にドイツとイギリス・フランスも、戦争に突入します。 イタリアは、三国同盟国でしたが、オーストリアとの間に、国境問題を抱えていたため、三国協商側にたち、オーストリアに宣戦布告します。 第二次バルカン戦争に敗れたブルガリアが、セルビアと戦争になり、トルコが、イギリスに実質的に奪われている地区の奪回を求め、イギリス・フランスと戦争になり、一挙に戦争が、世界に広まってしまったのが、第一次世界大戦です。

noname#16715
質問者

補足

ありがとうございます。しかしまだ疑問を抱いているのでお願いします。この頃日露戦争でロシアの勢力が著しく低下したと各国は思い、ロシアに恐怖心を抱かなくなったと記憶しているのですが、そして次にドイツが勢力を上げてきて、ドイツに隣接した国々はドイツに恐怖心を抱きタックを組み、三国協商を組んだのでしょうか?同盟と協商の組んだ理由がいまいちわかりません。同意権同士??教えてください。

  • alpha123
  • ベストアンサー率35% (1721/4875)
回答No.1

世界を戦場に多くの人が亡くなった戦争です。基本的には大国の市場争奪戦争(植民地争奪戦)です。 ヨーロッパ人は中世以降、十字軍など他国への侵略戦争は経験していたが自国で戦争することになったので捕虜の扱いなど「改善」進みました。後にアジアの某国でも都市部が焼け野原になってやっと「戦争はいやだ」意識芽生えました。 ヨーロッパ、アフリカ、中東、中国、インド洋、太平洋、大西洋と全地球的規模です。 (スイスはお金持ちだから金庫守るための傭兵組織が発達、国としては戦争には不参加だがスイス人傭兵は各国で高級得ます) 3国同盟対3国協商は戦争のきっかけではあるが、世界戦争の一部です。同盟国対連合国か。 シベリア出兵は連合国から離脱(ドイツと単独停戦)への制裁みたいな面があります(だからドイツで革命起こった後は各国は兵を引いた)。日本の名目はチェコ兵救出(名目ね)。のちのシベリア抑留はこのとき日本が与えた被害の賠償の側面持ちます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%87%BA%E5%85%B5

noname#16715
質問者

お礼

なるほど大変解りました。当時の日本はロシアやアメリカと違い小国の持ち主なので、力ではなく、ずるがしこいやり方で戦争をしていましたよね?日本人として、昔の日本軍の行動を知るにつれてゾッとします! しかしながら、ご回答ありがとうございました!

関連するQ&A