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アルペンスキー選手のストック
滑降や大回転などのスキーアルペン競技では選手のストックが 必ずといっていいほど曲がっています。両方とも同じ形状なので むしろ曲げてあるのではないかと思いますが。 あれは何か意味があるのでしょうか?
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#No.3です。チョッと訂正を… No.3で書いた「クローチングの体勢でポールを脇に抱え込むと、横腹にポールが当たります。」その他、「ポール」云々について… …すみません。「ポール」は「ストック」の間違いです。 会場に行く前に慌てて書き込んだので、ポールを抱え込むなどとタワケた内容を書いてしまいました。。。 「クローチングの体勢でポールを脇に抱え込むと、横腹にポールが当たります。」 「ポールにカーブをつけることで、よりポールを身体に密着させて」 ↓ 「クローチングの体勢でストックを脇に抱え込むと、横腹にストックが当たります。」 「ストックにカーブをつけることで、よりストックを身体に密着させて」 いやはや、お恥ずかしい。(;^_^)
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- kirailla
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スキーで最もスピードの出る姿勢がクローチングです。クローチングとは膝を落とし、ポールを脇に抱え込んで体の空気抵抗を極力減らした形になります。ちょっと体勢が崩れていますが、写真(1)のような形です。ですからスピードを要求されるDHやGSはクローチングで加速する必要があるんですね。 クローチングの体勢でポールを脇に抱え込むと、横腹にポールが当たります。そのため、No.1さんの書かれているようにポールにカーブをつけることで、よりポールを身体に密着させて空気抵抗を減らすためのデザインです。クロスカントリースキーにもクローチングというアルペンスキーと同じ姿勢がありますが、ポールの空気抵抗をどうの、という程度のスピードではありませんのでポールは真っ直ぐです。 実際にクローチングを行なって滑っている動画をご覧になってください。動画はノルウェーのオールラウンダーの天才スキーヤー、チェティル・アンドレ・オーモット選手のものです。彼の「オリンピックハイライト」の動画はアルベールビルオリンピックとリレハンメルオリンピック出場時のもので、クローチングで滑る様子が良く解ります。 余談ですが、ダウンヒルの場合はクローチングの姿勢だと100km近く出る場合があるそうな…。私はリレハンメルオリンピックの時にDHとGSの会場になったクビートフィエルで働いていたのでオリンピックコースを何度か滑った事がありますが、クローチングなんてコースの中ほどにある緩斜面を除いて恐ろしくてできないような難コースでした。(^_^;) 【参考写真(1)】 http://multimedia.olympic.org/pic/aamodt_gal_l_05.jpg 【参考写真(2)】 http://multimedia.olympic.org/pic/seizinger_gal_l_05.jpg 【参考動画(1)】 http://www.olympic.org/uk/utilities/multimedia/gallery/results_uk.asp?entid=3547&MediaType=vid
- kazuof23
- ベストアンサー率34% (1206/3517)
理由はANo.1サンの言うように少しでも抵抗を減らすため。 GSL競技用ポール形状の例です。
お礼
ご回答ありがとうございました。理解できました。
- horaemon
- ベストアンサー率24% (457/1898)
まっすぐだと滑降のかがんだスタイルでストックを持ったときに、三角形になって後方が開いてしまってポールに当たりやすくなってしまいます。 風圧も防ぐ、ポールをかわしやすい、で体を包み込むような流線型になっているのだと思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。ポールにぶつかって曲がったのかと思ってたのですが、理由があるのですね。
お礼
度々にわたるご回答ありがとうございます。 非常にわかりやすい説明で納得です。 やはり抵抗を意識しなければならないレベルの争いなのですね。 私には怖くてそこまでのスピードは求められませんけど。 これからは不思議がらずにスキーを見られそうです。