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1000万なのに2900万分の火災保険って!?
つい先日、中古の家を1000万の銀行ローンで購入しました。 その銀行経由で火災保険保険の見積もりをとってもらったところ、「この家が全焼した場合、また建て直すのには2900万ほど掛かるので、○○万の火災保険になります。」と、言われました。 しかし、「普通、火災保険は1000万の査定分にしか掛からない、2900万分に掛けるなんておかしい話だ!」と、知人に言われました。 明日、銀行の人に返事するのですが、よきアドバイスをお願い致します!!
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その知人は火災保険についての知識が充分だとはいえません。 火災保険の保険金額を決める際の評価の方法には2通りの考え方があります。それによって保険金額が大きく変わってきます。 ひとつは時価です。これは文字通りその時点での価格を指します。例えば1000万円のものがあるとすると、1年経過すれば経年によって評価額が下がります。例えば来年は800万円、次の年は600万円という感じになります。 もうひとつは新価(再調達価格)といわれるものです。現時点で1000万円とします。経年した時点で同等のものを建築・入手しようとします。しかしその時点では1000万円ではなく1500万円必要かもしれないし800万円しか必要ないかもしれません。火災保険の場合「損失を補填する」という目的と、もうひとつ「同等のものを入手する費用」という考え方もあります。 質問の事例では(評価額が正しいと仮定して)現時点で同等のものを新築するのに2900万円必要な物件が1000万円で売られている、ということになります。1000万円の金銭的価値を守るためだけなら1000万円で充分ですし、もし焼失などした時に同等のもを入手したいと考えるなら2900万円必要ということです。 いずれにしても担当者に保険金額の根拠を説明してもらってください。意味の無い保険に無駄に保険料を払う必要はありません。しかしイザという場面で十分な機能を果たす契約は必要です。
お礼
大変、分かりやすい説明、ありがとうございます。 当初の見積もりでは30万ほどだったのが、 昨日80万ほどの見積もりを見せられ、50万もアップ?とビックリして 思わずこちらに投稿してしまいました。 私になんの知識もなかったため・・反省です。 oshiete-qさん、本当にありがとうございました。