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硫酸アルミニウムカリウムの定量
硫酸アルミニウムカリウムの定量では、アンモニア試薬を加えて沈殿させた後、強熱して重量を定量しますが、このときの反応式はどうなるのでしょうか?? KAl(SO4)2・12H20 + NH3 → KAl(SO4)2 …… なのかなぁと思ったんですが、全然分かりません! どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい!
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アルミニウムイオンは水酸化物イオンの少量存在下で水酸化アルミニウムの沈殿を生じます。 ここでアンモニア水は塩基性水溶液として用いているだけであって、アンモニア自身が反応に関与するわけではありません。 Al^3+ + 3OH^- → Al(OH3)↓ この定量に水酸化ナトリウムは使えません。 水酸化物イオンが多量に存在すると Al(OH)3 + OH^- → [Al(OH)4]^- の反応を起こして沈殿が再溶解します。
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- Ichitsubo
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#1です。 秤量型は、おそらく#2さんのおっしゃる酸化アルミニウムのことでしょう。 また、なぜ塩基性水溶液が必要かですが、 その答えはすでに#1に書いてありますのでもう一度お読みください。
お礼
理解できました◎本当にありがとうございます! とても分かりやすかったです★ 助かりました(*゜∀゜)=3
- DexMachina
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No.1の方の回答に補足させて戴きます。 Al(OH)3はゲル状で水を含んでいるので、これを除くためと、重量を正確に計測しやすくする意味で、 強熱によって乾燥・脱水させて酸化アルミニウムにします。 2Al(OH)3 → Al2O3 + 3H2O ですので、計算の際には注意して下さいね。
お礼
水酸化アルミニウムってゲル状なんですね!知りませんでした…(ノД`)強熱して、酸化アルミニウムに変える!そういえば、高校のときに習った気がしますf^^;ありがとうございました!とっても分かりやすかったです!!助かりました(*゜∀゜)
補足
回答ありがとうございます!この実験ではアンモニア水が反応に関与することはないんですね。知りませんでした((;゜Д゜)) ここで、もう二つ質問しても良いでしょうか? (1)なぜ【塩基性水溶液】がこの実験では必要なんですか?? (2)この実験の際の沈殿型は【Al(OH)3】だということは分かりました!(ありがとうございます)では、秤量型は何になるのですか?秤量型という言葉の意味が調べても、まだ何となく分からないんです…。 もしよろしければ教えていただけないでしょうか?お願いします!