• 締切済み

無線LANの干渉について

インテルの「Centrino」では信号電力が大きいAPを選択しており, 今後電波干渉などを考慮していくと以下の記事にあります. http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051109/224309/ ここで疑問なのですが,SNRやSINR等の指標を見ると電波干渉による 無線品質の劣化を検知できるのでしょうか. 例えば干渉が大きくなるほどSNRが低下するなどの 傾向が見られるのでしょうか. どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら よろしくお願い致します.

みんなの回答

回答No.1

802.11無線LANでは、電波干渉の種類によって、SINRと無線品質の関係が変わります。 2.4GHz帯無線LANに関するご質問と仮定しますと、 この場合2種類の電波干渉が考えられます。 (マルチパスによる自己干渉を除く) 1) ISM機器等、無線LAN機器でない装置からの干渉 2) 同一チャネルを利用する、第三者の無線LAN機器からの干渉 (1)の場合、SINR と無線品質劣化には相関が発生します。 (無線速度毎に復調できるS/N比がある程度決まっているため) しかし(2)の場合は、無線LANのCSMA/CAの仕組みより 与干渉波のレベルが非常に高い場合でも、無線品質はあまり劣化しません。 この場合、無線品質の劣化は、第三者の無線LAN端末の数に依存します。 (無線LAN端末の増加に伴い、パケットの衝突する確率が指数関数的に増えるため)