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アメリカ大統領の政治的失態

テロ事件うんぬんはさておいて、 アメリカ大統領が世論に迎合的であったために生じた大統領の政治的失態についてコメント下さい。 大統領は国民に直接責任を持つことが求められますので、当然、世論迎合的な政治決定をしその後、その決定 が失敗に終わったような事例はあろうかと思われます。 もちろん独断でかまいませんが、説得力のあるご解答を待ってます。

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回答No.2

>世論迎合的な政治決定をしその後、その決定が失敗に終わったような事例 湾岸戦争の終結方法がまさにそれでしょう。 湾岸戦争の時、アメリカ大統領は今のブッシュ大統領の父親のブッシュ(父)大統領でした。 湾岸戦争が始まった当初は、ブッシュ(父)大統領の支持率は90%近くまで上がり、戦争は好調に進められました。 しかし戦争が続く間に戦場の映像がテレビから流れ、イラクの市民が戦争に巻き込まれている状況やアメリカ兵の死亡が伝えられると、アメリカ市民の間に厭戦気分が高まります。 当時のイギリス首相のサッチャーは「フセインの首をとるまで戦争をやめてはいけない」とブッシュ(父)大統領に申し入れをしましたが、早い戦争終結を望むアメリカ世論の流れに逆らえずフセインを捕まえないで戦争を終結しました。 注)当時統合参謀本部議長だったパウエルは戦争終結に賛成していた。 このためイラクにフセイン政権が温存される結果となり、フセイン政権の再度の暴挙を防ぐためにアメリカはサウジアラビアに軍隊を駐留、イラクににらみを利かせています。 ところが、サウジアラビアはイスラム教を唱えたムハンマド生誕の地であり、聖地メッカのある国です。 そのサウジアラビアにアメリカ軍が駐留すると言うことは、ビン・ラディン氏にはイスラム教がアメリカの支配下に入ったことを意味します。 ビン・ラディン氏は反米感情を高め、アメリカからのイスラムの解放運動としてテロを活発化しました。 そのあげくに同時多発テロ事件です。 湾岸戦争の時にブッシュ(父)大統領が世論に迎合せずにフセインの首をとっていれば、アメリカ軍がサウジアラビアに駐留することもなかったし、ビン・ラディン氏の反米感情もそれほど酷くならなかったでしょう。 結局ブッシュ大統領は父親の失敗の尻拭いをする羽目になったわけです。

noname#2813
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 何となくいまのブッシュと、前ブッシュはにてますね。 状況的に。 アメリカは世論に左右される国なんだなと思い知らされますね。

その他の回答 (1)

  • Kokimaro
  • ベストアンサー率16% (5/31)
回答No.1

今がまさにその状態。世界の警察だと勘違いして紛争のあるいろんなトコに爆撃して、結局はNYにテロを受けた。大統領の支持率が下がると必ずといっていいほど、ミサイルのボタンを押している結果と言える。

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