みたびmimi-doshimaです。しつこくてすみません。
探しました。ありました。ここまでくると 執念 ですね。
これをもちまして 私の「嶺岡豆腐」調査は終了いたします。
参考文献
「料理名由来考」
志の島 忠+浪川寛治 著
三一書房 1990年10月 ISBN 4-380-90232-3
P324~326 嶺岡 の項に 料理の由来と作り方の記載あり
千葉県安房郡丸山町(略)ここに県立嶺岡公園があります。(略)ここにはかつて江戸時代に徳川家直轄の嶺岡牧場がありました。(略)江戸時代の末期には牛乳のことを嶺岡といい、牛乳を使った料理に嶺岡の名前がつけられるようになりました。
胡麻1カップ、葛粉3分の2カップ、薄い出汁2カップ、牛乳4カップ、生クリーム大さじ3、塩、酒各少量を鍋に入れて火にかけて木杓子でよく練り、流し缶に移し入れて冷やし、固まったら流し缶から取り出して食べよい大きさに切り分けます。いわば牛乳入りの胡麻豆腐ですが、これが嶺岡豆腐と呼ばれるものです。この嶺岡豆腐には、味噌、味醂各1カップ、砂糖1カップ弱、出汁1カップ、生姜汁か柚子の卸しを加えて火にかけよく練り、冷ましたものを上からかけていただきます。嶺岡の調理上の特徴としては酒を加えること。いろいろな作り方がある胡麻豆腐のなかでも、酒を使うのはこの嶺岡豆腐だけです。(略)
1990年の本?じゃあ8年前に調べたとき、なぜ見つけられなかったの?…自己嫌悪。
でも subさん のおかげで、私の長年のナゾも解けました。
ちょっとレシピが違いますが、下記URLも参考になりそうです。
補足
私もいろいろ調べてみて、梅の花が数多くヒットしたので、思い出しましたが、確か梅の花で食べたと思います。 わざわざ調べて頂いて、お手数をおかけして申し訳ありませんでした。