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アルカリとNi-Hどちらが長持ち?

先日デジカメの説明書で単三アルカリ電池、ニッカド電池(1000mAh)、ニッケル水素電池(1700mAh)の三種類の電池で使用した場合の電圧の変化を書いたものを見たのですが、これではニッケル水素電池が単三アルカリの2倍ほど長持ちするように書いてありました。 しかし、ハロゲン球のライトでニッカド電池(700mAh)を使うと30~40分の連続使用で消えていたのに、単三アルカリ電池では3時間ほど使えていました。アルカリ電池の場合は若干暗くなってからも使い続けていたのでその分は差引かなくてはならないとしても、説明書に書いてあったほど容量が少ないとは思えません。 実際の単三アルカリ電池は、容量としてはどれくらいあるのでしょうか。 また、「n倍長持ち」といったCMが一時期流行りましたが、各メーカーの製品間での差異というのはどれくらいあるのでしょうか。

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  • anisol
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回答No.3

私も同じような疑問を持っていました。 >実際の単三アルカリ電池は、容量としてはどれくらいあるのでしょうか パナソニックのアルカリ単3形LR6(G)の定電流連続放電特性(20℃)のグラフを読みった結果です。 放電電流:容量 (終止電圧:0.9V) 10mA:2700mAh 100mA:2100mAh 310mA:820mAh 1000mA:740mAh 1600mA:650mAh (終止電圧:1.0V) 10mA:2400mAh 100mA:2100mAh 310mA:690mAh 1000mA:530mAh 1600mA:340mAh 参考:ニッケル水素電池HHR160AA/B (終止電圧:1.0V) 310mA:1600mAh 1550mA:1480mAh これより、amukunさんのおっしゃるようにアルカリ電池では大電流でかなり容量が低下することがわかります。また、アルカリ電池はニッケル水素電池に比べて電圧の低下がダラ下がりなので、終止電圧を低くすれば長く使えることがわかります(ハロゲン球のライトが長く使えたのも、これが一因かも。またニカド電池の寿命かもしれません)。 >各メーカーの製品間での差異 東芝のカタログを見ると、東芝の「アルカリ1」とパナソニックのアルカリではほとんど差がないように見えます。機会があれば私も実験してみたいんですけどね。特に100円ショップの電池とか…。 参照したのは紙版のカタログ(2000年版)ですが、松下電池工業の企業ユーザ向けサイト(参考URL)でデータブックなどがPDFファイルで無料でダウンロードできるので、興味があれば覗いてみては?

参考URL:
http://www.mbi.panasonic.co.jp/oembatteries/jp/index.html
Bong
質問者

お礼

たいへんご丁寧な回答恐れ入ります。とても参考になりました。 私の記述に関して、ニカド電池はYUASAの700mAhを新品から使っていたので、寿命ということは考えられません。 ダイエー88円均一愛用者の私としては、富士通の電池(\88/2本)の性能がとても気になります(笑) PDFファイルは、Acrobat Readerはあるのですがハード的に苦しいので残念ながら見るのは難しいです。他人のPCを使う機会があったら見てみようと思います。

その他の回答 (3)

  • zoh
  • ベストアンサー率34% (273/789)
回答No.4

ちょっと気付いたことがあったので、書き込みます。 > MDプレーヤーで低出力機器・・・ > MDが省電力化されたのか、 > デジカメが馬鹿食いするのか・・・ 両方当たりです。まず、MDは実はモーターは時々しか回っていません。何倍速かでデータを先読みして、バッファにためておいては再生する、と言う事を繰り返して、初期の物とは比較にならないくらいの長時間再生が可能になっています。対して、デジカメは電気食いです。特に液晶のバックライトが大電力を消費しているそうです。モニターを切るとかなりバッテリーの持ちが良くなります。

Bong
質問者

お礼

ご教授ありがとうございます。この二つに関しては認識が改まりました。 なるほど、液晶はなんとなく電力消費が少なそうに感じていたのですが、バックライトをディスプレイ全面に当ててそれを液晶で影を作って表示させているわけですから、それは電気を食うわけですね。 それと、うちのMDはかなり古い上にバッテリーがヘタってきて、フル充電からわずか2時間ほどしかもちません。zohさんのお話を聴いて、俄然買い替える気が湧いてきました。

  • kumanoyu
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回答No.2

ニッケル水素電池と違うのかどうか良くわかりませんが、 今日の日経産業新聞に新たに開発されたニッケル電池の記事が乗っていました。 (ネット版には載っていないようですが) デジカメではアルカリ電池よりも(常温で)5倍多く撮影できるが、MDプレーヤーなどの低出力機器ではアルカリ電池とほぼ同等の性能、とありました。 どんな機器に使うかによって違うようです。

Bong
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 MDプレーヤーで低出力機器・・・MDが省電力化されたのか、デジカメが馬鹿食いするのか・・・私は認識を改めなければいけないようです。

  • amukun
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回答No.1

アルカリ電池は容量は充電池よりも多いのですが、大電流を一気に放出するのは不得意です。そういう使い方では、容量が残っているにもかかわらず、電圧が低下してしまいます。充電池は容量が少なくなるまで電圧低下が起きにくいのです。 デジカメでアルカリ電池の持ちが悪いのは、デジカメがまさに大電流を要求する機器であるからです。放電特性が合わないという事です。 デジカメでバッテリー交換表示が出たアルカリ電池を、他の懐中電灯などに入れるとまだまだ使えますよ。 蛇足ながら、目覚まし時計のように小さい消費電力を常に使い続ける機器は、マンガン電池のほうが長く持ちますので、お使いの機器によって電池も使い分けするのが経済的な使い方ですね。

Bong
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 以前アルカリ電池を直列に6本つないでラジコンに使ったことがありましたが、ニッカドの7.2Vよりもはるかに遅かったのを思い出しました。 なぜ電池の種類によって放電特性が違うのかという疑問も当然ありますが、なんか難しそうなので今回はパスということで(^_^)

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