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○○学会専門医
病院のHPの、医師紹介のページ等で 医学博士、○○学会専門医、○○学会認定医等と 書かれている医師と、何も書かれていない医師がいますが、 どう違うんでしょうか。 やっぱり、いろいろ書かれている医師の方が、優秀?な 医師ということですか? 医学博士、~専門医、~認定医とは、どんな医師のことですか? 今は、患者が医師を選ぶ時代と思います。 病院選び、医師選びに、参考になる事ですか。 教えてください。 よろしくお願いします。
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こんにちは。 >今は、患者が医師を選ぶ時代と思います。 まさに、あなたの仰るとおりです。 >医学博士、~専門医、~認定医とは、どんな医師のことですか? 「認定医」とは、特に難しい試験が無くても、研修会等に参加すれば、意外と簡単になれるそうです。 日本の医師は、臨床の経験が豊富な医師よりも「論文の上手な医師」の方が、教授等の肩書きを貰えるそうです。 実際に、執刀経験の極端に少ない医師が、大学病院の「教授」におさまっている事も決して珍しくないようです。 医師は、「肩書き」よりも「経験と実力」を重視するべきです。 そこで、下記の本が非常に参考になるかと思います。 是非、読んでみて下さい。 患者の為の、医療ミスから身を守る術が書き記されています。 ここでの、あなたの疑問が全て解消されます。 正直、私もこの本を購入して、現状の医学に対する姿勢に、よりいっそう厳しい視線を送る事になりました。 「ブラックジャック」のモデルにもなった名心臓外科医の著書等です。 よくある、「病院選びの本」などは、全く足元にも及びません。 良い病院や良い医師を選ぶのは大変ですものね? 健康には、気をつけて下さい。 ・「患者力」で選ぶいい病院 The ranking of good hospital( 伊藤隼也/著) ・これで安心!病院選びの「掟」111 超実用医療ミスから身を守る患者マニュアル (伊藤隼也/著) ・患者力 弱気な患者は、命を縮める(南淵明宏/著)
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- TooManyTroubles
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日本はまだインフラが未熟です。専門医資格の授与に関する共通の規定も、厚生労働省のガイドラインもありません。学会などの自主性に任されています。 たとえばその医師はどこかで別の病院で 専門医を取ったとします。その医師がくれば、病院はそういう風に表示できます。ところがその医師の専門分野はチームワークの総合力(専門の技術者とか)が必要とします。そういう場合、その医師だけの専門医認定であって 施設として十分でないことがあります。このような事情で、施設認定を行っている学会もあります。 専門医制度は、その樹立のために、たくさんの専門医をまず作って会費を集めたりしなければいけません。専門医会ごとにそのレベルはばらばらです。そして、試験をしない資格審査のところもあります。ですから、まあ、ないよりはましですが、あるから安心とはいきません。 まだまだ、日本の医療体制は不十分です。gogosmartさんはまだ若手の感じがしますが、あまり若くなくなった? 私は不要な指導資格や認定資格をどんどん捨てました。
お礼
勉強になりました。 有難うございました。
- gogosmart
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他の方々が書かれている通り、科によって多少難易度に差はあるかもしれませんが、基本的には認定医や専門医の資格はある程度信頼できるのではないかと思います。 例えば脳外科の専門医についてですが、日本脳神経外科学会に入会して7年目に受験資格が得られます。受験の際には、今まで自分が参加した手術100例(執刀医でなくても良い、腫瘍、血管障害、外傷・小児・脊椎などでそれぞれ症例数が決まっている)について、患者名と術式、簡単な経過を書いて受験票と一緒に提出します。 試験は一次試験の筆記と二次試験の口頭試問とに分かれます。筆記試験はマークシートで分野別にA,B,Cと分かれていてそれぞれ75~100問あります。難易度は高いです。一次試験では成績上位者約70%が合格します。 一次試験に合格した人のみが二次試験に進みます。二次試験は口頭試問で、試験官から提示された症例について、手術のやり方などを説明するという形式です。MRIやCT画像を見て、マネキン人形の頭を渡されますので、皮膚はどう切るとか、骨はどう開けるとかを示しながら答えていきます。やはり分野別に分かれており1つのセッションは20分で3セッションあります。 結構大変です。 結局一次試験と二次試験とを合わせて、最初の受験者数の丁度6割が合格します。相対評価であり毎年合格率は殆ど変わりません。医者の世界というのは、いったん大学に入ってしまうと、他の人と純粋に試験で競争するという機会はあまりありません。みんなで協力して勉強して国家試験に受かるという感じです。その点専門医試験は相対評価でしたので普段味わわない緊張感があります。 私も一応専門医の資格をもっておりますが、受験のときは結構大変でした。20代の若いときと違って記憶力は明らかに落ちていますから、覚えるのが大変でしたよ。覚えなければいけない内容もとても多かったですし・・・。とりあえず私の今までの人生の中で受けたどの試験よりも大変だったような気がします。 脳外科の場合は専門医の資格をそんな感じでとりますので、専門医の資格を持っていさえすればすごいというわけではありませんが、ある程度は信頼していただいても良いのではないかと思います。
お礼
勉強になりました。 有難うございました。
- tokioyasubay
- ベストアンサー率45% (517/1140)
わが国は「自由標榜制」といって、医師の国家資格を得れば、経験が乏しくても内科医とか、外科医とか、自由に看板を掲げることができます。 学会の「認定医」は、それぞれの学会毎に制度が異なりますので、一概には言えないのですが、例えば整形外科学会の認定医というのは、整形外科の専門医の集まりの学会(整形外科学会)が試験を行って、それに合格した医師しか名乗れませんので、それなりの経験と学識が必要ということになります。 また、博士というのは、大学院の博士課程を修了する際に論文をかけば与えられますし、医師でなくても、特定の分野で論文を書いて認められれば「医学博士」になれますので、臨床医師としての経験、知識とは全く関係ありません。
お礼
勉強になりました。 有難うございました。
- cirujano
- ベストアンサー率48% (187/389)
専門医や認定医を持っている医師は専門の病気に対してある程度の知識はもっています。これは本当です。もちろん、もっていない医師に知識がないということはないのですが(単に試験をうけなかったということがある)、持っている医師の多くは認定医をとるためにそれなりの勉強をしていますよ。勉強ができる施設で働かないといけないですし。 ただ専門医や認定医にもいろいろあって、簡単なものから難しいものでと千差万別です。 だから、資格を持っていれば安心かというとそうでもないのが事実ですが。。。 外科学会認定医は外科医がいちばん最初にとる認定医であり、これを持っていないとその上の細かな専門医がとれない仕組みになっています。だから、最低、外科医として働くつもりの医師ならほとんどの人が持っています。 内視鏡外科学会技術認定医は合格率が低いので、かなり認定医の価値は大きいと思います。 博士に関しては、研究を行なって大学院を卒業すれば、医学部の場合ほとんど博士となることができます。研究の内容が臨床とあまり関係がないこともあるので、博士だから病気に詳しいかというとそうでもありません。 博士かそうでないかより、専門医を持っているかのほうが医師を選ぶ上で参考にはなります。
お礼
勉強になりました。 有難うございました。
- RyoMoKa
- ベストアンサー率47% (90/190)
原則はみなさんのおっしゃるとおりです。 最近は決まった数の症例数の報告と、試験が行われるのが普通ですが、お年寄りの先生の場合だと、専門医が始まるときの特例で、一定期間その学会に入会していれば試験免除で無条件でもらえている場合もあります。したがって専門知識はあるでしょうが、そのなかでもピンきりです ただし、現在の日本の標榜科目は、医師免許があれば研修を受けていてもいなくても何でも名乗れますので、診療所などで内科だと思っていても医師の専門が実は皮膚科だったり、外科だったりということがありえます。少なくとも認定医や専門医を持っていればその科を専門として数年以上やっていたという保証にはなるとおもいます。
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勉強になりました。 有難うございました。
- ebisu2002
- ベストアンサー率59% (1878/3157)
医学博士は大学での学位ですから、大学などでの研究室に属している方も多く臨床経験とは直接関連しません。 専門医や認定医は各学会が独自の基準で認定しています。ペーパーテストだけでその後の更新制度もないものもありますし、取得が難しいものもあり一概にいえません。 試験などを受ける意志も違いがあり持っていないから優秀ではないとは言えませんが、ある程度の意欲が反映されています。 どちらの呼称が上位なのかの決まりもありませんが両方ある学会では専門医のほうが上でしょうか。 あなたのように医師選びの基準として利用される場合もあり、認定制度が一定の基準をもっていることが確認された学会の専門医は医院の広告に出してもいいことになっています。 ここにだされている領域の受診には参考になりますし、名簿も公開されています。
お礼
勉強になりました。 参考URLも、有難うございました。
- simakawa
- ベストアンサー率20% (2834/13884)
それぞれの所属の学会なりに所属しているというだけで,腕を保証している訳ではありません. 参考にもならないと思います.身内同士の話です. 真面目な先生は当然学会なりに行って勉強しています. 患者の評判がやはり一番です.
お礼
有難うございましたm(__)m
お礼
勉強になりました。 本の紹介も、有難うございました。