- ベストアンサー
日本文学の古典を読むなら
日本文学の古典を読むならコレがオススメ。という本はありますか? 古典といっても徒然草などではなく 明治・大正・昭和文学のなかでお願いします。 ほとんど読んだことがないので、有名なものでも良いです。 当方、主に恋愛小説ばかり読んでいる大学生。 作家でいうと石田衣良、村山由佳、江国香織などです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
ちょうど映画化もされることですし、 三島由紀夫の「春の雪」はいかがでしょうか。 身分違いの恋の話です。 マッチョなヒト、という印象のある三島ですが、風景描写の美しさや心理描写の繊細さは凄いものがありますよ。他に、三島の著作で恋愛ものなら「永すぎた春」などが面白かったです。 わりと傍目にはしたたかに見えるしズルくて弱いとこもあるけど、ある意味純粋なオンナゴコロを描いた作品がお好きそうなので特にそのへんはお好きそうかな~と思います。逆に「潮騒」とかはいまいちとおもわれるかもしれません。 あと、描写の美しさでいえば川端康成や宮澤賢治。 江国がお好きならきっと目の前にぱっと情景が浮かぶんじゃないでしょうか。(そういえば江国香織は最初童話かいてたそうですね) 川端のお勧めは、「眠れる美女」「古都」、 賢治は「銀河鉄道の夜」(<ベタですが・・・)あたり。 あと、さらに童話作家ですが小川未明もすてきです。 なんというか、簡単な言葉しか使ってないのにたまらなく美しい文章です。 「赤いろうそくと人魚」や「野薔薇」が有名ですが、 「月夜と眼鏡」なぞぜひ。
その他の回答 (1)
- hiro0079
- ベストアンサー率35% (666/1860)
こんにちは 明治の文学だと、定番は漱石、鴎外だと思いますが 個人的には、島崎藤村や北原白秋の詩集をおすすめします。 やはり美しい日本語は読んでいて清清しくなります。 例えば、藤村の千曲川旅情の詩や初恋などは 古き良き時代の日本の原風景が目に浮かびます。
お礼
詩集は興味があるのですが 私が風流な人間ではないのか、退屈感を感じてしまいます…。 白秋は父が好きらしいので、また借りてみます。 ありがとうございました。
お礼
とても参考になりました。 三島由紀夫は以前読んで、ちょっと受け入れなかったので 川端康成や小川未明を読んでみようと思います。