数学者はゲーデルとガウス。
ゲーデルは数学基礎論で不確定性原理と言う定理を証明しまして、有名になったのですが、最後精神病になって死んでます。簡単に言うと人間不信に陥りました。奥さんの食事もたまにしか食べなくなって、栄養失調で死にました。…。多分数学者として一番かわいそうな死に方をしたと思います。
ビューティフルマインドは私も見て。気持ちわかりました。数学者って孤独なんですよ。誰も自分の好きなものを、自分の性分を、理解してくれないから。それは周りの家族でさえも、ね。
それに対してガウスは数学の王様と言われる天才でした。この人は人間性もできていて、結構長生きしたようです。ガウスは特に数学の演算法の研究をしていまして、どうやったら簡単に計算ができるのか、と言うことを研究していました。また数学にきちんとした厳密な証明法を持ち出したのもこの人です。この人のお陰で今のしっかりした教科書があります。
俺も哲学者はウィトゲンシュタインが好きです。ウィトゲンシュタインは論理学、言語学、哲学の分野で有名になった人ですよね。
すごく物事を深く考える人で、言語に関する研究を徹底的に行なった人です。言語が間違ってるから倫理ができていないのだ。きちんと考えられる頭があれば馬鹿な衝突は起こらない。と言う考えの持ち主だったようで。でもこの人のお陰で論理学は整備されたんですけどね。ちょっとネクラで融通が利かなかったようですが、後期には自分の欠点を補うように少し自分の思想を移行したようです。言語ゲームというのが有名な造語ですね。最後は自分の人生が幸せだったと思えたようです。紙一重ですよこの人も。この人の兄弟はほとんどネクラで自殺してますから。よく生き残りましたよ本当に。頭良かった分思いとどまれたのかもしれません。
僕は数学者や哲学者の人間性には非常に興味があります。それは自分が人間性をきちんと持った数学者として、将来生きていきたいと思う願望があるからだと思います。
お礼
シュタイナーは名前を聞いたことがあるだけです。 ニーチェは「ツァラトゥストラ」と「悦ばしき知識」だけ読みました。何を言っているのかさっぱりですが、意気昂揚してきます。 ハイデガーは「存在と時間」の最初だけ読みました。 嫌なことがあったときに彼らの哲学はいい処方箋になるのでしょうかね。