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女帝もよいのでは?
このたびの内親王ご誕生まことにおめでたい限りです。 すでに、女帝の可能性の議論が目立つようですが、政府の責任者や、中曽根元総理、野党の党首も女帝賛成(皇室典範の改訂)を唱えておられます。反対論も根強いそうですが、あまり表に出てきません。私も女帝もよろしかろうと存じますが。反対される方のその理由、また、このまま、男子が生まれなかった場合は反対論者はどのような対案をお持ちなのかお聞かせいただきたく存じます。
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私は女帝肯定論者(変な言葉で失礼)ですが、否定論者 の方々の主張を聞いた範囲で書いてみます。 1.宗教的に不味い。(男子以外が出来ない儀式 がある) 2.女帝は異常な事態であって、それを云々する のは非常識(歴史的に、女帝は男子が幼少等の 理由で皇位に付けない場合の繋ぎである) 3.今の段階で論議するのはおかしい (男子が生まれる可能性もある....その他) 4.女帝が結婚したら、夫の立場が変 とまぁ、こんな物でした。 で、ここからは蛇足(私の考えです) 史実上、女帝は10代8人の在位が確認されているわけ でして、その時の先例を見れば諸行事の執行については どの様にしたか(本人が執行したか、代理を立てたか 中断したか)は解るわけで、それ自体も史実上の大問題 とはなっていませんから、1の理由は明らかにおかしい 事になります。 また、繋ぎ云々も種々の事柄から女帝が適当ならそれ でもよろしいかと。(皇極天皇(斉明天皇)は崩御まで 在位していますから、時代の成人で譲位が必須でもあり ません。) 4は論外かな? で、個人的に説得性を感じるのは3です。 今は無事にお生まれになって、世間は祝賀ムードなんで すから、そこに変な議論挟むのは野暮だし失礼でも あるでしょう。
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- north073
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反対論というか、問題点としては、例えば内親王の弟宮が生まれた場合に、皇位の継承順位をどうするのか、といったことがあります。 つまり、「長子相続」と「男系相続」のどちらを優先するのかという問題です。 一般の家でいえば(といってもあまり家督相続なんて話はないでしょうが)、結婚した姉が家督を継ぐのか、弟が家督を継ぐのかということです。 今の皇太子の家に仮に男子が生まれなかったとしても、今後そのような問題が発生する可能性は非常に高いものと思います。 世襲制という、機会平等の理念と違う制度をとっている天皇家に対して、「男女平等」という理念をそのまま適用することはできません。 現在、女帝肯定論で「男女平等」を言っている人は、「男女平等社会」の「象徴」としての役割を期待しているということです。 皇室典範の改正を行うのであれば、そのような理論とは別に、女帝を立てるということを一般的な措置として考えるのか、暫定的な措置として考えるのか、ということを冷徹に検討しなければなりません。 まあ、あんな決まりでがんじがらめになったのもこの100年ちょっとだし、政治的に適当に(いえ、民主的に)皇位を決めるというのも天皇らしくていいのではないかと。
- nozomi500
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中曽根さんがそんなに男女平等を言う人には思えませんが。 ほんとうに「男女同権」をいうのであれば、 もし、次に「弟」が生まれた場合に、「姉」に継承させることができるかどうか。やっぱり「男子」でないといけないと言って、姉をさしおいて弟に継承させるようなら、男尊女卑が続いていることになります。 もう、弟はできないだろう、などと、他所の夫婦関係を他人がどうこうするのはおかしいから、「弟が生まれる」可能性は考えるでしょう。 やっぱり男子(弟)に、と思うのであれば、その可能性がなくなるまで何もしないのが「正解」でしょう。継承は何十年先のことですから。 いま、皇位継承順位のある皇族については、費用が国費負担ですが、継承権のない女子については私費(天皇家の私費だから国費といえるのでしょうが)です。学習院に幼稚園から通っても、男子と女子では学費の出所がちがう。女子に継承権を認めると、秋篠宮家の内親王ふくめ、負担が増える、ということもあるでしょうか。 >このまま、男子が生まれなかった場合は反対論者はどのような対案をお持ちなのかお聞かせいただきたく存じます。 (べつに「反対派」ではないのですが) いまのままでいくと、継承順位は、秋篠宮さんが2位ですが、私のほうがたぶん先に死ぬでしょうから、そのあとがどうなろうと知ったことじゃない。 そんな先まで考えて「対案」が必要でしょうか?その時代にまで天皇制が絶対に必要ならば、そのときになんとでもするでしょう。いままで、いろんなところから引っ張って即位できたから、今の天皇家が存在しているのですから。(源平や南北朝みたいに、それに伴って戦争が起きるような時代でもないでしょう。) そのころには「クローン」で「千代に八千代に」続けられることが可能かもしれません。(なんて言ったら怒られるだろうなあ。)
おそらく反対論者の方が最も問題にするのは、#5の方の問題点4なのでしょう。#5の方が「論外」とおっしゃっているように、ここに深い認識の溝があるのかもしれません。 曰く、確かに女帝の例は過去に散見するが、それらは全て未婚の皇女または皇后・皇太子妃であった皇女なのであり、非皇族の夫を持つ女帝は存在しない。万世一系とは、男系で連続していることであり、女系で連続させることは無価値である。 対案としての通説はありませんが、例えば臣籍に降りた者のうち最も天皇家の血筋に近いものを立てる、という考えがあります。一応、先例としても臣下から天皇になった例(宇多天皇)・皇族に復帰した例(智仁親王など)はあります。この場合、該当者としては、男系で最も近い鷹司家の某氏、女系も含めた血の濃さと旧宮家ということで東久邇家の某氏が噂されています。 その他、あまりここでは書けないようなことも2chなどでしばしば話題となっているのでご覧になってはどうでしょう。
- 1006
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私の意見を言わせていただくと、masahumi-1さんの意見と似ているのですが、、、。 失礼な意見になってしまうかもしれませが、8年間お子様がいらっしゃらなかったという事で、以前は、このままお子様がおできにならないのでは・・・と思った方も多いと思います。 までもだ、この先、2人目、3人目と男のお子さんができるかもしれないのに、もう男のお子さんはできないといってるようなものではないでしょうか? もし、他の宮家に男のお子さんがたくさんいらっしゃったり、今回、男のお子さんがお生まれになった時は、女帝について議論されたのでしょうか?? 私も女性ですし、男女同権ということには、大賛成ですが、本当に、政治家の方々が、男女同権を理由にこの議論をしているのであれば、雅子さま御懐妊とは、関係のない時期に、議論しているはずではないでしょうか?? と私は考えます。自分勝手な意見ですみません。私もこのことに関しては、かんがえてたもので、皆さんのご意見をお聞きしたいです。
- uhee_morihiko
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女帝、全然OKじゃないですかね。 過去にも何人かの女帝が居たわけですし、問題ないでしょう。 皇室典範は憲法では無いので、改正も憲法ほど難しいものでは無いと思います。 何故、憲法に男子継承しか記されていないのか? これは私見ですが、長期にわたる武家支配のおかげで家父長制が一般的になっており、明治になって世界を意識した法造りの際にそのまま推移しちゃったせいだと思いますよ。 幕府というのは、幕(まく)の府(ふ)で、この幕は陣幕の事です。 つまり、常に「臨戦態勢」であり、「戦時中」という事なんです。 戦時に女性が忌諱されていたのは洋の東西を問わず行われていたことですね。 (女性というより血であって、結果的に女性となったのでしょうね) 思いっきり質問とずれて申しわけないです。 ただ、女帝反対の人ってそんなに多くないと思いますよ。 女帝はダメだという理由なんて、そうあるものではないでしょう。 あるのなら、私も知りたいですね。
補足
”女帝はダメだという理由なんて、そうあるものではないでしょう。 あるのなら、私も知りたいですね。” 私もそう思います、だから質問いたしているのです。
女帝が云々以前の問題ですよ。 天皇制度そのもの…ここで引っ掛かってる日本人は結構いるんです。
補足
すみません。私の質問の仕方がまずいのかもしれませんが。できれば、天皇制度には、特に反対ではないが、女帝には反対だという方のお答えを期待いたしております。天皇はどうしても男性でなければならないというその理由を少し聞きたいのです。以前、遺伝学的に y染色体は 神武天皇から今まで不変だから、男でないといけないといわれた方があったと思います、このような意見は少し納得するのですが。
- masahumi-1
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まず女帝になると、ありとあらゆる天皇家が行なう儀式に問題が生じると思います。元々日本の神道は、太古から女性を不浄の者と除外してきています。天皇家にまつわる儀式、場所によっては女性が行なえない、入れない場所があります。 この女帝論議が、男子が産まれた時には起こったのでしょうか?男子が産まれて行なわれた議論なら、非常に意味のある第一歩だと思いますが、弟夫婦が女の子ばかりで長男に子供ができないという状態で議論が起こり、長男もやっとできた子供が女の子だから、女帝というのは今まで女性を蔑視してきた者たちが言うべき事ではありません。 対策はひとつです。自然に消滅して頂く。それでいいのではないのでしょうか?日本の天皇が消滅するだけで、血筋が絶えるという訳ではないし、わたくしは、皇室を必要としていませんが...どうでしょう?何か問題、ありますか?
補足
私の質問とずれたお答えのようです。私は天皇制度のよしあしについて質問しておらず。女帝の反対の方のその反対理由はなにか?ということです。女帝は過去に何人もおられたのですから、儀式に問題が生じることはないと思います。昔の文献を引き出してくれば酔いのですから。
補足
”男系で最も近い鷹司家の某氏”という方がおられるというのは初耳です。そのお方は、父親をずっとたどってゆくと、どの天皇に行き着くのでしょうか?その方が、本当に男系なら、まさに皇位継承第8位といわれる方といえます。私個人としては、その方に継承順位を差し上げたらいかがかと存じます。