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インバーター方式エアコンについて
私の自宅のエアコンはヒートポンプ方式(外気の熱を吸収して室内へ運び、暖房する方式)のため、外が本当に寒い場合は、ほとんどあたたかくなりません。 そこで質問です。 現在エアコンの主流の方式である、インバーター方式と言うのは、外が寒くてもあたたかくなるのでしょうか?
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電気を利用するエアコンは地域によっては効率悪いですよ。 温度が上がらない場合はガスエアコン、温風ヒーター(ファンヒーター)、遠赤ヒーター、ストーブを利用した方が効率的です。 特に、ガスエアコンやファンヒーター・ストーブなどは効率が高いですから、良いですよ。 ちなみに、インバータみなさんがおっしゃるとおりです。 詳しい説明はされてますので簡単に・・・ インバーターとは省エネ方式の一つにすぎません。いわゆるDDやPAMですね。これらは、電力設計上の効率を上げただけで、機構はヒートポンプ式なわけです。まあ、毎年能力は向上してますけどね。それでも、温度が低ければ効果は薄いです・・・ よって、外が寒くても暖かくなるとは限らないということです。
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インバーターエアコンは、電源周波数を変化させてコンプレッサー(圧縮機)を駆動しているモーターを可変制御しています。軽負荷のときは、能力を落として運転し、逆に重負荷ですと、能力を上げて運転します。冬の場合、室温が低い場合は、最大能力で運転します。 一方、通常制御のエアコンでは、室内温度が設定温度を超えると停止し、下回ると運転するという「ON-OFF制御」をしているのです。また、起動時には、運転電流の約3倍の始動電流が流れます。(インバーターでは解消されています。) 「外が本当に寒い時」が、何℃なのかわかりませんが、0℃前後でしたら十分能力が出ています。-5℃になってしまうと厳しいです。 どちらもヒートポンプエアコンに違いはありませんから、外気温度が低下すると、室外機の熱交換器に霜が付きます。(酷いときは全面に氷が張る) これを溶かすためには、エアコンを一時的に冷房運転に切替えて「霜取り運転」を約5分から10分程度行ない、能力の回復を図っています。この霜取り運転が曲者で、外気温度が低いと能力が落ちてしまうのに霜は付き易く、頻繁に霜取りをするから、室温が下がってしまうのです。従って、このような場合は、他の暖房器具との併用が効果的です。また、室内湿度が極端に低いのなら、加湿器で体感温度を上げてしまうというのも一考です。
- rakki
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インバーターの説明は他の回答に任せて、問題の「外が寒くてもあたたかくなるのでしょうか?」について。 お手元の『取扱説明書』にエアコンの『能力線図』というグラフか表があるはずです。 気温の低下とともにエアコンの能力がどんどん低下する様子がわかります。 ヒートポンプ方式のエアコンは、熱をくみ上げるポンプの意味ですから、外に熱が無い、すなわち低温の状態では暖房できなくなります。 このため、エアコン内部に電気ヒーターを装備している物もあります。 寒冷地ではエアコンを暖房に使うことは非常に不経済ですので、購入の際には十分に検討することが必要です。 カタログに掲載されている暖房能力は、標準状態(あまり寒くない時)のエアコンの能力を表示していますから鵜呑みにすると残念な結果を招くことがあります。 エアコンで暖房できない地域では、灯油やガスを熱源にすることをお薦めします。 FF方式にすれば排気ガスが発生することも無く、換気の必要がなくなりますので非常に経済的です。
- zoh
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まずはちょっと解説から。「インバータ」とは周波数、電圧を制御する装置のことです。エアコン場合は室外機の中の圧縮機(コンプレッサー)のモーターを制御するために使われています。 もうちょっと続きます。インバータ方式でないエアコンは、実はフル運転と停止の状態しかありません。「風量調節できるよ?」…それは風量だけなんです。熱交換する部分は「オンとオフ」だけで動いています。対するインバータ方式の場合はモーター(コンプレッサー)を多段階に制御する事で、一気に暖める(フル運転)から、ある程度暖まったら少しだけ暖め続ける、と言った細かい制御をしています。これがいったい何のメリットがあるかというと、「省エネ・電気代節約」です。(冷房も同じです) ということで、インバータであってもヒートポンプ式であることには変わりはありません。厳寒地域であればやはりあまり暖まらないでしょう。手っ取り早く暖めるには、電気を直接熱にかえるセラミックヒーターやハロゲンヒーター・電気ストーブなどを使うか、ガス、灯油などを使った暖房器具にかえることを考えた方が良いかも知れません。 え?私ですか?…以前バケツに風呂の残り湯を入れて、室外機にかけに行ったことがあります。一時部屋は暖かくなりましたが、湯冷めしてよけい寒い思いをしました。夏場、井戸水をホースから少しだけ出して、ノズルで霧にして室外機の空気取り入れ口からかける、これはすごく効きます。水道だと高くつくので、とても出来ませんが。でも、かけっぱなしは室外機壊しそう…。
- p-21
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ヒートポンプ方式というのは 冷媒サイクルについての事であり インバーターというのはコンプレッサーを回すモーターの 回転数制御についての方式の事を言います。 よって別物なんですね さて インバーターについてですが 通常のタイプはコンプレッサーの回転数は一定で 回転数=(120×電源周波数)÷モーター極数(通常4)という事になります から50hzだと1500回転です インバーターはこれを擬似的作り出した周波数を上げ下げしてやる システムです。 よってモーターの回転数が変化します。 変化するとどうなるか? エアコンの能力は 冷媒ガスの循環量で決まりますから モーターの回転数が変われば 能力が可変できるという事です。 インバーターは省エネをうたい文句にしてるでしょうから 低速回転によって 無駄な冷暖房をせず 電気もお得 きめ細かい室温制御が出来る ということになります。 カタログを見ていただければわかると思いますが 上側は公称能力よりも出ていると思います これは 1500回転よりも早くモーターを回す事が 出来るからです。 寒い日は 特に扇風機で室内空気を攪拌してみましょう。
お礼
よくわかりました。 現在のエアコンをインバーターに変えても暖房能力は変わらないということですね。