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再質問・自分の親を愛せない
数日前「自分の親を愛せない」といタイトルで質問を出しました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1771460 回答いただいた皆さんには改めて御礼申し上げます。 前回、最終回答者様の「補足」に書いた通り、いまだ私自身解決できずおります。 前回の質問では字数の関係から「彼が決して『実は愛を求めている』というような状況ではないこと」がご理解いただきづらかったかと懸念しています。 正直、親を愛する気持ちを持つ通常の人(まっとうな人?)には、親を愛するなんて気持ちを持たない人間の気持ちは理解し難いのではと懸念しています。 よろしければ、前回の質問・回答・お礼・補足をお読みの上、アドバイスいただけたらと改めて質問提出する次第です。
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質問者が選んだベストアンサー
前回のご質問も拝読しました。非常に難しい問題です。 法律とは何か、儒教からの「親子観」「こうあるべき、という建て前」・・、でも実際本音として、「親とは何か」「子とは何か」「養育の義務、その実情」「扶養の義務、本当に?」「それでも情とは何か」「それでも血とは何か」・・etc。 私個人は、3歳(正確には2歳半頃)のときに、実親の離婚・離散ゆえに、全く縁故のない、子どものいない夫婦の養女になりました。いいも悪いも、いいよもいやだもなく、です。養親となった女性(つまり養母)は不妊症で、子沢山の自分の兄弟・姉妹たちを非常に羨望し、子をなさない自分に劣等感を抱き、そしてそんな末娘を憐れんだ母親の奔走で、バス停数個離れた場所に「要らない子」を見つけ、首実検し、選択しました(年恰好、年齢、容姿から・・この時点で、彼女は親になるための大きく且つ無意識のミスを犯していたのです。つまり普通は、親は生まれる子を選べないわけですから)。かたやの養父となった男性は養子縁組には初めから懐疑的で、どちらかと言えば、子どもがいなければいないでそんな状況を受け入れ生活しようと考える人でしたが、結局妻とその母親の熱意に妥協した、という感じでした(これは結婚生活の細々とした日常性は、往々にして女性たちの手に委ねられる、という典型です)。 何故その女性は子どもを欲したか。一言で言えば、とにかくそれは「隣の芝生は青く」見えるといったレベルの幼稚さからであり、世間体を取りつくろうためであり(子ども、夫・・それが彼女の家庭の条件だったのでしょう)、更には(これが最大の根拠です)将来自分が年老いた時の不安からなのであり(自分の老後を、子どもにみさせたいという)、彼女が人一倍母性に溢れた人格者だったからでもなければ(彼女は子どもを好きではなかった)、親に棄てられた子どもに慈愛をかける博愛主義者でもなかったわけです。 彼女はお金やもので、そのやって来た養女を釣ろうとしました。つまりこうして恩を着せれば、将来その子は恩義に応えるべく、自分に孝養を尽くすに違いないと考えたのです。でも計算外のことが起きました・・ つまり、養母と異なり、養父という人物はその子に「人間にとって、お金より大切なものがある・・それは精神だ」と、養女に説く人間だったのです。養父自身、4歳で母を、15,6歳で父を失った過去があり、血は繋がらなくとも、こうして縁あって自分たちの家にやって来たその子へかける感情の底には、「同類への愛」が地下水脈のようにありました。その機微がその子へも通じていたせいで、その「父娘」は不思議なえにしで守られていたようです。 70歳で養父は亡くなり、寡婦となった養母は結果的に「育ててやった」養女(これはその養母の言ったままの言葉)に、あっさりと棄てられました。最後の二人の電話での会話; 養母「アンタの親は、アンタを棄てたくて棄てたくてしようがなかったんだ。それを私は拾ってやったんだ。アンタは今までアタシに何をしてくれた? 権利ばかり言って、義務を果たしてないじゃないか(これは養父の死後の遺産処理にあたり、養女に夫の遺産の半分が行ってしまうことに激怒したゆえの発言)」 養女は無言で受話器を置きました。去来した思いは、「もう終わらせましょう」だけでした。 個人的なエピソードを長々と、失礼しました。こんな人為的環境で育った私としては、選びようもなく「親って何か」「子を演じる責任」「自分とは何者であり、何処から来たのか」などなど早い時期から考えざるを得なかったわけですので、先述の回答者さまのように「親を愛せない人は信用できない」というご意見には、単純に肯えないものがあります。もちろん、親を素直に愛している人はある意味こちらに穏やかさが伝わり、ですからそれはそれでいいなあ、とは思いますが、やはり本当は、言うに言えない相克感を抱く人に、それを一生懸命克服しようとあがく人に対し、共感するものを実際多く感じます。
その他の回答 (10)
#10です。 実は私も親との関係の問題ありなのです。 親に対して「素直に」感謝したいのですが、出来ずにいます。今のところはまだそういう気持ちにはなっていません。 今、自分の子供の子育てをしていますが、 この子を通して、今まで見えなかった親の姿が見えてくるような気がします。 今は親にしてもらえなかったことや親の嫌なところを同じようになるまいと意識していますが、 逆に私が親にしてもらったことと同じことを自分の子供にしてやれるかどうかは (ちゃんと成人まで育ててもらって、学校にも行かせてもらってるので) 子供が成人する頃にならないと結果が出ないわけで、 もし子供に自分の親以下のことしか出来なかったら 親のことを批判する資格はなくなり、 もし親以上のことをしてやれたとしても 結局その基礎を作ってくれたのは親であったわけで(反面教師だとしても) いずれにしてもその頃にやっと素直に感謝が出来るのではないかと予測しています。 本物もニセモノもないけど、 感謝するなら心から湧き上がる本物の気持ちで感謝したい。 やっと気がついた時の親は死んでいたといても それは仕方ないのではないかと思っています。 それが私と私の親の人生であるわけで そういうレールがあったのだと思います。 人生は長いですし、 質問者さんの知人さんも今はそういう気持ちですが またいつか変化するかも知れないし、変化しないかも知れない。 いずれにせよ、知人さんは知人さんの親との関係(仲がいいとしても悪いとしても)から その後の人生のための何かを学んでいると思います。 「そういう気持ちなんだね」って ふんふんと聞いてだけあげたらいいのではないでしょうか。 解決なんて誰にも出来ないと思いますし。 本人の心ひとつでどうにでも転ぶ問題なのですから。
お礼
再投稿ありがとうございます。 彼が今後変わるのかどうかは・・・わかりません。
補足
質問を閉めるにあたり回答者の皆様に改めてお礼申し上げます。 今回はかなり自分なりに納得のいく一つの結論にたどり着けました。 本当にありがとうございました
こんにちは >親を愛する気持ちを持つ通常の人(まっとうな人?)には、親を愛するなんて気持ちを持たない人間の気持ちは理解し難いのではと懸念しています。 その通りだと思います。 この件に限らず、経験した人でないとわからない気持ちというのはいろいろあります。 親を愛せないという気持ちは、そういう状況で育った人でないとわからないと思います。 誰でも本当は「親を愛したい」のではないでしょうか? でも、それが出来ないというのはよほどのことだと思います。 親の方が本当に精一杯の愛情を持っていれば子供はそうならないと思いますが、 どこか自分勝手だったり、子供を道具(所有物)のように思っていたり、子供より自分自身がかわいい親とか、 そういうのを感じた子供はそうなるのではないでしょうか。(必ずしもそうとは限らないですが) いずれにせよ、親を愛せない子供は存在します。 親が大好きな人から見たら信じられない気持ちかも知れませんが(わからない人は幸せな家庭に生まれた人なのです)
お礼
>わからない人は幸せな家庭に生まれた人なのです これこそ、彼が一般の人に理解されず苦しんでいた根本の理由なのでしょうね。 >誰でも本当は「親を愛したい」のではないでしょうか? そうなんですよね。 そしてこれは親子間に限らず、全ての人間関係に言えることなのだと思います。 誰も、人と憎しみ合う人生なんて歩みたくないんですよね。 それでも憎みあってしまうことが、人生の不合理であって、かつ人間の苦悩の根本なのかもしれません。 あなたの回答に暖かさを感じました。 投稿ありがとうございました
彼の親がいったいどんな親であるかが分らないから、なんとも言いようがないのですが… 実際、外見上は立派でも子に愛される資格のないような人間もいることは否定できない事実ですから。 将来子どもが生まれてきた場合について語った彼の言葉から察するに 彼は本来、愛情深い人のようです。 だとすれば、彼が親を愛せないのには何かしら原因があるのでしょう。 それを親のせいにしていない点で彼は立派だと思います。 彼が親を愛せないでいる自分を認めるにはそれなりの葛藤があったことと思います。 親の人格を否定せず、かつ自分を否定しない方法として「合わない」と考えることにしたのではないでしょうか。 「合わない」人間同士だから愛情を求めないし、愛情を返さない、 そう彼は決心したのかもしれません。 しかしお互いけんかばかりして「合わない」性格なのにもかかわらず、 強い愛情で結ばれている親子もいますから、ちょっと理屈としては 通らない部分がありますね。 だから質問者さまもすっきりしないのではないでしょうか。 彼の場合もしかすると、親と適当な距離を置くことでお互い傷つけあわずにすんでいる部分があるのではないでしょうか。 扶養の義務は感じるが、出来ればその前に死んで欲しいと言うのは彼の心が冷たいのではなく、扶養するようになったときに彼の心のなかでおきるに違いない葛藤から逃れたいということなのではないかと思います。 親子間の葛藤というものは他人に計りしれないものがあります。 それを質問者さまに話したということは彼が質問者さまを信頼しているということでしょう。 何かしら言葉をかけてあげたいお気持ちは理解できますが、彼の心中は複雑なようなので、ただ気持ちを受け止めてあげればそれで良いのではないかと… 私としては時が解決してくれることを願うのみです。
お礼
>親の人格を否定せず、かつ自分を否定しない方法として「合わない」と考えることにしたのではないでしょうか。 >彼の場合もしかすると、親と適当な距離を置くことでお互い傷つけあわずにすんでいる部分があるのではないでしょうか。 扶養の義務は感じるが、出来ればその前に死んで欲しいと言うのは彼の心が冷たいのではなく、扶養するようになったときに彼の心のなかでおきるに違いない葛藤から逃れたいということなのではないかと思います。 月並みな表現ですが、目からウロコの落ちる思いです。 彼の心の葛藤を私なりに理解しているつもりでしたが、改めてはっきり見える気がします。 丁度、全体像はぼんやり見えていたのだが、もやっと曇りのかかっていた一部分の雲が晴れてすっきり見えるようになった感じとでも言うのでしょうか。 回答いただき感謝の念にたえません。
- cla_kk
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皆さんと同様、愛せないのは仕方がないというか自然なことなのだと思いました。 人間関係というものは相手と自分の双方で作り上げるものだと思います。 その結果、知人の方とそのご両親の現時点での親子関係が「親に対する愛情がない」という関係になってしまったのだということになります。 そういった関係に至るまでには、ご本人たちにしかわからない経緯があったと思われます。 と言ってもご本人たちが思い出せる出来事があったわけでもなく、毎日の積み重ねの結果と申し上げるしかないかもしれません。 ただ、親は子供を教育できます。でも親がどんなに悪くても、子供は親を教育できません。 そういった意味では、知人がそのように至った根本の原因は親にあると私は思います。 現在ですと、そのような親子関係を改善することを怠っているという知人の方にも原因があるといえるかもしれませんが。 しかし、人間関係において正しい・間違っているはないのですから、親子関係においてもお互い現状の関係に満足していれば、愛情がない関係でも全く問題ないと個人的には考えています。 逆に不満であれば改善する手間を惜しんではいけないと思います。 ご投稿を拝読する限り、関係を変えたい意思もないようですし、他人がどう感じようとも妥当な親子関係になるのだと思います。 仮に知人にお子さんが生まれたら、お子さんとの親子関係は自分の意思で一から築けるはずですし、自分の親と同じように愛情のない関係になるわけではありません。 私の推測で恐縮ですが、知人の方は助言がほしいのではなく、そんな自分の考え方の同意がほしくて、質問者様にお話したのではないかと思います。 知人の方の考え方が間違っているとは思えませんし、背中を押して差し上げるのはいかがでしょうか。
お礼
>仮に知人にお子さんが生まれたら、お子さんとの親子関係は自分の意思で一から築けるはずですし、自分の親と同じように愛情のない関係になるわけではありません 私も同じように予測しています。 そして、彼が現在奥さんと幸せな家庭を築いていることは、ひとつの補強証拠になるのではと考えています。 >知人の方は助言がほしいのではなく、そんな自分の考え方の同意がほしくて、質問者様にお話したのではないかと思います。 ご推察通りだと私も思考します。 回答ありがとうございました。
- burigeido
- ベストアンサー率24% (96/385)
前回の質問を見てきました。 読んだ感想としては、仕方の無い事なのではないかと、私は感じました。 彼が言っている様に、親のことが愛せるように生まれ・育ってないのだと思います。育て方と言うか、親がその様に親子間の絆の様な物を教える事を一切しなかったのではないでしょうか? それに、やはり合う合わないはあると思います。それは実の親子間であっても。彼の場合は、そういう育てられ方をしていなかったのに加え、性格的な問題で合う合わないという部分もあるのだと思います。 世の中には、切ってもなかなか切れない縁であるからこそ、親との関係に苦しむ方も沢山見えると思います。 彼とはちょっと違いますが、そこまで酷い事をされて何故親をまだ大事にと思えるの?という方も私の知り合いではいます。 私の知り合いの方は、私が感じる事ですが、愚痴や文句も沢山言ってるけど、何だかんだと親が気になる、親を気にかけてしまう所を見ていると、親に愛して欲しいという気持ちがどこかにあるのだなと感じます。 でも、彼は自分で >そりゃあ、誰だって親と仲悪くなりたいわけではない。 >オレだって出来ることなら、そういう関係になりたかった。 と言っている事から、愛して欲しいと思っていた時代もあったけど、もう彼の中では割り切って今の自分の置かれている状況を考えているのだと感じます。彼も親との関係に悩んで悩んで、今に到達したのではないでしょうか? 彼とご両親がどの様な関係を築いてきたのかまではわかりません。確かに親の扶養義務などは今の彼にとっては嫌々仕方がなくかも知れません。でもそれでも良いのではないでしょうか? 彼は義務だから、育ててもらったから仕方が無いと思っていても、実際に親を見捨てるを実行している訳ではないのですから。 理解に苦しむか知れませんが、彼なりの親孝行の仕方、愛情の示し方(?)として、せめて親が生きていて困っているのなら扶養なりと形だけかも知れませんが助けようと行動を出来るのならば、私は十分な気がします。 アドバイスというか私ならですが、話を聞いてあげるなりするだけでいいのではないかと思います。彼は十分考え抜いてここまで来たのではないかと思いますので。 その上で、もし彼が親をやはり面倒とか見たくなくなり、見捨てたいという事を言うようになるならば、後悔しないかどうかをもう一度もっと考えなさい、とだけ言うと思います。
お礼
>彼は十分考え抜いてここまで来たのではないかと思いますので。 まったく同感です。 彼は彼で、両親を愛せない自分自身というものについて、考えて今の境遇に達しているのだと思います。 回答ありがとうございました
- 3wan
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難しい問題ですね。 親を、子を、兄弟を、愛して当たり前ではないと、私は思います。それができる方には、できない人を寂しい人だとか思うかもしれないけど、元々それを知らなければ寂しいなんて思わないでしょう。 ご友人の親御さんとの二十数年間の関わりは、ご本人にしか分かりませんよね。 愛せないという事実を最近知ったばかりの人間に、彼の考えや感覚 関わり方について、何かアドバイス?意見?・・・何かを言う事はできるのでしょうか? 愛せない関わり、それでも親だから関わらずに生きてはこられなかった・・・。 今後扶養を放棄するつもりが無いのは、関わらずには生きていけないと自覚があるからですよね。決して常識がないわけでもないと感じます。 例えば、ご友人のご両親が他界された時、ご友人はたくさんの後悔をするかもしれないし しないかもしれない。どうあれ、それがご友人とご両親の関わりなんだと思います。 愛情は自分でもコントロールできない感情だと思います。 どうしようもなく湧くもので、抑える事も無理に引き出す事もできないでしょう? 親を愛せない事は、それを知る人には不幸に映るかもしれませんが、知らない本人には不幸だと感じる事はないと思います。 私の感想になってしまい、回答・アドバイスにはなってませんね・・・ごめんなさい。 ただ、歴史ある親子の問題は、貴方がどう対処?するか なんて結論を出せる事ではないと思います。
お礼
>親子の問題は、貴方がどう対処?するか なんて結論を出せる事ではない 先述の通り、私は彼に対し何かしてあげられると考えているわけではありません。 ただ、彼に対し自分の発した言葉に自身が持てなくて、この問題にどう考えるべきか悩んでいるだけのなのかもしれません。 ただ、今あらためて考えるに、この問題は、仮に彼が両親の没後何年経っても、両親への思慕の念が沸かないという仮定で考えないと、正しい結論にはたどり着けないのでは、という気がしています。 >ご友人の親御さんとの二十数年間の関わりは、ご本人にしか分かりませんよね。 愛せないという事実を最近知ったばかりの人間に、彼の考えや感覚 関わり方について、何かアドバイス?意見?・・・何かを言う事はできるのでしょうか? おっしゃる通りです。 私は今、この問題を自分自身に与えられた命題として考えるようになっています。 回答ありがとうございました
- youyouqi
- ベストアンサー率18% (11/58)
前回ご回答ありがとうございます。No.8です。 返答が遅くなってしまい申し訳ありません。 正直難しすぎて回答らしい回答は出来ないと思います。 1回目の回答はほぼ直感的、感覚的に書いてしまったものなので、それに理由付けするのはかなり難しいです。 あの回答を書いたときの私の根底にあったものは 「彼の両親は彼が思っているほど、彼を愛していない」と思ったことです。 だから、彼が両親を愛していないことも、両親を大切にしていないことも、両親はさほど気にされてないのではないかな、と思ったのです。 そして、彼は別に両親からの愛情を求めてもいないし、必要ともしていないと言うよりも、いつかの段階で完全に求めなくなったし、いらなくなったのだと思いました。 ご質問者様が思われていることと方向性が多少違うのかな?と思ったので、彼を否定する理由、根拠を聞かれても答えられないのが現状です。なぜなら私の中では彼の考えを否定したつもりがなかったのです。なんと言うか、彼の言葉から、彼が両親を愛していない代わりに憎んでもいないことが伝わってきたので。。。 ただ、私が両親を大切に出来ない人は信用できないし、嫌い。と書いた理由は、私の周りで両親を何らかの理由で大切に出来ない人は赤の他人を大切に出来ないのを見てきているからです。両親を大切に出来ない人の「愛情」が信用できないのです。そして、そういう人も他人の「愛情」をどこか疑っているように感じます。 それとは逆に親にまったく愛されていない人がそれでもなお心から親を愛し、大切にしている人も知っています。その人は本当に強い心を持った素敵な人でした。 親の「育て方」もあると思いますが、子供の「育ち方」もあるのだな。と感じました。 ご質問者様のご友人の場合、親を愛せないことはさして問題ではないように感じます。親を愛していないのにも関わらず親の老後の面倒を考えていること自体が大切なんだと思います。それできっと十分「親孝行」になるのだと思います。 もしも彼に言うとすれば、「嫌々でもしぶしぶでも親の老後を考え、自分で義務だと思って親を扶養しようと考えていること自体、親孝行になる」と言うことでしょうか。 未熟者の考えにお付き合いいただきましてありがとうございました。
お礼
わざわざの再投稿、本当にありがとうございます。 >私の周りで両親を何らかの理由で大切に出来ない人は赤の他人を大切に出来ないのを見てきているからです 「親を大事に出来ないような人間は・・・」ということは、古来言われ続けている教訓です。 しかし反面中国の一部の習慣のように、やたら一族の結束は固いくせに、外部の人間には驚くほど冷酷なのを見たりすると,一抹の疑問を感じます。 よくある、マザコンなんてのも、親を愛する人間が必ずしも他人を愛するのにマトモとは言いきれない簡単な例でしょう。 「親を大事に出来ない人間は・・・」これがはたして単なる因習であったり、事実に基づかない教訓に過ぎないのか、それとも客観的事実であって、やはり彼には人格的欠陥があるのか、私にはわかりません。、 >「嫌々でもしぶしぶでも親の老後を考え、自分で義務だと思って親を扶養しようと考えていること自体、親孝行になる」 お言葉痛み入ります。 ありがとうございました
- goo2005goo
- ベストアンサー率17% (126/706)
結論から言いますと、何もしないほうがいいですね。せっかくのカミングアウトですから、「そうだったのか。君にもいろいろあったんだろうね」くらいは言ってもいいでしょう。 実は俺も「親を愛せない族」の一人です。そしてそれには当然、理由があります。親子間といえども人間対人間。暴言や暴力、レイプだって起き得ます。そうした理由を一切考慮に入れずに、「孝行をしたい時には親はなし」等の七五調の説教を垂れたところで、「愛せない族」の気持ちは少しも変わらないでしょう。逆に、あなたが軽蔑の対象となるのがオチです。 あなたには彼の過去をどうにもできない。彼の親がやったことも、どうにもできない。でも今の彼に対してはどうですか?過去に何があったのかは知りませんが、それでも彼は自分の家族を愛している。「嫌だけど、いずれは親を扶養しなきゃならないのかな」と悩んでいる。気持ちを理性で押さえ込める素晴らしい青年ではないでしょうか。それでもやはり、親を愛せない彼が気になりますか?問題を何とかしようとするばかりが解決策ではないのですよ。解決できない問題も世の中にはあります。問題を抱えていながらまっとうに生きている彼を評価し、世間の風評からの壁になってあげること、これが今のあなたにできる最大級のことではないでしょうか。
お礼
いえ、私がなんかしてやろうってわけではないのです。 また、私が軽蔑されるなんてのもさしたる問題ではありません。元々、大して尊敬されるほどの人間でもありませんし(苦笑)。 >それでもやはり、親を愛せない彼が気になりますか? いえ、もしかしたら、彼のことが気になると言うより、彼の話しを聞いて私自身が「親子とは」と考えてしまっているって言う方が正直なところかもしれないのです。 あなたのような「親を愛せない族」のお考えを聞けて、本当に参考になります。 「親を愛せる族」の考えというのは、所詮「相手の気持ち・立場」が理解出来ない人間のお説教に過ぎないのではと考えさせられます。 投稿ありがとうございました
- itsunaro
- ベストアンサー率20% (5/24)
親を愛しているかと聞かれ、本当に愛していると思っている人が何人いるのでしょう。嫌いではないと言うのが実は大半なのかもしれません。彼が嫌っているところまで言っているのかどうかは分かりませんけれども。 いまさら彼の育ってきた環境をどうのこうの言っても過ぎたことでどうにもならないですので、原因は飛ばします。それに、彼と直接会って話した訳でもありませんので、追求できませんしね。それと同時に、適切な回答は難しいです。 そんな状況でひとつだけ。彼は自分の子供に愛情を期待しているのでしょうか?彼が自分の子供を愛し、彼も自分の子供に愛して欲しいと願っているのであれば、自分の親を大切にするとよいのではないでしょうか?愛せとは言いませんし、好きになれとも言いません。しかし、子は親の姿を見て育つというのも、少なからずあります。親が祖父母に対し、劣悪な感情丸出しであれば、将来、それが自分に帰る可能性があるでしょう。
お礼
投稿ありがとうございます。 お返事が遅れて申しわけありませんでした。 彼と会う機会があったんで、 >彼は自分の子供に愛情を期待しているのでしょうか?彼が自分の子供を愛し、彼も自分の子供に愛して欲しいと願っているのであれば、自分の親を大切にするとよいのではないでしょうか? このへんの話しをしてみました。 彼が言うには、「自分の子供はすごく欲しいが、子供、特に女の子でも出来ようもんなら、もう溺愛しちゃいそうで、将来嫁に行くときに子離れする自信が無いから、恐くて作れない」なんてことを言ってました。 ただ、これは酒の席で軽く言ってた話なんで、その奥底にどのような感情があるのかまではわかりませんが。 しかし、以前「オレが子供ができたら、自分の親(彼自身)が祖父母(彼の両親)を大事にしてないのは子供にも伝わっちゃうだろうな」 というようなことを言っていたことはあります。
- underware
- ベストアンサー率14% (33/224)
あなたは彼を説得させたいんだと思う。私の友人にも親が大嫌いな人がいます。 でも、基本的には彼の問題なんで。 想像をたくましくすると、親を愛せない人というのは、「親は愛するもんだ」というような社会的な前提(もしくは世の慣わし)で苦しむのかも。 私の場合は、職場であれこれあってどうにも許せない、私より社歴の長い人や社歴の短い人がいます。こういう人が仮に自分の親だったり、自分の子供だったりするとたまらないなと思うことがあるんです。他人だから無視して終わりなんだけど、これが肉親であって、いつかは和解しなければならない(和解したい)となると、それはいつなのか分からないし、とうてい無理じゃないかと思います。 というふうに、自分にあてはめて考えてみたらいかがでしょう。
お礼
>あなたは彼を説得させたいんだと思う。 すいません、ここのところがよく分からなかったのですが、「彼を説得したいんだと思う」と読み替えさせていただくとしたら、そうではありません。 私は彼をなんかしら説得したいわけでも、説諭したいわけでもないんです。 ただ、彼に対しなんという言葉をかけるべきか、はたまたかけないべきかを悩んでいるという方が正解です。 >他人だから無視して終わりなんだけど、これが肉親であって、いつかは和解しなければならない(和解したい)となると、それはいつなのか分からないし、とうてい無理じゃないか 私もこういう考えにいます。 ただ繰り返すと、それで本当に良いんだろうかという迷いから抜けきれないでいます。 投稿ありがとうございました
お礼
非常に考えさせられる回答です。 このような回答をいただき、ほんとうにほんとうに感謝しています。 >この時点で、彼女は親になるための大きく且つ無意識のミスを犯していたのです。つまり普通は、親は生まれる子を選べないわけですから 特にこの部分には、非常にショックを受けました。 養子縁組・貰い子というものに、そもそも通常の親子関係とは根本的に異なる、このような点があるということに、非常に深い含蓄を見出した気持ちです。 >言うに言えない相克感を抱く人に、それを一生懸命克服しようとあがく人に対し、共感するものを実際多く感じます まったく同感です。 一切の汚れた思いも無く、汚いものも見ることなく、自らの純潔・高潔を信じ生きていくのも、一つの人生です。 しかし、汚いものを目の当たりにし、ウソをついたりつかれたり、だましたりだまされたり、泣いたり泣かされたり。人間としての弱さ、汚さ、ずるさ等々、そんなものにまみれながらも、どこか一つキラキラとした人生の真実を捨て去ることが出来ない。 そんな人間を私は尊敬します。 あなたの回答で9割がた、今回の質問における自分自身の答えが出たような気さえしています。(もちろん今後の回答者の方の意見も敬意を持って拝聴するつもりですが) 余談ですが、下記URLの自分の出した回答が、あなたの回答を拝見することで、「あれは正しかったんだ」と自信を持てる気になりました。 ありがとうございましたhttp://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1756616