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哲学と心理学を学べる大学
タイトルの通り、哲学と心理学をいっしょに学べる大学を教えてください。(哲学がメインで、心理学がサブという感じに学べるところを希望しています。)
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哲学を専攻しつつ教養として心理学を学ぶとか,その逆というのなら多くの大学で可能ですが, 哲学と心理学を主専攻,副専攻という形で両立させて卒業するのは日本の大学では困難でしょう。 仮に可能だとしても,両方ともが中途半端になってしまいそうです。 私の知る限り 哲学専攻では古典語を含む複数の外国語に通じることが要求され, 膨大な先哲の思索の跡を批判的にたどり,あるいは他分野の研究成果を参照しながら 徹底的に自分の頭で考え抜くことを鍛えられます。 一方,心理学専攻では 実験,観察,調査,面接といった研究法の実習と統計学に多くの時間を割かれるうえに 分野によっては動物飼育やら機械工作やらプログラミングやらもこなさねばならず, 半ば理系みたいな生活です。 そんなわけで 哲学,心理学の両方を本格的に学びたいのなら, 一方を専攻して卒業した後に他方の専攻に学士入学するのが現実的かと思います。
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- mark-wada
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教育心理学科卒です。 >哲学がメインで、心理学がサブ という希望ですね。教養レベルで心理学を身に付けたいというなら、たいていの大学の文学部哲学専攻で可能だと思います。 一般教養科目として心理学をとったり、他学部・他学科で行われている心理学の講義を聴きに行く、という形で容易にできます。 しかし、本格的に心理学も学びたい、となると問題が。 No.1の方もおっしゃるように、心理学の場合、 統計学やコンピュータも必要になります。 このあたりは、まだ「独学」や「他学科の聴講」くらいで対応できます。 その上で、実験・調査といった「実習」面も必須です。 これらは「独学」や「座学」では済まず、どうしても心理学科でのそれらの実習の授業を受けなければなりません。 哲学科の学生が、それらの実習の授業で受け入れてもらうのは、期待できません。 以上のようにお考えください。