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『守護霊』という概念がある宗教は?

こんにちは。20代後半女性です。 よく昔からテレビなどの特集で『守護霊』について取り上げておりますよね。 今まで深く考えずに見ていたのですが、ふと疑問に思った事があります。 それは、『守護霊』という概念というか『守護霊』というのが登場する宗教というのはどの宗教なのでしょうか? (あるかないかも分かりませんが・・。) おわかりになられる方がいらっしゃいましたらどうぞお教え頂きませんでしょうか?

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  • lightgrid
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回答No.3

「守護霊」という用語を最初に用いられたのは1970年代後半に出版された本「守護霊を持て」(桐山靖雄著)平河出版において、と思います。当時大変よく売れた本でした。桐山氏は阿含宗を立宗された方です。この場合の守護霊は、霊格の非常に高い霊で、阿含経(アーガマ)に基づく仏教の特殊な先祖の霊の供養によって、個人や家に招来するもののようです。そのためには、まず個人や家が霊的に清められていなければならないそうです。 その後、宗教者や、その他の出版物やテレビでも「守護霊」という言葉が頻繁に用いられるようになりましたが、例えばスピリチュアルカウンセラーの江原氏のような多くの方々が用いている「守護霊」とは、誰もが持っているもので、主に先祖の中で本人を見守って指導してくれる霊のようです。既成の仏教宗派で(キリスト教でも)他に「守護霊」というのが登場するのは、基本的にないと思います。 英国の「シルバーバーチの霊訓」では、特定の宗派ではありません(キリスト教でもありません)が、1920年頃に「guardian spirit」とかいう存在が出てくるようです。これが、最近の日本語翻訳本では「守護霊」と訳されているようです。しかし、シルバーバーチは、特定の宗派のものではありません。

noname#15085
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  • toboty
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回答No.2

>『守護霊』というのが登場する宗教  最近の日本では「阿含教」(あごんきょう)でしょうか。ただ、実際に例えば筑摩書房の増谷文雄著「阿含経典 第1巻から第4巻」の全てに目を通しても、そこに書かれていることは全て「生きている人間の精神に関する精細な分析」であってどこにも「守護霊」という概念はありません。ご注意ください。  むしろ、「OH,MY GOOD!」=「ああ、私の神よ!」という西洋の言葉のほうが「守護霊」に近いものがあります。

noname#15085
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  • 2199
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回答No.1

 「守護霊」とう概念はわりと最近出てきた概念だと思います。古くから言われている「守り神」や「守護聖人」ともちがいますよね。これは「宗教」ではなく「御伽噺」の類かせいぜい「民間信仰」あるいは「習俗」に属するものだと思います。まあ、「守護霊」をご本尊にする「新興宗教」もないとはいえませんが。

noname#15085
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