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昔の大リーグが東海岸ばっかりだった理由
大リーグは今はニューヨークやボストンなどの東海岸からカリフォルニアやシアトルなどの西海岸にまで広まりましたが、昔は多くのチームが東海岸に本拠地を置いていました。 たとえばドジャースはロサンゼルス・ジャイアンツはサンフランシスコといずれもカリフォルニア州にフランチャイズがありますが、ドジャースは1956年まで、ジャイアンツも1957年まではニューヨークにフランチャイズがありました。アスレチックスもフィラデルフィア→カンザスシティと来て今のオークランドになりました。 全体的に考えても、50年前の1955年はミルウォーキー・セントルイス・シカゴ当たりが西限で、西海岸にはまったくチームがありませんでした。西海岸に始めてチームが出来るのはその翌々年です。 さらに、本格的に西海岸にチームが拡大するにはもう少し時間がかかりました。地区制度が導入された時はブレーブスやホワイトソックスが西地区所属ということもありました。 なぜ、昔の大リーグはチームが東海岸に偏っていたのでしょうか?
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もともとMLBの前身のナショナルリーグは1876年に8チームで スタートしたのですが、この中に西海岸のチームはありませんでした この時代まだ西海岸は人口も少なくチームの経営が難しかったようです その後アメリカンリーグが1900年に出来ましたが、ここにも西海岸 のチームはありませんでした、西海岸のチームが出てくるのは、1969年 にMLBが拡大政策を採り球団数を増やし、東西のチームによりリーグの 優勝を争うようになってからです、この頃から東西のチームのバランス をとるため、東海岸のチームが西海岸に移るようになったのです、もう この頃はLAX SFO SEA は大都会になり球団経営がやりやすくなりました、
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アメリカという国の成り立ちを振り返ってもわかることなのですが、東海岸のちっぽけな地域からアメリカという国はスタートしています。それから徐々に西に勢力を伸ばしていき、今のような大面積を誇る大国となっています。ですから、メジャーリーグができた当初は東側に大都市が集中していて、西の都市はまだ発展途上でした。ですから、東だけの集中でも特に問題にはならなかったんだと思います。 また、移動技術の発達ということも見逃せません。今は広大なアメリカを常に移動しながらほぼ毎日試合をこなしているわけですから、移動にはジェット機が当たり前です。しかし、ひと昔前となると話は別です。あれだけの距離を数時間で移動するすべはないに等しく、西海岸に球団を置くのは物理的にも無理があったのでしょう。
お礼
ありがとうございました。 その昔大陸横断鉄道関係の本を読んだことでアメリカ史をかじりましたが、100年前はまだまだ東が大都市だったわけですね。
お礼
結局、当時は東西格差がかなりあったのですね。 回答ありがとうございました。