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図書館の設置者の違いはなぜ?
国立国会図書館と自治体が運営する公共図書館について質問です。 前者は立法府、後者は行政府に属しますよね。 どうしてこのような違いがあるのか教えてください。 国会図書館のサイトを見ると国会法により「議員の調査研究に資するため」に設立されたとありますが、国民向けのサービスの比率も増しているでしょうから、行政府に属してもいいような気もします。 一方、国会図書館が「(国会)議員のため」なら、公共図書館が「(地方)議員のため」でいいような気もします。 どちらかと言えば両方とも行政府に属すのでいいんじゃないかと思います。相互貸借等、図書館館の垣根がシームレスになってきている昨今、立法府と行政府に分かれているのは何故でしょうか?
お礼
ありがとうございます。 No.2の方の補足欄を書いた直後に回答を読ませていただきまして、補足質問と回答してくださった内容がかぶってしまいました。 回答者様の文章を読んで大きく大きくうなずいてました。国会図書館なら国立に決まってるのに「国立国会」だなんてヘンテコリンだなぁと思っていたのもすっきりしました。 質問する前にそのくらい読んどけって怒られそうですが、改めて国会図書館のサイトを見て、沿革について読んでみました。回答者様の推測の中で一点、設立時期については貴族院・衆議院の図書館が明治23年、帝国図書館が明治5年と順序が逆なようですが、それ以外はその通りではないかと思えます。
補足
「国会」と「国立」がくっついて「国立国会」になり、立法府の管轄にしたというのは、納得させられました。そこで一つ、回答者様のお考えをお聞きしたいと思います。 地方自治体の方は議会の図書室と公共図書館に分かれていて統一されてませんよね。こちらはどうしてくっつかなかったのか、また、将来はどうなると思われますか? 設置者が一つになれば人事交流も活発になると思います。議会の図書室と公共図書館が一つになれば職員の異動も容易ですし、議員をサポートする司書の数も増えるし、住民への図書館サービスも向上するんではないかと思います。よって私には設置者を分けている理由が分からないし、将来は統一したらいいのではないかと思えますが、いかがお考えでしょうか。