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制度信用銘柄とは……(初心者)
日経新聞の記事で「ジャスダックが××(注・銘柄です)を制度信用銘柄に選定」とありました。制度信用銘柄を用語集で見たのですが、初心者なのでよく理解できませんでした。どういうことなのか、またその銘柄が選定されたことによるメリット、デメリットなどを教えて下さい。
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初心者なのでよく理解できませんでしたということですが、信用取引はご存知ですよね? 信用取引は、株式投資に必要な資金や株式を、証券会社から借りて行う株式取引のことをいいます。 証券会社に一定の委託保証金(借りた資金や株式を返す保証に、証券会社に差し入れる担保)を差し入れるだけで、株式や金銭を持たずに株式売買を行うことができる取引です。 信用取引には、値上がりを期待して、資金を借りて株式を購入する「空買い」と、値下がりを期待して、株式を借りて売却する「空売り」があります。 実際に自己資金で株式を取引する現物取引に比べて、少ない資金で大きな取引ができます。 その信用取引には2種類あります。制度信用取引と一般信用取引です。 制度信用取引は上場内国株券のうち、証券取引所が制度信用取引銘柄として選定した上場銘柄を対象とする信用取引です。 制度信用取引は、証券取引所の規則により、銘柄、品貸料、弁済期限などが一律に決められている取引です。弁済期限は6ヶ月以内です。 一般信用取引は制度信用銘柄以外の上場銘柄の信用取引です。 一般信用取引は、顧客と証券会社との間で、金利、品貸料、弁済期限などの取引条件を自由に決めることができる取引で、1998(平成10)年12月から導入されました。証券会社は、一般信用取引に必要な資金や株式を、社内で調整(担保として預かっている資金や株式を充てる)、または貸株市場から調達します。証券金融会社からの調達は行いません。 つまり、制度信用銘柄に選定されるということは証券取引所が制度信用取引銘柄として選定する基準を満たしているということで一定の信頼度があります。また、制度信用取引の対象となることにより、売買高が膨らむことも考えられます。
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- hidamari3
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非常に大雑把に言いますと・・・ 仮に同じ銘柄でも 「制度信用」で買うと・・・金利は安く済むが、半年で決済しなければならない。 「一般信用」で買うと・・・金利は高いが、原則的に決済期日はない。(株式分割や追証に伴う強制決済はありますが) すなわち仕組みが違うということですね。
お礼
大変ありがとうございました。とても信用取引に手を出すような株式の知識も判断力もありませんが、ご回答を参考に今後、勉強したいと思っています。
お礼
初めての質問でしたが、打てば響くような素早い回答に感謝しています。しかも初心者にもわかりやすい丁寧な解説をありがとうございました。こんな稚拙な質問をせずにすむよう、今後勉強を重ねます。